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Versant Part Fとは?採点されないのは本当?40秒の自由回答【2026年10月】

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VersantのPart F(40秒で意見を話す自由回答)が採点されるのかを、新旧のPearson公式資料で確かめた記事のアイキャッチ。右上にVERSANT by Pearsonの公式ロゴ
えいごろう

Versant Part Fって、どんな問題?
採点されないって聞いたけど本当なの?

Versant Part Fは、質問に対して自分の意見を40秒で話す「自由回答」のパートです。

回答

いまのSpeaking and Listening Testでは、Part Fは2問・1問40秒

Part Fは採点の対象で、スピーキング力(内容・話し方)を測る

「採点されない」のは、新形式になる前の旧形式の話

Placement TestのPart Fは、空欄に1語を打ち込む別の問題

ネットで「採点されない」「採点される」と正反対の情報が並ぶのは、旧形式と今のテストの説明が混ざっているからです。

トライズの受講中にVersantを3回受けた筆者が、versant.jpとPearsonの公式資料を確かめて、Versant Part Fの中身をまとめました。

筆者の高正熊生

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材

この記事を読めば、自分が受けるテストのPart Fで何をすればいいのかまで分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

Versant Part Fを最速で攻略したい人は、Versant対策スクールを比べた記事も参考にしてください。↓

目次
筆者の高正熊生

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材

Versant Part Fは40秒で意見を話す自由回答

いまのSpeaking and Listening Testでは、Part Fは最後のパートで、意見を聞かれて答える問題です。

項目Part Fの中身
名前自由回答(Give your opinion)
問題数2問
答える時間1問40秒
何をするか意見や考えを聞かれ、できるだけ詳しく答える
測る力スピーキング力(内容・話し方)
聞き直しできない(前の問題に戻る・録り直すこともできない)
出典:Versant公式のSpeaking and Listeningのページ・Pearsonの受験者向けガイド(Speaking and Listening・2024年版)

準備の時間は、Versant公式のテスト内容・Pearsonの受験者向けガイド・技術資料まで確かめましたが、答える40秒とは別には書かれていません。

質問を聞き終えたら、考えながら話し始める形になります。

Pearsonの技術資料では、問題数は2〜3問です。

採点されない新しい問題を入れ替えながら出すため、問題数は回によって変わることがあります。

Speaking and Listening全体の試験時間は約20分で、パートごとの秒数はVersantの試験時間の記事で比べられます。↓

Versant Part Fが採点されないのは以前のテストの話

Part Fが採点されないのは、2024年1月に新形式が始まる前からある旧形式のSpeaking Testの話です。

いまのSpeaking and Listening Testでは、Part Fも採点されます。

旧形式(Speaking Test)新形式(Speaking and Listening Test)
Part Fの名前自由回答(Open Questions)自由回答(Give your opinion)
問題数2問2問(技術資料では2〜3問)
答える時間40秒40秒
採点自動採点の対象外採点の対象
スコアの範囲20〜80点10〜90点
出典:Pearsonの旧形式の技術資料(Versant English Test・2022年版)・2023年12月時点の公式サイト・Versant公式のSpeaking and Listeningのページ・Pearsonの受験者向けガイド(Speaking and Listening・2024年版)

旧形式のPart Fは採点対象外

旧形式の6つのパートのうち、自由回答(Open Questions)だけは自動で分析する回答に入っていませんでした。

自由回答は、長めの自然な発話のサンプルを集めるためのパートという位置づけです(出典:Pearsonの旧形式の技術資料(Versant English Test・2022年版))。

2024年1月に始まった新しいテストで、「簡単な質問への自由回答」が採点対象に加わりました(出典:ピアソン・ジャパンの発表(2023年10月31日))。

つまり、旧形式の自由回答はスコアに入っていなかったということです。

新形式のPart Fは採点される

いまのPart Fが測る力は、スピーキング力(内容・話し方)です。

話し方(Manner of Speaking)は、流暢さ・発音・話の分かりやすさをまとめて見る項目。

評価の高い回答は、質問に沿っていて、考えがいくつかあり、その理由を言えている回答です。

一方で、Part Fが総合点の何%を占めるかというパートごとの配点は、公式に記載がありません(Pearsonの技術資料の「Scores and Weights」の節まで確認)。

Part Fの回答の採点のしかた

Pearsonの技術資料では、Part Fの回答の中身は、語彙・内容の正確さ・文法の正確さで採点されます(出典:Pearsonの技術資料(Speaking and Listening・2024年版))。

話した中に、質問に合う語や言い回しがどれだけ出てくるかを、意味の近さで重み付けして数える仕組みです。

テスト全体で見ると、総合点の中身は次の2つに分かれます。

総合点の中身見ているもの割合
聞く力と、話した内容・正確さ聞き取れたか・合う語を正しく使えたか75%
話し方(Manner of Speaking)流暢さ・発音・分かりやすさ25%
出典:Pearsonの技術資料(Speaking and Listening)

この割合はテスト全体のもので、Part Fだけの配点ではありません。

正確さにこだわりすぎると話がつかえやすく、語の使い方を誤ると伝わりにくくなるため、両方のバランスが取れた人ほど高い点を取りやすくなります(出典:Pearsonの技術資料(Speaking and Listening))。

Versant Part Fとは別の、採点されない録音

Pearsonの技術資料には、Part Aの前に「Record a speech sample」という録音の説明があります。

日常のことや意見を30秒で話すもので、この録音は採点されません。

Part Fとは別のもので、受験者向けガイドのパートの表には載っていません(出典:Pearsonの技術資料(Speaking and Listening・2024年版))。

スコアが出るまでの流れとスコアレポートの見方は、Versantの結果はいつわかる?の記事にまとめています。↓

Versant Part Fはテストで中身が違う

Versantにはいくつかのテストがあり、「Part F」が指す問題はテストによって違います。

テストPart Fの中身問題数・時間
Speaking and Listening(新形式)自由回答(意見を話す)2問・1問40秒
Speaking Test(旧形式)自由回答(意見を話す)2問・1問40秒
Placement Test空欄補助(1語を打ち込む)20問・1問25秒
Writing TestPart Fはない(A〜Eの5パート)—
出典:Versant公式のSpeaking and Listeningのページ・Versant公式のPlacementのページ・Pearsonの受験者向けガイド(Speaking and Listening・2024年版)・Placementの受験者向けガイド・Pearsonの旧形式の技術資料(Versant English Test・2022年版)

Placement TestのPart Fは、1〜2文の英文の空欄に、合う単語を1つだけ打ち込む問題です。

話す問題ではないので、「Part F 自由回答」の情報はPlacement Testには当てはまりません。

検索で見つけた対策記事を読むときは、どのテストの何形式の話かを先に確かめてください。

Versantのテストの種類と全体像は、Versantとは?の記事で解説しています。↓

Versant Part Fの例題は4タイプ

Part Fの質問は、次の4タイプから出ます。

タイプ公式の例文意味
よい点と悪い点What are two advantages of communicating by email? What are two disadvantages?メールで連絡するよい点を2つ、悪い点を2つ
やり方の説明Explain two things that you can do to help you learn a new language.新しい言語を学ぶためにできることを2つ
どちらが好きかDo you prefer reading a book or watching a movie? Explain why.本を読むのと映画を見るのはどちらが好きか、理由も
似ている点と違う点Describe two ways that a doctor and a teacher are similar; and describe two ways that they are different.医師と教師の似ている点を2つ、違う点を2つ
出典:Pearsonの技術資料(Speaking and Listening・2024年版)

4タイプのうち3つは、「2つ」と数を指定して聞いてくるのが特徴です。

聞かれた数を答えきれないと、質問に沿った回答になりません。

旧形式でも、テレビが家族の生活に与えた影響や、個人競技とチーム競技のどちらが好きかといった質問が例に挙がっています。

このうち2タイプに答えた例は、Versant Part Fの回答例の章で紹介します。

Versant Part Fで公式が勧める答え方

Part Fで公式が勧める答え方は、次の3つです(出典:Pearsonの受験者向けガイド(Speaking and Listening・2024年版))。

STEP
質問を聞く

何を・いくつ答えるのかを聞き取ります。

「two advantages」のように数を指定されたら、その数を覚えておきます。

STEP
立場を決めて、理由を1〜2つ考える

賛成か反対か、どちらが好きかを先に決めます。

そのうえで、立場を支える理由を1〜2つ考えます。

STEP
文法の整った文ではっきり話す

単語を並べるのではなく、主語と動詞のそろった文で話します。

途中で言い間違えても自分で言い直さず、そのまま話し続けるのがコツです。

話す順番は、立場 → 理由1 → 理由2 → もう一度立場にすると、評価の高い回答の条件(質問に沿う・考えがいくつか・理由がある)をそろえやすくなります。

順番話す中身つなぎの言葉の例
1立場(どちらか・何か)I prefer ~. / I think ~.
2理由1First, ~.
3理由2Second, ~.
4もう一度立場That's why ~.
筆者作成(公式ガイドのコツ「立場を決めて理由を1〜2つ」を話す順番にしたもの)

First・Secondのようなつなぎの言葉を入れると、聞き手に話の区切りが伝わりやすくなります。

また、一定の時間内に話し始めないと、テストは次の問題へ進みます。

黙って考えこまず、「I think」のように立場から話し始めるのが安全です。

この順番で公式の例題に答えると、どんな回答になるかを次の章で見ていきます。

Versant Part Fの回答例

Versant Part Fの公式の例題のうち、2つに答えた回答例です。

どちらも、上の章の「立場 → 理由1 → 理由2 → もう一度立場」の順番で組み立てています。

本と映画どちらが好きかの回答例

質問は「Do you prefer reading a book or watching a movie? Explain why.」です。

順番英語日本語訳
立場I prefer reading a book.私は本を読むほうが好きです。
理由1First, I can read at my own pace, so I can stop and think about the story whenever I want.第一に、自分のペースで読めるので、好きなときに止まって話を考えられます。
理由2Second, books usually give more details about the characters' feelings than movies do.第二に、本はたいてい映画より登場人物の気持ちを詳しく描いています。
もう一度立場That's why I choose books when I have free time.だから、時間があるときは本を選びます。
筆者作成(公式の例題への回答例)

「どちらが好きか」の質問は、最初の1文で片方を選び切ると、あとの理由が話しやすくなります。

メールのよい点と悪い点の回答例

質問は「What are two advantages of communicating by email? What are two disadvantages?」です。

順番英語日本語訳
よい点1First, I can send a message at any time, even if the other person is busy.第一に、相手が忙しくても、いつでもメッセージを送れます。
よい点2Second, the message stays as a record, so we can check it later.第二に、メッセージが記録に残るので、あとで確かめられます。
悪い点1On the other hand, it can take time to get a reply.一方で、返事が来るまで時間がかかることがあります。
悪い点2Also, it is hard to show feelings, so the reader may misunderstand my tone.また、気持ちが伝わりにくく、読む人が言い方を誤解することがあります。
筆者作成(公式の例題への回答例)

「よい点と悪い点」の質問は、聞かれた数が合わせて4つなので、立場を1つ決める型ではなく、よい点2つ → 悪い点2つの順に並べます。

「On the other hand」のような言葉で、よい点から悪い点へ切り替わったことを示すと、話の区切りが伝わります。

Versant Part Fの練習方法

Versant Part Fの練習は、公式のサンプルテストと、4タイプの質問を使った練習で進められます。

アプリのサンプルテストで試す

Versant公式のSpeaking and Listeningのページでは、スマホアプリで実際のテストの短縮版を試せます(出典:Versant公式のSpeaking and Listeningのページ)。

App StoreかGoogle PlayでVersantアプリを入れ、アプリの「Sample Test」に進んで「Sign In」をタップすると始まります。

サンプルテストは採点されないので、画面の流れと答える時間の感覚をつかむのに使えます。

4タイプの質問を自分で作る

公式の例題は4タイプなので、同じ形の質問を自分で作れば練習の材料になります。

タイプ練習用の質問の例
よい点と悪い点What are two advantages of working from home? What are two disadvantages?
やり方の説明Explain two things that you can do to stay healthy.
どちらが好きかDo you prefer living in a city or in the countryside? Explain why.
似ている点と違う点Describe two ways that a bus and a train are similar; and describe two ways that they are different.
筆者作成(公式の例題の形に合わせた練習用の質問)

40秒を計って話し、録音して聞き返すと、立場から話し始められたか、理由を2つ言えたかを確かめられます。

ただ、自分の回答が採点でどう評価されるかは、1人ではつかみにくいのが悩みどころです。

Versant Part Fで40秒話しきれるようになりたい人は、Versant対策スクールを比べた記事も参考にしてください。↓

Versant Part Fのよくある質問

VersantのPart Fは採点されませんか?

いまのSpeaking and Listening Testでは採点されます。

採点されなかったのは新形式になる前の旧形式のSpeaking Testで、自由回答だけは自動で分析する回答に入っていませんでした。

Part Fは何問ですか?

Versant公式サイトでは2問です。

Pearsonの技術資料では2〜3問で、回によって変わることがあります。

Part Fは何秒話せばいいですか?

答える時間は1問40秒です。

40秒で話しきれなくても、途中までの回答が保存されて採点されます。

Part Fに準備時間はありますか?

準備時間は、Versant公式のテスト内容とPearsonの受験者向けガイドまで確かめましたが、答える40秒とは別には書かれていません。

質問を聞いたら、考えながら話し始める形になります。

Part Fで話しきれなかったら0点ですか?

0点とは限りません。

時間内に答えきれなかった場合は、途中までの回答が保存され、そのまま採点されます。

PlacementのPart Fも自由回答ですか?

違います。

Placement TestのPart Fは空欄補助で、英文の空欄に合う単語を1つ打ち込む問題です。

20問あり、1問25秒です。

Writing TestにPart Fはありますか?

ありません。

Writing TestはPart A〜Eの5パートです。

Versant Part Fで話すことが思いつかないときは?

公式ガイドのコツは、先に立場を決めてから、理由を1〜2つ考えることです。

一定の時間内に話し始めないと次の問題へ進むので、「I think」のように立場から話し始めます。

Versant Part Fは本番の前に練習できますか?

できます。

Versantアプリのサンプルテストで、実際のテストの短縮版を採点なしで試せます。

まとめ|Versant Part Fは採点される前提で準備する

Versant Part Fのまとめ
  • いまのPart Fは自由回答2問・1問40秒
  • Part Fはスピーキング力(内容・話し方)として採点される
  • 「採点されない」のは新形式になる前の旧形式の話
  • PlacementのPart Fは空欄補助、WritingにPart Fはない
  • 公式のコツは立場を決めて、理由を1〜2つ、整った文で話すこと

Part Fは、その場で考えを英語にまとめて話す力がそのまま問われるパートです。

Versant Part Fで点を取りたい人は、受験回数や料金で比べたVersant対策スクールの記事から、自分に合う1校を選べます。↓

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あわせて読みたい関連記事です。

Versantの全パートの問題形式は、Versantのテスト内容の記事でまとめて見られます。↓

Versantがどんなテストかは、Versantとは?の記事で確かめられます。↓

参考文献(情報確認日:2026年9月26日)
VersantのPart F(40秒で意見を話す自由回答)が採点されるのかを、新旧のPearson公式資料で確かめた記事のアイキャッチ。右上にVERSANT by Pearsonの公式ロゴ

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