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英英辞典の使い方|英和辞典との使い分けと無料で引ける辞書の選び方

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英英辞典の使い方|英和辞典との使い分けと無料で引ける辞書の選び方
えいごろう

英英辞典ってどう使い方をすれば英語力が伸びるの?

簡潔な結論

英英辞典は、意味を覚えるためではなく単語の使われ方をつかむために引きます。

最初は英和辞典で意味を確かめてから英英辞典を引く順番で十分です。

使い方は3つだけ覚えれば足ります。

  • 定義文を読んで単語のイメージをつかむ
  • 例文で一緒に使われる語を拾う
  • 迷ったら学習者向けの無料辞書から始める

1語を引く手順を見る

本記事では、英英辞典の使い方を、英和辞典との使い分けと無料で引ける辞書の選び方までまとめて解説します。

筆者が辞書の公式ページで確かめた内容をもとに、Cambridge DictionaryとOxford Learner's Dictionariesの仕組みと無料で使える範囲をまとめました。

筆者の高正熊生

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材

この記事を読めば、

  • 英英辞典をいつ引けばいいか
  • 1語から使える表現を拾う手順
  • 自分のレベルに合う無料の辞書

までそろうので、英英辞典を開いたまま挫折することがなくなります。

調べた単語を実際に話して使いたい人は、おすすめのオンライン英会話17選で練習の場を比べられます。↓

目次
筆者の高正熊生

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材

英英辞典とは何かと英和辞典との違い

英英辞典は、英語の見出し語を英語で説明している辞書です。

英和辞典が「訳語」を示すのに対して、英英辞典はその単語がどういう意味で、どう使われるかを示します。

たとえば英和辞典で同じ「見る」と訳される語でも、英英辞典の定義文を読むと、意識して見るのか自然に目に入るのかの違いが分かります。

比べる点英和辞典英英辞典
説明の言語日本語の訳語英語の定義文
分かることおおよその意味意味の範囲と使われる場面
速さ一目で分かる読むのに時間がかかる
向く場面初めて見る語の確認似た語の違いや使い方の確認

どちらが上ということではなく、得意な仕事が違う道具です。

学習者向けと母語話者向けがある

英英辞典には、英語を学ぶ人のために作られた学習者向けの辞書と、英語を母語とする人向けの辞書があります。

学習者向けの辞書は、定義文に使う語を絞り、例文を多く載せて作られているのが特徴です。

Cambridge Dictionaryの公式ページによると、Cambridge University Pressは英語学習者向けの辞書を出版しており、オンライン版を無料で提供していると説明されています。

英語学習で英英辞典を使うなら、まず学習者向けの辞書を選ぶのが基本です。

訳語のない説明で意味の幅がつかめる

訳語は便利ですが、英語の単語と日本語の単語の意味の範囲はぴったり重なりません。

英語の定義文で読むと、その単語がどこまでの範囲を指すのかを英語のまま理解できます。

これが、英英辞典を使うと英語を英語で考える練習になると言われる理由です。

英英辞典を使うメリット

英英辞典を使うことで得られるのは、単語の知識だけではありません。

似た単語の違いが分かる

英和辞典では同じ訳語になる単語どうしも、英英辞典の定義文を並べると違いが見えます。

定義文に出てくる動詞や形容詞の違いが、そのまま単語の違いになっているからです。

どちらを使えばいいか迷ったときは、英英辞典で両方を引いて定義文を並べて読みます。

英語のまま考える練習になる

定義文は、やさしい英語で書かれた短い説明文です。

1語を引くたびに短い英文を読むことになるため、自然に英語を英語で理解する経験が積み重なります。

日本語に訳してから理解する癖を少しずつ減らす練習として使えます。

例文から使い方が身につく

学習者向けの辞書は、見出し語ごとに例文を載せています。

例文を読むと、その単語の前後にどんな語が来るのか、どの前置詞と組むのかが分かります。

英作文や会話で自分で使える表現に変えられるのは、この例文の情報があるからです。

単語の数を増やす材料になる

定義文に出てくる単語の多くは、日常でよく使われる基本語です。

知らない単語が定義文に出てきたら、それもまた引いてみます。

この連鎖で、基本語を何度も読み返すことになり、語彙の土台が固まります。

英英辞典を使うときにつまずきやすい点

メリットがある一方で、英英辞典には挫折しやすいポイントもあります。

先に知っておけば、つまずいたときに道具のせいではないと分かります。

定義文の中に知らない単語が出てくる

英英辞典を引いたのに、定義文の単語が分からないという状態は誰にでも起こります。

そのときは、英和辞典で定義文の単語を確かめるのが現実的な対処です。

英英辞典だけで完結させようとすると、1語に何分もかかって続かなくなります。

1語に時間がかかる

英和辞典なら一目で終わる確認も、英英辞典では定義文と例文を読む時間が要ります。

すべての単語を英英辞典で引く必要はありません。

使い方を知りたい単語だけに絞ると、学習のテンポを落とさずに続けられます。

母語話者向けの辞書は難しい

母語話者向けの英英辞典は、定義文に難しい語が多く使われることがあります。

学習の初期にいきなり母語話者向けを使うと、定義文が読めずに投げ出す原因になります。

挫折しないための決め方

英和辞典で意味をつかんでから、英英辞典で使い方を確かめる順番にします。

辞書は学習者向けを1冊だけ決め、慣れるまで替えません。

英英辞典と英和辞典の使い分け

英英辞典と英和辞典は、どちらか一方に絞るより、場面で使い分けるほうが続きます。

場面先に引く辞書理由
初めて見る単語英和辞典まず大まかな意味をつかむ
似た単語の違い英英辞典定義文を並べて違いを見る
英作文で使う前英英辞典例文で組み合わせる語を確かめる
専門用語や固有名詞英和辞典訳語のほうが早く確実

読むときは英和辞典から

英文を読んでいる途中で知らない単語に出会ったら、まず英和辞典で意味を確かめます。

読むことが目的のときに英英辞典で毎回止まると、文章の流れが途切れてしまうからです。

読み終えてから、気になった単語だけを英英辞典で引き直します。

書く・話すときは英英辞典で確かめる

英作文や会話で使おうとしている単語は、英英辞典で例文を確かめてから使います。

訳語だけを頼りに単語を選ぶと、意味は近くても場面に合わない語を使ってしまうことも少なくありません。

例文を見れば、その単語がどんな語と一緒に使われるかが分かります。

英和辞典の訳語を疑う場面

英和辞典の訳語がしっくりこないときは、英英辞典の定義文を読むと手がかりが得られます。

訳語は意味の一部分を切り取ったものなので、文脈に合わないことがあるからです。

英英辞典で1語を引く手順

英英辞典を引くときは、次の順で読みます。

STEP
品詞を確かめる

同じつづりでも名詞と動詞で定義が分かれているので、文の中での品詞を先に決めます。

STEP
定義文を1つ読む

いちばん上の定義から読み、文脈に合う定義が見つかるまで下へ進みます。

STEP
例文を声に出して読む

例文を音読して、単語の前後に来る語の並びを耳と口で覚えます。

STEP
自分の文を1つ作る

例文の形を借りて、自分のことを1文書きます。

この4つを1語ごとに回すと、引いた単語が読める単語から使える単語に変わります。

定義は文脈に合うものだけ読む

よく使う単語ほど、定義の数が多くなります。

すべての定義を読もうとせず、いま読んでいる文に合う定義が見つかった時点で止めて構いません。

ほかの定義は、別の文で同じ単語に出会ったときに読めば足ります。

一緒に使う語に印を付ける

例文の中で、見出し語と一緒に使われている動詞や前置詞に印を付けます。

この組み合わせは、単語を単体で覚えるよりも会話や作文でそのまま使いやすい形です。

単語を組み合わせで覚える考え方は、チャンクで英単語を覚える方法の記事でも解説しています。↓

発音記号と音声も確かめる

オンラインの英英辞典の多くは、見出し語に発音記号と音声が付いています。

定義と例文を読んだら、音声を聞いて自分でも発音するまでを1セットにするのがコツです。

Oxford Learner's Dictionariesの公式ページでは、イギリス英語とアメリカ英語の発音の示し方を説明しています。

無料で引ける英英辞典の選び方

紙の辞書を買わなくても、学習者向けの英英辞典はオンラインで引けます。

選ぶときは、学習者向けかどうか・例文の量・単語リストの有無の3点を見ます。

辞書特徴向く人
Cambridge Dictionary学習者向けの辞書をオンラインで無料公開最初の1冊を探している人
Oxford Learner's DictionariesOxford 3000と5000の単語リストがある覚える単語を絞りたい人
Longman Dictionary of Contemporary Englishオンラインで引ける学習者向けの辞書例文を多く読みたい人

どれを選んでも、1冊に決めて引き続けることのほうが大切です。

Cambridge Dictionary

Cambridge Dictionaryの公式ページによると、Cambridge University Pressは英語学習者向けの辞書を出版しており、オンラインで無料で提供しています。

学習者向けの辞書をすぐ引ける形になっているため、英英辞典を初めて使う人の入口として使いやすい辞書です。

無料登録すると、単語リストやクイズの機能も使えると案内されています。

Oxford Learner's Dictionaries

Oxford Learner's Dictionariesには、Oxford 3000とOxford 5000という単語リストがあります。

公式ページによると、Oxford 3000は英語学習者が知っておくべき中心の3,000語で、Oxford English Corpusでの頻度と学習者への関連性で選ばれ、すべての語がCEFRのA1からB2の段階に対応していると説明されています。

Oxford 5000は、Oxford 3000に加えて、B2からC1の段階に対応する2,000語を足したリストです。

引いた単語がこのリストに入っているかを見れば、優先して覚えるべき単語かの目安になります。

母語話者向けの辞書は後回しでいい

母語話者向けの辞書は、学習者向けの辞書で定義文がすらすら読めるようになってから使えば足ります。

最初から難しい辞書に手を出すより、やさしい辞書で毎日引くほうが英英辞典を使う習慣は定着します。

アプリで引くか紙で引くか

スマホのアプリやブラウザで引けば、音声の再生や単語の保存がその場でできます。

紙の辞書は、引いた単語の前後の見出し語まで目に入るのが利点です。

スマホで引ける辞書アプリの選び方は、スマホ辞書アプリの決定版の記事にまとめています。↓

英英辞典のレベル別の始め方

英英辞典をいつから使い始めるかは、いまの英語力で決めます。

初心者は英和辞典と並べて使う

中学英語の単語に不安がある段階では、英英辞典だけで学ぶのは負担が大きくなります。

英和辞典で意味をつかんだあと、1日1語だけ英英辞典で例文を読むくらいから始めれば十分です。

定義文が読めなくても、例文を1つ読むだけで英英辞典に触れる習慣ができます。

中級者は似た単語の比較から

基本的な単語が読める段階になったら、似た意味の単語を英英辞典で比べる使い方が向いています。

英作文や会話で迷った2語を引き比べると、どちらの語を選ぶかが自分で判断できるようになります。

上級者は英英辞典を主に使う

定義文がほぼ読めるようになったら、英英辞典を主な辞書にして、英和辞典は確認用に回します。

訳語を通さずに意味をとらえる時間が増えるほど、英語を読む速さも上がっていきます。

この段階では、英和辞典で確かめるのは専門用語や固有名詞のように、訳語のほうが早い単語だけに絞ります。

定義文が読めることに慣れたら、母語話者向けの辞書を引き比べて、説明の違いを楽しむ使い方もできます。

英英辞典を毎日の学習に組み込む方法

英英辞典は、引いた単語を次に使う場面までつなげて初めて身につきます。

引いた単語を例文ごと書き残す

引いた単語は、定義文と例文を1つずつノートかアプリに書き残します。

訳語ではなく英語の定義と例文で残すので、見返したときに使い方まで思い出せます。

英作文で1回使う

書き残した単語は、その日のうちに自分の英文で1回使います。

例文の形を借りて、自分の生活や仕事のことを1文書くだけで十分です。

読んで終わりにすると、単語は記憶に残りにくくなります。

話す場で使ってみる

書いた英文は、声に出して読み、会話の中でも使ってみます。

相手に通じたかどうかが分かると、その単語の使い方に自信が持てます。

英単語を短い時間で覚える工夫は、英単語を短時間で覚えるコツの記事でも紹介しています。↓

英英辞典の使い方でよくある失敗

英英辞典を使い始めた人がつまずく形は、だいたい決まっています。

先に失敗の形を知っておけば、同じところで止まらずに済みます。

定義文を日本語に訳してしまう

定義文を読むたびに頭の中で日本語に訳していると、英和辞典を引くのと変わりません。

定義文は、意味の輪郭をつかむつもりで英語のまま読みます。

細かい語が分からなくても、全体で何を言っているかが分かれば先へ進んで構いません。

引いただけで満足してしまう

辞書を引くと、それだけで勉強した気分になりがちです。

ただ、引いた単語を一度も使わずにいると、数日後にはまた同じ単語を引くことになります。

引いた単語は、例文を音読し、自分の文を1つ作るところまでを1回の作業と決めておくのが続けるコツです。

辞書をいくつも乗り換える

辞書ごとに定義文の書き方や例文の選び方には違いがあります。

途中で辞書を替えると、慣れた読み方がまた最初からになってしまいます。

最初に決めた学習者向けの辞書を、定義文が楽に読めるようになるまで使い続けてください。

例文を読み飛ばす

定義文だけ読んで、例文を読まずに辞書を閉じてしまう人は少なくありません。

けれども、単語の使い方がいちばんはっきり表れるのは例文のほうです。

定義文で意味の輪郭をつかみ、例文で前後の語の並びを確かめる、という2段で読みます。

例文を読むときに見る所

見出し語の直前と直後に来る語を、ひとまとまりで拾います。

動詞なら後ろの目的語や前置詞、名詞なら前に付く形容詞や動詞に目を向けるのがポイントです。

拾った組み合わせは、単語帳に1語で書くより、その形のまま書き残しておくと使いやすくなります。

1日に引く数を決めずに始める

やる気がある日に何十語も引き、忙しい日には1語も引かない、という波があると習慣になりません。

最初は1日3語のように、少なめの数を決めて毎日引くほうが長く続きます。

慣れてきたら、引く数ではなく自分の文を作る数を増やしていきます。

難しい単語ばかり引く

英英辞典は、知らない難しい単語を調べるためだけの道具ではありません。

すでに知っている基本の単語を引き直すと、知らなかった使い方や組み合わせが見つかることがあります。

Oxford 3000のような基本語のリストに入っている単語ほど、引き直す価値は大きいと言えます。

英英辞典の使い方のよくある質問

英英辞典は初心者でも使えますか?

使えますが、英和辞典と並べて使うのが現実的です。

英和辞典で意味をつかんでから、英英辞典で例文を読む順番にすると挫折しにくくなります。

英英辞典と英和辞典はどちらを使えばいいですか?

どちらか一方に絞る必要はありません。

意味の確認は英和辞典、使い方や似た語の違いの確認は英英辞典と使い分けます。

無料で使える英英辞典はありますか?

あります。

Cambridge Dictionaryは、学習者向けの辞書をオンラインで無料公開していると公式ページで説明しています。

定義文の単語が分からないときはどうすればいいですか?

定義文の分からない単語は、英和辞典で確かめて構いません。

英英辞典だけで完結させようとすると時間がかかりすぎて続かなくなります。

Oxford 3000とは何ですか?

Oxford Learner's Dictionariesが公開している、英語学習者が知っておくべき中心の3,000語のリストです。

公式ページでは、すべての語がCEFRのA1からB2の段階に対応していると説明されています。

英英辞典はすべての単語で引くべきですか?

すべての単語で引く必要はありません。

使い方を知りたい単語や、似た語と迷った単語に絞ると学習のテンポを保てます。

紙の辞書とオンライン辞書はどちらがいいですか?

音声を聞きたいならオンライン辞書が便利です。

前後の見出し語まで目に入れたいなら紙の辞書が向いています。

英英辞典の使い方のまとめ

最後に、英英辞典を使うときに押さえる点をまとめます。

押さえる点やり方
目的意味ではなく使い方をつかむ
順番英和辞典で意味を見てから英英辞典
読む所文脈に合う定義と例文だけ
辞書学習者向けの無料辞書を1つ決める
単語の優先Oxford 3000と5000を目安にする
定着その日のうちに自分の文で1回使う

ここまでそろえれば、英英辞典を開いて手が止まることはありません。

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\書いた英文を使って話す練習ができる/

調べた表現を自分の英文で使える

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参考文献

英英辞典の使い方|英和辞典との使い分けと無料で引ける辞書の選び方

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