
えいごろうVersant Placement Testってどんなテスト?
会社から受けるように言われたけど、何を準備すればいいのか知りたい!
Versant Placement Testは、話す・聞く・読む・書くの4技能を約50分・81問で測るVersantのテストです。
正式名はVersant by Pearson English Placement Testで、日本語の公式サイトでの呼び名は「Placement(4-skills)」です(出典:Versant公式サイトのPlacementのページ)。
問題は9パート81問で、受験料は個人で7,700円(税込)です。
スマホアプリでは受けられず、PCで受験します。
トライズの受講中にVersantを3回受けた筆者が、公式サイトとPearsonの受験者向けガイドを確かめてまとめました。


この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材
この記事を読めば、日本語の公式ページには載っていないパートごとの答える時間や、英語の画面での呼び名まで分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Versant Placement Testの点を最速で上げたい人は、Versant対策におすすめのスクールを比べた記事も参考にしてください。↓



この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材
Versant Placement Testとは?4技能を約50分で測るテスト
Versant Placement Testは、日常的な英語を使う力を4技能まとめて診断するテストです。
測るのは「どれだけ英語を知っているか」ではなく、「どれだけ英語が使えるか」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名 | Versant by Pearson English Placement Test |
| 測る技能 | スピーキング・リスニング・リーディング・ライティング |
| 試験時間 | 約50分 |
| 問題数 | 9パート81問 |
| スコア | 総合点と4技能のスコア(各10〜90点) |
| 受け方 | PC(ウェブブラウザかソフトウェア) |
| 受験料 | 7,700円(税込) |
Placementは、教育機関がクラス分けや入学の判断、学習の伸びの確認、修了時のテストに使うためのテストです(出典:Pearsonの受験者向けガイド(English Placement Test・2024年版))。
Versantというテスト全体の特徴は、Versantとは?の記事で解説しています。↓


Versant Placement Testとほかの2つのテストの違い
Versantには、日本で受けられるテストが3種類あります。
| テスト | 測る技能 | 時間 | 問題数 | 受け方 | 受験料(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| Speaking and Listening | 話す・聞く | 約20分 | 40問 | スマホアプリ・PC | 6,600円 |
| Writing | 書く | 約35分 | 42問 | PC | 4,400円 |
| Placement(4-skills) | 4技能すべて | 約50分 | 81問 | PC | 7,700円 |
Placementは、Speaking and ListeningとWritingの両方の要素を1回で受けるイメージの内容です。
いちばん大きな違いは、Placementはスマホアプリで受けられないことです。
「Versantはスマホで20分」と聞いていても、Placementを指定されたときはPCと約50分の時間を用意します。
Writingと共通する問題
Placementの後半は、Writing Testと同じ種類の問題が多く出ます。
| 問題 | Placement | Writing |
|---|---|---|
| タイピング | 1問 | 1問 |
| 空欄補助 | 20問 | 20問 |
| ディクテーション | 16問 | 16問 |
| 文章再構成 | 3問 | 4問 |
| Eメール記述 | なし | 1問 |
| 要約と意見 | 1問 | なし |
いちばんの違いは、Writing Testの最後がEメールを書く問題なのに対し、Placementは文章の要約と自分の意見を書く問題で終わる点です。
Writing Testの対策をしたことがある人は、前半の話すパートと最後の要約と意見を中心に準備すると効率よく進められます。
話す・聞くテストと共通の問題
前半の話すパートでは、Speaking and Listening Testと同じ復唱が16問出ます。
一方で、Placementにある音読と文の構築は、Speaking and Listening Testの問題には含まれていません。
反対に、Speaking and Listening Testにあるストーリーリテリングと自由回答は、Placementには出ない問題です。
出典:Versant公式サイト(Speaking and Listeningのテスト内容)
会社や学校から届いた案内に書かれているテスト名を先に確かめます。
「Placement」「4-skills」と書かれていれば、この記事のテストです。
Versant Placement Testの問題構成は9パート81問
Versant Placement Testは、Part AからPart Iまでの9パートで構成されています。
テストの画面と音声は英語なので、英語の呼び名もあわせて覚えておくと当日に迷いません。
| パート | 日本語の公式名 | 英語の呼び名 | 問題数 | 測る技能 |
|---|---|---|---|---|
| A | 音読 | Read Aloud | 2問 | 話す・読む |
| B | 復唱 | Repeat | 16問 | 話す |
| C | 文の構築 | Sentence Builds | 10問 | 話す |
| D | 会話 | Conversations | 12問 | 聞く |
| E | タイピング | Typing | 1問 | タイピング |
| F | 空欄補助 | Sentence Completion | 20問 | 読む |
| G | ディクテーション | Dictation | 16問 | 聞く |
| H | 文章再構成 | Passage Reconstruction | 3問 | 書く |
| I | 要約と意見 | Summary and Opinion | 1問 | 読む・書く |
前半のPart A〜Dは声で答えるパートで、後半のPart E〜Iはキーボードで入力して答えるパートです。
各パートは、はじめに説明の画面と例題が出てから本番の問題に進みます。
1問ごとに制限時間があり、前の問題に戻ったり、録音し直したりはできません。
制限時間内に答え終わらなかった回答も、そこまでの内容が保存されて採点されます。
Versant Placement Testのスコアの見方
スコアは、総合点と4つの技能のスコアがすべて10〜90点で出ます。
| スコア | 何を表すか |
|---|---|
| 総合(Overall) | 4技能のスコアを組み合わせた、英語を使う力の全体 |
| Speaking | 英語を完全な文で話す力(発音・文法・語の使い方・リズム) |
| Listening | 会話の速さの英語から、細かい点と要点を聞き取る力 |
| Reading | 日常的な英文の意味をつかみ、適切に答える力 |
| Writing | 日常的な話題を、筋道を立てて英語で書く力 |
点数の目盛りは、Pearsonが作った英語力の物差しGSE(Global Scale of English)です。
スコアレポートには、ヨーロッパの語学力の基準CEFRでのレベルも載ります。
4技能ごとに点が出るので、どの技能が弱いかを1回の受験で見分けられるのがPlacementの特徴です。
結果が出るのは、テストが終わってから数分後です。
ただし、サーバーや通信の状況によっては、確認できるまで数時間かかることもあります。
会社や学校の指示で受けた場合は、スコアレポートが試験の管理者から共有される形のこともあります。
何点ならどのくらいのレベルかは、Versantのスコアの目安の記事で確かめられます。↓


Versant Placement Testの受け方
会社や学校の指示で受ける人は、管理者から届く受験番号(TIN)と案内に沿って受験します。
個人で申し込む場合、Placementを買えるのは販売代理店のenglishbooks.jpです。
もう1つの販売代理店キャリタスは、Speaking and Listeningだけの取り扱いです(出典:Versant公式の個人向けページ)。
englishbooks.jpのVersant案内ページからアカウントを作り、Versant Placement Testを注文します。
受験料は7,700円(税込)で、支払い方法はPayPay・クレジットカード・銀行振込みです。
7,700円は税込で、税抜では7,000円です(englishbooks.jpの商品ページの表示)。
支払いが終わると、englishbooks.jpから受験コードがメールで届きます。
平日14時までに支払いが終われば当日18時までに届き、それ以降と土日祝日は翌営業日です。
ウェブブラウザかソフトウェアで受験画面を開き、受験コードを入力します。
マイクと音声が正しく動くかを確かめるシステムチェックに進みます。
Part AからPart Iまでを、音声の案内に沿って順に答えます。
テスト中にメモを取ることは禁止されています。
テストが終わってから数分後に、公式サイトのテスト結果のページで赤枠の「テスト結果を見る」を押すと、受験番号(TIN)でスコアを見られます。


受ける前に、次のものをそろえておきます。
- PC(Windowsなら専用ソフトウェアでも受けられる)
- 安定したインターネット回線
- 新しいバージョンのウェブブラウザ
- マイク付きのヘッドセット
- 約50分、誰にも邪魔されない静かな部屋
出典は、受け方がVersant公式の受験方法のページとenglishbooks.jpのVersant案内ページ、必要なものがPearsonの受験者向けガイド(English Placement Test・2024年版)です。
Versant Placement Testのパート別の対策
Pearsonの受験者向けガイド(English Placement Test・2024年版)には、パートごとの答える時間と答え方のコツが載っています。
日本語の公式サイトには無い情報なので、ここで日本語にまとめます。
話すパート
| パート | 答える時間 | 話し始めの猶予 |
|---|---|---|
| A 音読 | 30秒 | 10秒以内 |
| B 復唱 | 15秒 | 6秒以内 |
| C 文の構築 | 15秒 | 8秒以内 |
話し始めの猶予を過ぎても黙っていると、回答なしのまま次の問題へ進みます。
- Part Aは、画面の文を書かれたとおりに読み、句読点を区切りの目印にする
- Part Bは、聞こえた文をリズムや抑揚ごとそのまま繰り返す
- Part Cは、ばらばらに聞こえる3つの語句を正しい順に並べて1文にして言う
- 普通の声の大きさと速さで話し、言い直しはしない
分からない問題でも黙らずに、答えが分からないときは “I don’t know.” と答えます(出典:Versant公式サイトの受験の案内ページ)。
聞いて答えるパート
| パート | 答え方 | 時間 |
|---|---|---|
| D 会話 | 声で1語か短い語句 | 8秒以内に話し始める |
| G ディクテーション | 聞いた文をそのまま入力 | 25秒 |
Part Dは2人の短い会話を聞いたあと、質問に1語か短い語句で答えます。
Part Gの音声は1回しか流れません。
聞き終わってから入力を始め、つづり・大文字・句読点まで正しく打ちます。
読んで書くパート
| パート | 答え方 | 時間 |
|---|---|---|
| F 空欄補助 | 空欄に合う1語を入力 | 25秒 |
| H 文章再構成 | 読んだ文章を自分の言葉で書き直す | 30秒読む→90秒で書く |
| I 要約と意見 | 要約25〜50語+意見50語以上 | 2つ合わせて18分 |
Part Hは、短くまとめるのではなく、覚えている細かい点まで書くのがコツです。
Part Iは1問で、文章の筆者の意見を要約したあと、賛成か反対かと自分の考えを書きます。
要約と意見の両方を時間内に書き終えるよう、画面のタイマーを見ながら進めます。
タイピング
Part Eのタイピングは、画面の英文を60秒でできるだけ多く打ち写す問題です。
タイピング自体は点数には入りません。
ただし、Writingのスコアを有効にするには1分間に12語より速く、正確さ90%以上で打てる必要があります(出典:Pearsonの受験者向けガイド(English Placement Test・2024年版))。
英語のタイピングに慣れていない人は、本番の前にPCで英文を打つ練習をしておくと安心です。
形式は、Versant公式のPlacement(4-skills)のページにあるサンプルテストで事前に見られます(画面の一部は本番と違います)。
採点なしの無料サンプルテストと、採点つきの有料の練習テストもあります(出典:Pearsonの公式ガイド)。
話すパートは、数秒のうちに英語を口に出せるかで差がつきます。
ただ、4技能のうちどこで点を落としているかは、1人では見つけにくいのが悩みどころです。
Versant Placement Testのスコアを最短で上げたい人は、Versant対策におすすめのスクールを比べた記事も参考にしてください。↓


Versant Placement Testのよくある質問
- Versant Placement Testはスマホで受けられますか?
-
受けられません。
スマホアプリで受けられるのはSpeaking and Listeningだけで、PlacementはPCのウェブブラウザかソフトウェアで受けます。
- Versant Placement Testは何分かかりますか?
-
テスト本体は約50分です。
システムチェックの時間と採点の時間は含まれていません。
- Versant Placement Testの受験料はいくらですか?
-
個人で受ける場合は7,700円(税込)です。
englishbooks.jpで受験IDを買います。
- Versant Placement Testの結果はいつ分かりますか?
-
テストが終わってから数分後に見られます。
サーバーや通信の状況によっては、数時間かかることもあります。
- 前の問題に戻って答え直せますか?
-
できません。
先に進むことしかできず、録音し直すこともできません。
- タイピングは点数に入りますか?
-
点数には入りません。
ただし、Writingのスコアを有効にするには、1分間に12語より速く、正確さ90%以上で打てる必要があります。
- Speaking and Listeningのスコアと比べられますか?
-
どちらも10〜90点のGSEで出ます。
Placementは総合点に加えて、話す・聞く・読む・書くの4つのスコアが出ます。
ありません。
Eメール記述はWriting Testの問題で、Placementの最後は文章の要約と自分の意見を書く「要約と意見」の1問です。
語数の目安は、要約が25〜50語、意見が50語以上です(出典:Pearsonの受験者向けガイド)。
2つ合わせて18分で書き終えます。
まとめ|Versant Placement Testは4技能を約50分で測る
- 話す・聞く・読む・書くの4技能を約50分・81問で測る
- Part A〜Dは声で、Part E〜Iはキーボードで答える
- 総合点と4技能のスコアが10〜90点で出る
- PCでしか受けられず、個人の受験料は7,700円(税込)
- 話し始めの猶予は6〜10秒で、過ぎると次の問題へ進む
受ける前に、PCとマイク付きのヘッドセット、約50分の静かな時間をそろえておきましょう。
Versant Placement Testのスコアを最短で上げたい人は、受験回数や料金で比べたVersant対策におすすめのスクールの記事から、自分に合う1校を選べます。↓


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あわせて読みたい関連記事です。
受験後のスコアの確かめ方は、Versantの結果はいつわかる?の記事にまとめています。↓


- Placement (4-skills)のテスト内容・受験料(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- Versant by Pearson English Placement Test Official Guide for Test-Takers(Pearson公式の受験者ガイド・PDF)
- 個人向けTOP(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- Versantとは?Versantを理解する9つの特徴(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- 受験方法(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- Writingのテスト内容・受験料(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- Speaking and Listeningのテスト内容・受験料(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- Versant English Test 個人受験の申し込み(Versant公式サイトが案内する販売代理店・englishbooks.jp)










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