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Versantのスコアが伸びない・下がったとき|10点スコアアップするには【2026年10月】

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Versantのスコアが伸びない・下がったときの理由と、あと10点スコアアップするためにどのサブスコアとパートを伸ばすかを公式資料で確かめた記事のアイキャッチ。右上にVERSANT by Pearsonの公式ロゴ
えいごろう

Versantでスコアアップしたいのに、前回より伸びない・下がったのはなぜ?あと10点上げるには何をすればいいの?

回答

Versantのスコアアップは、総合の75%を占めるリスニングと話す内容の正確さから伸ばすのが近道です。

前回より数点下がっただけなら、公式の測定誤差(約4点)の範囲で、力が落ちたとは限りません。

10点上げるのに何時間かかるかは、公式には書かれていません。

10点のスコアアップは、CEFRでほぼ1段階上がるのと同じ幅です。

実際にVersantを3回受けた筆者が、Versant公式サイトのテスト内容とPearsonの技術資料・公式ガイドを確かめてまとめました。

筆者の高正熊生

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材

この記事を読めば、次の受験で何を変えればいいかが分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

Versantのスコアアップを最速で進めたい人は、Versant対策におすすめのスクールを比べた記事も参考にしてください。↓

目次
筆者の高正熊生

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材

Versantのスコアアップが止まる・下がる理由

前回より点が伸びない・下がったときは、力が落ちたのか、それ以外の理由かを先に分けます。

公式の資料から分かる理由は、次の3つです。

スコアアップを隠す約4点の誤差

総合スコアの測定誤差(SEM)はGSEで4.09点です(出典:Pearsonの技術資料(2024年))。

測定誤差は、出た点をそのまま受け取ってよい幅の目安にあたります。

つまり前回と2〜3点の差なら、力の差ではなく誤差の範囲に収まることもある、ということです。

総合の信頼性(折半法)は0.96と高く、力が変わらなければ次も近い点になります。

旧テストと比べたスコアアップ

2023年12月時点の旧テストのページでは、スピーキングテストは63問で、総合もサブスコアも20〜80点でした(Web Archive)。

今のSpeaking and Listeningは40問・約20分で、10〜90点で採点されます(Versant公式サイトのテスト内容)。

問題の形も物差しも違うため、旧テストの点と今の点は、そのまま比べられません。

声が届かずスコアアップしない

沈黙が多い・声が大きすぎるか小さすぎる・周りの雑音が大きいと、採点不可になることがあります(出典:Versant公式サイトのよくある質問)。

採点不可まで行かなくても、答えの音声が少なければ点は伸びません。

公式ガイドでも、静かな部屋で、普通の声量と速さで話すことが最初の注意に挙がっています。

Versantのスコアアップはどのサブスコアから

総合スコアは、スピーキング50%とリスニング50%で出ます(Versant公式サイトのテスト内容)。

スピーキングはさらに、何を言ったか(内容)と、どう言ったか(話し方)に分かれます。

パート問題数測る力
A 質問8問リスニング
B 復唱16問リスニング・話し方
C 会話に関する質問6問リスニング
D 文章に関する質問6問リスニング
E ストーリーリテリング2問リスニング・内容・話し方
F 自由回答2問内容・話し方
出典:Versant公式サイト「Speaking and Listening」テスト内容

リスニング5パートでスコアアップ

表のとおり、リスニングはAからEまでの5つのパートで測られます。

リスニングとスピーキングの内容・正確さを合わせた割合は総合の75%です(出典:Pearsonの技術資料(2024年))。

A・C・Dは聞き取れないと答えられない問題なので、リスニングの伸びは総合に直結します。

リスニングのスコアは、日常会話や職場でのふつうのテンポの会話から、具体的な内容や主旨をつかむ力を表します(出典:日本経済新聞社のVersant法人向けページ)。

聞き取りのスコアアップを狙うなら、ゆっくりした教材だけでなく、ふつうの速さの会話で練習するほうがこの説明に合っています。

話し方のスコアアップは4分の1

話し方(流暢さ・発音・分かりやすさ)は総合の25%です(出典:Pearsonの技術資料(2024年))。

話し方は、答え始めるまでの時間・話す速さ・間の位置と長さ・強勢・音の正しさで測られる仕組みです。

同じ資料は、正確さを気にしすぎると話が途切れ、伝わりにくくなると注意しています。

正確さと流れのバランスがよい人ほど、高い点が出やすくなります。

スコアレポートには、次の受験に向けたヒントも載るので、3つのサブスコアでいちばん低いものから手を付けてください。

Versantのスコアアップはスコアレポートの読み方から

スコアアップの練習を始める前に、手元のスコアレポートで今の位置を確かめます。

Speaking and Listeningでは、テストが終わって数分後に結果を見られます(Versant公式サイトのテスト内容)。

通信の状況によっては、スコアの確認までに数時間かかることもあります。

スコアアップの手がかりはヒント欄

スコアレポートは、GSEとCEFRの2つの物差しで力を示します(出典:Pearsonの公式ガイド)。

総合と技能ごとの力のまとめに加えて、次の受験で点を伸ばすためのヒントも載ります。

いちばん低いサブスコアと、このヒント欄をセットで読むのが、スコアアップの最初の一歩です。

スコアアップの目標をCan-Doで決める

点数を「英語でできること」に置き換えるには、ピアソンの無料ツールGSE Teacher Toolkitが使えます。

Versant公式サイトで配られているスコア活用BOOK(GSE Teacher Toolkit 活用ガイド)には、「会議で計画や意図について話す」ためにGSE 50点(B1)を目標にする例が載っています。

ツールは英語表記ですが、ブラウザの翻訳機能を使えば日本語で読めるので、英語が苦手でも使えるのが助かる点です。

Versantで10点スコアアップするまでの目安

何時間の学習で10点上がるかは、公式に記載なしです。

そこで、Versant公式サイトの図と、Versantを日本で運営する日本経済新聞社の資料から目安を読みます。

10点のスコアアップはCEFR1段階

Versant公式サイトのスコアの見方の図では、B1+からC1までのCEFRの1段階が、Versantの総合スコアで8〜9点の幅になっています。

CEFRVersantの総合スコア幅
B1+51〜588点
B259〜668点
B2+67〜759点
C176〜849点
出典:Versant公式サイト「スコアの見方」の図

つまり10点のスコアアップは、CEFRで1段階上がるのとほぼ同じ重さです。

スコアアップでできる仕事の例

日本経済新聞社のVersant法人向けページには、点数ごとに英語でできる仕事の例が載っています。

Versantの点できる仕事の例
41点電話でアポイントメントを取れる
50点製品やサービスについて、短く簡単なマーケティング文章が書ける
62点短く簡単なビジネスレポートが書ける
76点複雑な交渉で、対立への解決策を示せる
出典:日本経済新聞社 Versant法人向けページ「スコアでわかる英語力とは?」

41点から50点、50点から62点のように、ほぼ10点ごとに任される仕事の重さが変わっていきます。

10点のスコアアップを目指すときは、次の点でできるようになる仕事を1つ決めておくと、練習の目的がぶれません。

Versantのスコアアップにつながる受験前の準備

受験前に公式ガイドを読み、問題形式と答え方を理解しておきましょう(出典:Versant公式サイトの受験方法のページ)。

形式を知らないまま受けると、力はあっても答え方で点を落とすことがあるからです。

受験前の準備を、公式の資料に書かれている順に並べました。

STEP
公式ガイドで問題形式を知る

6つのパートの答え方と、答え始めるまでの秒数を先に確かめます。

STEP
アプリのサンプルテストを受ける

Versantアプリの「Sample Test」で、本番の短縮版を体験できます。

サンプルテストは採点されないので、形式に慣れる練習として使えます。

STEP
受ける場所と機材を整える

受験に要るのは、静かな部屋と、マイクが口元まで伸びるタイプのヘッドセット、安定したネット回線です(出典:公式ガイド)。

STEP
始めにマイクの確認を済ませる

テストの最初に、音声とマイクが正しく動くかを確かめる確認があります。

ここで声が録れていないまま進むと、そのあとの答えも点になりません。

本番前に形式に慣れておくことは、力ではない部分での失点を減らすいちばん手軽なスコアアップ策です。

Versantのスコアアップにパート別でやること

パートごとの注意点は、Pearsonの公式ガイド(2024年)に公式のコツとして載っています。

問題数の多いパートから順に並べました。

復唱のスコアアップは音をまねる

Bの復唱は16問と最も多いパートで、リスニングと話し方の両方の点に関わります。

復唱のコツは、聞いた文を同じリズム・間・抑揚でくり返すことです(出典:公式ガイド)。

音をまねる練習は、シャドーイングのやり方の記事で手順を確かめられます。↓

質問のスコアアップは短く答える

A・C・Dの質問は、短くはっきり答えるのが公式のコツです。

Aは6秒・CとDは8秒以内に話し始めないと、答えずに次の問題へ進みます。

公式ガイドは、Aでは長く詳しく答えないよう注意しています。

リテリングは要点でスコアアップ

Eのストーリーリテリングは、30秒でだれが・何を・いつ・どこで・どうなったかを自分の言葉で話すパートです。

聞いた文をそのままくり返さず、完全な文で話すのがコツです(出典:公式ガイド)。

聞いた話を言い直す練習は、リプロダクションのやり方の記事で詳しく解説しています。↓

意見は理由2つでスコアアップ

Fの自由回答は40秒で、立場を決めて、理由を1〜2つ添えるのが公式のコツです。

Fは内容と話し方の両方を測るパートなので、文法の正しい完全な文で話すことも公式のコツに入っています。

Versantの話し方をスコアアップする公式のコツ

話し方(Manner of Speaking)は、パートを問わずすべての答えで見られる点です。

話し方のスコアは、英語を母語とする人が聞いたときの分かりやすさを評価するものです(出典:日本経済新聞社のVersant法人向けページ)。

一般的な発音に近いかどうかと、ふつうの会話のテンポで話せるかどうかを測る点です。

声の大きさと速さでスコアアップ

話すときは、大声やささやき声ではなく、ふつうの声の大きさで話します(出典:Pearsonの公式ガイド)。

速さも同じで、急がず、わざとゆっくりにもせず、ふつうの速さで話すのが基本です。

ゆっくり丁寧に話せば伝わりやすい気がしますが、会話のテンポから外れると話し方の点には不利になります。

言い直さずにスコアアップ

公式ガイドは、知らない単語も発音してみてよいが、言い直しはしないよう注意しています。

答えは録り直せないので、1回で自分の力を見せる答えを出すことが求められます。

話し方のスコアアップに効く公式ガイドのコツ
  • ふつうの声の大きさで、はっきり話す
  • 急がず、遅すぎず、ふつうの速さで話す
  • 強く言うべき語を考えて話す
  • カンマやピリオドを、間を置く位置の手がかりにする
  • 言い直さず、1回の答えで力を見せる

とくに復唱では、強く言う語と間の位置をお手本の音声に合わせるだけでも、話し方がふつうの会話のテンポに近づきます。

パート別の練習をプロと組んで、Versantのスコアアップを最速で進めたい人は、受験回数や料金で比べたVersant対策におすすめのスクールの記事から選べます。↓

Versantのスコアアップを確かめる受け直し方

練習の成果は、同じテストを受け直して確かめます。

スコアアップを見る受験料

個人でSpeaking and Listeningを受けるときの受験料は、6,600円(税込)です(Versant公式サイトのテスト内容)。

この受験料は税込で、税抜では6,000円です(englishbooks.jpの商品ページの表示)。

受験用のIDは、englishbooks.jpかキャリタスで買えます(Versant公式サイトの個人向けページ)。

englishbooks.jpはPayPay・クレジットカード・銀行振込、キャリタスはコンビニ・クレジットカードで支払えます。

スコアアップは同じテストで比べる

Writingや4-Skills(Placement)も10〜90点ですが、測っている力が違うので、Speaking and Listeningの点とは比べません。

前にも書いたとおり、総合スコアには約4点の測定誤差があります。

1回の上下で判断せず、2回以上の点の流れでスコアアップを確かめるのが確実です。

Versant スコアアップのよくある質問

Versantで1点だけ上げるには何をすればいいですか?

総合スコアの測定誤差は約4点(Pearsonの技術資料)なので、1点の上下は力の変化とは言い切れません。

1点を狙うより、いちばん低いサブスコアを伸ばして数点単位で上げるほうが確実です。

前回よりVersantのスコアが下がったのは、力が落ちたからですか?

そうとは限りません。

数点の差は測定誤差の範囲に入ることがあります。

旧テスト(20〜80点)の点と比べていないか、雑音や声の大きさで答えが拾われていないかも確かめてください。

Versantは何日あけて受け直せばいいですか?

受け直すまでの日数の目安は、公式に記載なしです。

前回のスコアレポートで弱いサブスコアを決め、その練習をしてから受けるのが無駄のない順番になります。

スコアレポートはどこを見ればいいですか?

総合スコアのほか、スピーキング・リスニング・話し方の3つのサブスコアが10〜90点で出ます。

次の受験に向けたヒントも載っています(出典:公式ガイド)。

Versantのサンプルテストで点は出ますか?

出ません。

アプリのサンプルテストは本番の短縮版で、採点はされません(Versant公式サイトのテスト内容)。

Versantのスコアアップにヘッドセットは要りますか?

受けるときは、マイクが口元まで伸びるタイプのヘッドセットを使います(出典:Pearsonの公式ガイド)。

声がはっきり録れるほど、答えの中身と話し方が正しく採点されます。

Versantのスコアアップにはどのくらいの期間が要りますか?

何か月で何点上がるかは、Versant公式サイトにもPearsonの資料にも書かれていません。

10点はCEFRでほぼ1段階分の幅なので、段階を1つ上げるつもりで学習の計画を立ててください。

リスニングとスピーキングはどちらを先にスコアアップすべきですか?

総合スコアは、スピーキングとリスニングを50%ずつで出しています。

まずスコアレポートで2つを比べ、低いほうから手を付けるのが近道です。

Versantはアプリとウェブブラウザのどちらで受けますか?

Speaking and Listeningは、スマホのアプリかウェブブラウザで受けます(出典:Pearsonの公式ガイド)。

どちらで受けるかは、テストを用意した会社や学校の案内に従ってください。

Versantの結果はいつ分かりますか?

テストが終わって数分後には、スコアを見られます。

サーバーや通信の状況によっては、数時間かかることもあります。

Versantがどんなテストかを確かめたい人は、Versantとは?の記事もどうぞ。↓

まとめ|Versantのスコアアップは弱いサブスコアから

Versant スコアアップのまとめ
  • 総合スコアの測定誤差は約4点=数点の上下は力の差とは限らない
  • 旧テスト(20〜80点)の点とは比べられない
  • リスニングと話す内容の正確さで総合の75%、話し方で25%
  • 10点のスコアアップは、CEFRで1段階上がるのとほぼ同じ重さ
  • 10点に何時間かかるかは公式に記載なし
  • 復唱はリズムをまねる・質問は短く・リテリングは要点・意見は理由2つ

まずは手元のスコアレポートで、3つのサブスコアのうちいちばん低いものを1つ決めてください。

次の受験でVersantのスコアアップを形にしたい人は、受験回数や料金で比べたVersant対策におすすめのスクールの記事から、自分に合う1校を選べます。↓

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参考文献(情報確認日:2026年9月26日)
Versantのスコアが伸びない・下がったときの理由と、あと10点スコアアップするためにどのサブスコアとパートを伸ばすかを公式資料で確かめた記事のアイキャッチ。右上にVERSANT by Pearsonの公式ロゴ

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