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英語の数字の聞き取りのコツ|桁・年号・値段を一発で聞き取る練習法

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英語の数字の聞き取りのコツ|桁・年号・値段を一発で聞き取る練習法
えいごろう

英語の数字だけ聞き取りで毎回つまずくのはなぜ?

簡潔な結論

英語の数字が聞き取れない原因は、聞く力より数字を英語の区切りで処理できていないことにあります。

聞き取りを安定させるコツは3つです。

  • 大きな数字はthousand と million の3桁区切りで聞く
  • 13と30は強く読まれる位置で聞き分ける
  • 年号は2桁ずつ、値段は単位を省いた形で待ち構える

今日からできる練習法を見る

本記事では、英語の数字の聞き取りでつまずく原因と、桁・年号・値段を一発で聞き取るための練習法を解説します。

筆者が、数の読み方と年号の言い方をCambridge Dictionaryの英文法解説(English Grammar Today)で確かめてまとめました。

筆者の高正熊生

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材

この記事を読めば、

  • 数字が出た瞬間に頭が止まる理由
  • 桁・年号・値段ごとの聞き取りの型
  • 一人で続けられる数字専用の練習法

までそろうので、会話や試験で数字だけ聞き逃す状態から抜け出せます。

聞こえた音を書き取って弱点を見つける方法は、ディクテーションの効果とやり方で詳しく解説しています。↓

目次
筆者の高正熊生

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材

英語の数字が聞き取れない3つの原因

英語の数字が聞き取れないとき、耳が悪いわけではありません。

多くの場合、聞こえた音を数字に置き換える処理が追いついていないだけです。

原因は大きく3つに分けられます。

原因起きていること
桁の区切り日本語の万・億と英語の thousand・million の区切りがずれている
似た音13と30のように、つづりも音も近い数字がある
読み方の型年号や値段は、ふつうの数とは違う読み方をする

万と3桁区切りのずれ

日本語は4桁ごとに万・億と単位が上がります。

英語は3桁ごとに thousand・million・billion と上がるのが決まりです。

このずれがあるため、英語で聞いて日本語の単位に直すという2段階の処理が頭の中で起きています。

話すスピードが速いと、この換算が終わる前に次の情報が流れてきます。

似た音の数字を聞き分けていない

thirteen と thirty、fourteen と forty のように、10台と10の倍数は音が近い組み合わせです。

ここを「なんとなく」で聞いていると、13と30を取り違える典型的なミスになります。

年号や値段の読み方の型を知らない

1999年を「千九百九十九」の順で待っていると、nineteen ninety-nine と流れてきた瞬間に止まります。

年号や値段には、決まった読み方の型があります。

型を知らないまま聞くと、知っている数字なのに聞き取れないのです。

桁の大きい数字を聞き取るコツ

大きな数字は、3桁ごとの単位を目印にして聞きます。

英文では、1,000以上の数を3桁ごとにカンマで区切って書くのが一般的です。

Cambridge Dictionaryの英文法解説でも、£1,250 や $5,000,000 のように千の位ごとにカンマを打つ例が示されています。

つまり、カンマの位置で読まれる単位が、そのまま耳で聞くときの区切りになります。

カンマの位置で単位を待ち構える

たとえば 3,450,000 は、three million, four hundred and fifty thousand のように読まれます。

million が聞こえたら最初のカンマの左、thousand が聞こえたら2つ目のカンマの左が埋まります。

頭の中に「□,□□□,□□□」の枠を用意して、聞こえた順に数字を入れていく感覚です。

イギリス英語では hundred のあとに and が入る読み方がよく使われ、アメリカ英語では and を入れない読み方もよく聞かれます。

日本語の単位との対応表

英語の単位と日本語の単位の対応は、次の表で覚えておくと換算が速くなります。

数字英語の読み方日本語
1,000one thousand千
10,000ten thousand1万
100,000one hundred thousand10万
1,000,000one million100万
10,000,000ten million1,000万
100,000,000one hundred million1億
1,000,000,000one billion10億

特に間違えやすいのが、ten thousand=1万と a hundred thousand=10万という組み合わせです。

ここだけは表を見ずに言えるまで、口に出して覚えてしまいます。

a hundred と one hundred の違い

Cambridge Dictionaryの英文法解説では、ふつうは a hundred・a thousand・a million と言い、数を強調したいときだけ one hundred のように言うと説明されています。

聞き取りでは、冒頭の a は「1」のことと覚えておくと迷いません。

また、two hundred のように数字のあとに来る hundred には複数形の s が付きません。

hundreds of のように s が付いたら、具体的な数ではなく「何百もの」という大まかな量を表しています。

13と30を聞き分けるコツ

10台の数字と10の倍数は、強く読まれる位置で聞き分けます。

Cambridge Dictionaryの発音記号では、thirteen は後ろの teen に、thirty は前の thir に強勢の記号が付いています。

数字強く読む位置聞こえ方の目印
13 thirteen後ろの teen語尾の「ティーン」が長く強い
30 thirty前の thir語尾が短く弱く終わる

語尾の長さで判断する

teen は母音が長く伸び、語尾にnの音で終わります。

一方で thirty の語尾は短く、すぐに音が切れます。

語尾が伸びてnで終われば10台、短く切れれば10の倍数というのが、いちばん簡単な見分け方です。

アメリカ英語の t の音の変化

同じ辞書のアメリカ英語の発音記号では、thirty の t に、ラ行に近い音に変わることを表す記号が付いています。

そのため、アメリカ英語の thirty は「サーディ」や「サーリィ」のように聞こえることも。

thirteen の t は強勢のある音節の頭にあるので、はっきりした t の音のまま残ります。

t がやわらかく崩れた音 が聞こえたら、10の倍数だと判断できます。

聞き取れなければ聞き返す

実際の会話では、聞き分けに自信がないときは確かめるのがいちばん確実です。

「Thirteen? One three?」のように、1桁ずつ言い直して確認する方法がよく使われます。

値段や時間のように間違えると困る数字ほど、聞き返す一言を用意しておきます。

聞き返しに使える表現

Sorry, was that thirteen or thirty?(13ですか、30ですか)

Could you say that number again?(その数字をもう一度言ってもらえますか)

年号の聞き取りのコツ

年号は、ふつうの数とは違う読み方をします。

Cambridge Dictionaryの日付の英文法解説には、年号の読み方が次のように示されています。

年号読み方
1492年fourteen ninety-two
1700年seventeen hundred
1801年eighteen hundred and one/eighteen oh one
1908年nineteen oh eight
2000年two thousand
2003年two thousand and three/twenty oh three
2012年two thousand and twelve/twenty twelve

2000年より前は2桁ずつ

2000年より前の年号は、前の2桁と後ろの2桁に分けて読むのが基本です。

1492年なら、14と92に分けて fourteen ninety-two です。

4桁の年号を2桁の数字2つとして聞くと、千の位から順に待つクセが抜けます。

0は oh と読まれる

1908年のように間に0が入る年号は、0を oh と読んで nineteen oh eight になります。

oh を感嘆の声や別の単語と取り違えると、年号全体が聞き取れません。

年号の途中で「オウ」が聞こえたら、0の位置と覚えておきます。

2000年以降は2つの読み方がある

2000年以降の年号には、two thousand and twelve のような読み方と、twenty twelve のような読み方の両方があります。

どちらが使われるかは話し手によって違うため、両方の型を知っておく必要があるでしょう。

twenty が聞こえた直後に2桁の数字が続けば、20XX年だと判断できます。

値段の聞き取りのコツ

値段は、単位や小数点の読み方が省かれやすいので、型を知っておかないと聞き逃します。

ドルとセントの読み方

$4.99 のような値段は、four dollars and ninety-nine cents と単位まで言う読み方があります。

日常の会話では、four ninety-nine のように単位を省いて数字だけを2つ並べる言い方もよく使われるものです。

前の数字がドル、後ろの数字がセントと考えると、店や電話での値段が聞き取りやすくなります。

大きな金額は単位を目印にする

$1,250 のような金額は、one thousand two hundred and fifty dollars のように読まれます。

ビジネスの場面では twelve fifty のように2桁ずつ読まれることもあるので、文脈で桁を判断するのが基本です。

dollars が最後に来るので、金額の単位は最後まで聞いてから確定させます。

小数点は point と読む

3.5 のような小数は、three point five のように小数点を point と読みます。

point の後ろは、1桁ずつ数字を読むのが基本です。

割合や統計の数字が出るニュースやプレゼンでは、この読み方が頻繁に出てきます。

日付・時刻・電話番号を聞き取るコツ

日付・時刻・電話番号も、それぞれ決まった読み方の型があります。

日付は序数で読まれる

Cambridge Dictionaryの英文法解説によると、日付には first・second・third のような序数を使います。

書くときは 3rd January のように省略しますが、話すときは the third of January のように the と of を入れて言うのがふつうです。

the が聞こえたら日にちが来る合図ので、the のあとの序数を日にちとして聞き取ります。

アメリカ英語では January third のように、月を先に言う順番もよく聞かれます。

時刻は2つの数字を並べて読む

7:45 は seven forty-five のように、時と分を2つの数字として並べて読みます。

quarter to eight のように、15分を quarter と言う表現もあります。

to は「〜分前」、past は「〜分過ぎ」を表し、時刻の聞き取りで混乱しやすい代表例です。

電話番号は1桁ずつ読む

電話番号は、数字を1桁ずつ区切って読むのが基本です。

0は年号と同じく oh と読まれることがあり、zero と読まれる場合も。

同じ数字が2つ続くと、double five のように double を付けて読む人もいます。

メモを取りながら、区切りのハイフンの位置で一度止まる意識を持つと聞き逃しが減ります。

英語の数字の聞き取りを鍛える練習法

数字の聞き取りは、量をこなせば確実に速くなる分野です。

ここでは、一人でもできる練習を4つの段階に分けて紹介します。

STEP
数字を英語で声に出す

目に入った数字を英語で読み上げます。

自分で言えない数字は、聞いても処理できません。

STEP
数字だけを書き取る

ニュースや音声教材を流し、聞こえた数字だけをメモします。

答え合わせで間違えた型を記録しておくのがポイント。

STEP
数字を含む文をまねて言う

書き取った文を、音声に少し遅れて同じように口に出します。

強勢の位置まで真似ると、13と30の区別が身につくはずです。

STEP
会話で数字をやり取りする

値段・日付・時刻を相手に言ってもらい、聞き取った数字を言い返して確かめます。

身の回りの数字を英語で読む

レシートの金額、時計の時刻、カレンダーの日付など、目に入る数字を片っ端から英語で読みます。

特に4桁以上の数字は、頭の中でカンマを打ってから読む習慣をつけましょう。

言えるスピードが上がるほど、聞いたときの換算も速くなります。

数字だけのディクテーション

文全体を書き取るのは負担が大きいので、最初は数字だけに絞って書き取ります。

間違えた数字は、桁・似た音・読み方の型のどれでつまずいたかを分けて記録するのがコツです。

自分がどの型で間違えるかが見えるので、練習の重点がはっきりします。

書き取りの基本の進め方は、ディクテーションの効果とやり方の記事でまとめています。↓

シャドーイングで強勢をまねる

数字を含む英文を、音声に重ねるように口に出すのがシャドーイングです。

thirteen と thirty のように強勢で区別する数字は、自分で言い分けられると聞き分けもできるようになります。

やり方の詳細は、シャドーイングの2種類のやり方の記事で解説しています。↓

会話で数字を言い返して確かめる

最後は、相手が言った数字を聞き取り、その場で言い返す練習です。

音声教材は同じ読み方をくり返しますが、人によって速さや読み方の型が違います。

実際の会話では聞き返しも含めて練習できるので、オンライン英会話のように相手がいる場で試すのが近道です。

毎日少しずつ型を変えて練習すると、数字の聞き取りは偏りなく伸びます。

1日15分を目安にした1週間のメニューの例です。

曜日練習する型やること
1日目桁の大きい数字身の回りの4桁以上の数字を英語で読む
2日目13と3010台と10の倍数を交互に言い、強勢を確かめる
3日目年号歴史の年号を2桁ずつ区切って読む
4日目値段レシートの金額をドルの読み方で言う
5日目日付と時刻予定表の日付と時刻を英語で読み上げる
6日目数字の書き取りニュース音声の数字だけを書き取る
7日目会話数字を含むやり取りを相手と試す

1週間が終わったら、6日目の書き取りで間違えた型をもう一度1日目から回します。

苦手な型に練習の時間を寄せることが、聞き取りを早く伸ばすいちばんの近道です。

練習のたびに、聞き取れなかった数字とその型をノートに1行ずつ残します。

桁・似た音・年号・値段のどれで間違えたかを数えると、次の週に回す型が決まるはずです。

TOEICのような試験のリスニングでは、時刻・値段・人数などの数字が設問の答えになる場面があります。

設問を先に読んで、どの数字を聞き取るべきかを決めてから音声を聞くと、聞き逃しが減ります。

パートごとの聞き方は、TOEICリスニングのコツの記事で詳しく読めます。↓

英語の数字の聞き取りのよくある質問

英語の数字が聞き取れないのはなぜですか?

日本語の万・億と英語の thousand・million の区切りがずれていて、換算が追いつかないことが主な原因です。

13と30のような似た音や、年号・値段の読み方の型を知らないことも原因になります。

13と30はどうやって聞き分けますか?

13の thirteen は後ろの teen を強く長く、30の thirty は前の thir を強く読みます。

語尾が伸びてnで終われば10台、短く切れれば10の倍数と判断します。

年号はどう読まれますか?

2000年より前は、1492年を fourteen ninety-two のように2桁ずつ分けて読むのが基本です。

2000年以降は two thousand and twelve と twenty twelve の両方の読み方があります。

10万は英語で何と言いますか?

a hundred thousand です。

1万が ten thousand、100万が a million なので、表で対応を覚えておくと換算が速くなります。

値段の four ninety-nine は何ドルですか?

4ドル99セントのことです。

日常会話では dollars と cents を省いて、数字だけを2つ並べて言うことがよくあります。

数字の聞き取りはどのくらいで上達しますか?

かかる期間は人によって違うため、一律には言えません。

自分が間違えやすい型を記録して、その型に練習時間を寄せるほど早く伸びます。

英語の数字の聞き取りのコツのまとめ

最後に、数字の型ごとの聞き取りのコツをまとめます。

数字の型聞き取りのコツ
桁の大きい数字thousand と million を目印に3桁ずつ聞く
13と30強く読まれる位置と語尾の長さで聞き分ける
年号2000年より前は2桁ずつ、0は oh と読まれる
値段単位を省いた2つの数字はドルとセント
日付the のあとの序数が日にち
練習声に出す・書き取る・まねる・会話で確かめる

数字は型さえ知っていれば、聞き取りの中でいちばん早く結果が出る分野です。

聞こえた数字を書き取って弱点を見つけたい人は、ディクテーションの効果とやり方から始めてみてください。↓

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参考文献

英語の数字の聞き取りのコツ|桁・年号・値段を一発で聞き取る練習法

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