
えいごろうVersantの裏技ってある?少しでも点を取れる方法が知りたい!
今から勉強し直す時間はないけど、落とさなくていい点は落としたくない!
Versantの裏技は、採点の仕組みに合わせて受け方と答え方を変えることです。
Versantは自動音声認識で採点されるので、環境や話し方しだいで、英語力とは関係なく点を落とすことがあります。
逆に言えば、仕組みを知っているだけで防げる失点があり、それがVersantでいちばん効く小技です。
実際にVersantを3回受けた筆者が、Versant公式サイトとPearsonのガイドを確かめてまとめました。


この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材
この記事を読めば、公式のルールの範囲で、点を落とさないための小技が受験前・本番・パートごとに分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
裏技に頼らずVersantのスコアを最速で上げたい人は、Versant対策におすすめのスクールを比べた記事も参考にしてください。↓



この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材
Versantの裏技は採点の仕組みを知ること
Versantに、英語力を飛び越えて点が上がる近道はありません。
ただ、実力どおりの点が出ないまま終わる人は多く、その原因の多くは英語力ではなく受け方にあります。
受験の仕方や環境によっては、採点されない場合があります(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
つまり裏技とは、実力を出し切るために、採点の仕組みに合わせて動くことです。
すぐに使える小技を、いつ使うかで早見表にまとめました。
| いつ | 小技 | 防げる失点 |
|---|---|---|
| 受験前 | 響かない静かな部屋で受ける | 雑音・エコーで採点不可 |
| 受験前 | マイク付きヘッドセットを使う | 声が拾われない |
| 受験前 | 公式サンプルテストを受けておく | 形式に慣れずに崩れる |
| 本番 | 6秒以内に話し始める | 無回答のまま次へ進む |
| 本番 | 言い直さずに言い切る | 話し方の減点 |
| 本番 | 普通の声量と速さで話す | 小声・早口で採点不可 |
| 本番 | 分からなくても何か言う | 沈黙が多く採点不可 |
| パート別 | Part Aは短く、Part Eは要点だけ | 余計な言葉での失点 |
表の小技は、どれも今日から使えて、英語力を上げなくても効くものです。
ここから、なぜ効くのかを採点の仕組みから説明します。
Versantの裏技が効く採点の仕組み
小技が効く理由は、Versantの採点のしかたにあります。
Versantそのものの特徴は、Versantとは?の記事でまとめています。↓


自動音声認識で採点される
Versantは、人ではなく自動音声認識システムが答えを採点します(Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
機械は、録音された声しか聞けません。
そのため、声がきれいに録れていないと、英語が合っていても点にならないことがあります。
受験前の準備が裏技になるのは、このためです。
話し方もスコアに入る
Speaking and Listening Testの総合スコアは、スピーキング力50%・リスニング力50%で出されます(Versant公式のテスト紹介ページ)。
スピーキング力は、何を言ったかだけでなく、どのように言ったか(話し方)も採点されます。
話し方のスコアは、流暢さ・発音・話の分かりやすさを合わせて出されます。
言い直しや長い沈黙が不利になるのは、この話し方の採点があるからです。
途中までの答えも採点される
時間内に言い終わらなかった答えも、途中まででそのまま採点されます。
If you do not complete an answer in the allowed time, your partial response will be saved and scored as it is.
(訳)時間内に答え終わらなかった場合も、途中までの答えが保存され、そのまま採点されます。
引用:Pearson|English Speaking and Listening Test Official Guide for Test-Takers 2024
全部言えそうにないときも、言える部分だけ声に出すほうが得です。
沈黙や小声は採点不可になる
結果が採点不可(Not Scored/Unscorable)になる主な原因は、次の5つです(出典:Versant公式のよくある質問)。
| 原因の種類 | 具体例 |
|---|---|
| 回答音声が少ない | 沈黙が多い・声が録れていない |
| 声の音量・発話 | 大きすぎる声・ささやく声・ボソボソ話す |
| ごまかした発話 | 聞き取れなかった語を英語らしい音でごまかし、大部分が不明瞭 |
| 答えの中身 | 問題と関係のない答え |
| 受験環境 | 周りの騒音・音が響く部屋・エアコンやパソコンのファンの音 |
採点不可になると、受験料を払ったのにスコアが出ません。
結果の確かめ方は、Versantの結果の記事にまとめています。↓


Versantの裏技|受験前の準備
受験前の準備は、英語力に関係なく誰でも同じだけ効く小技です。
公式が挙げている注意点のうち、失点に直結するものだけを並べます。
響かない静かな部屋で受ける
音が響きやすい部屋での受験は避けます(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
声にエコーがかかると、はっきり録れず採点不可になることがあるためです。
周りの電子機器の電源も切っておきます。
カーテンや家具がある部屋のほうが、がらんとした小さな部屋より声が響きにくくなります。
マイク付きヘッドセットを使う
受験にはマイク付きのヘッドセットが必要です(出典:Pearsonの受験者向けガイド(英語圏向け))。
受験中は、マイクを口元から離さないようにします(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
ノートパソコンの内蔵マイクは、キーボードやファンの音を拾いやすいので避けたほうが安全です。
スマホは平置きで機内モード
スマホアプリで受けるときは、機内モードをオン、Wi-Fiをオフにするよう案内されています(Versant公式のスマホアプリ受験のページ)。
電話や通知で止まるのを防ぐためです。
ヘッドセットを使わない場合は、スマホを平らに置いて受けます(出典:Versant公式のスマホアプリ受験のページ)。
手に持つと、口からの距離や向きが変わってしまうためです。
スマホで受ける前に確かめることは、ほかに次の項目です(出典:Versant公式のスマホアプリ受験のページ)。
- スマホのカバーを外す
- スマホを十分に充電しておく
- Versantアプリからの通知を「許可」にしておく
- Versant以外のアプリはできるだけ閉じる
- Bluetoothとスピーカーフォンの設定をオフにする
- TINを別の紙に控えておく(結果を見るときに使う)
どれも、受験中に止まったり、雑音が入ったりするのを防ぐための項目です。
システムチェックを先に済ませる
ウェブブラウザで受けるときは、公式のシステムチェックで受験環境を事前に確かめられます。
問題がなければ通常1分以内に終わります(Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
システムチェックは、ウェブブラウザ受験のページの赤枠の「システムチェックサイトへ」から始めます。


受験当日にマイクが動かないと焦ってしまうので、前日までに1回通しておきます。
パソコンで受けるときは、ほかのプログラムをできるだけ閉じ、受験中にパソコンが自動で再起動しない設定になっているかも確かめておきます。
電源につながずに受けるなら、十分に充電した状態で始めます(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
公式サンプルテストを受けておく
Versantのスマホアプリには、本番を短くしたサンプルテストがあり、採点はされません(Versant公式のテスト紹介ページ)。
アプリを入れて「Sample Test」へ進めば、本番と同じ流れを体験できる仕組みです。
問題の聞こえ方と、話し始めるまでの短さを一度体で知っておくだけで、本番の最初の数問で崩れにくくなります。
受験の直前は、次の5つだけ確かめてから始めます。
- 響かない静かな部屋にいる
- 周りの電子機器の電源を切った
- ヘッドセットのマイクが口元にある
- スマホなら機内モードをオン・Wi-Fiをオフにした
- テストに十分な時間を取ってある
どれも公式サイトの受験時の注意点に入っている項目です。
Versantの裏技|本番の答え方
本番の動き方は、Pearsonの受験者向けガイド(英語圏向け)と公式サイトの注意点をもとにまとめます。
ここを知らないまま受けると、分かっている問題でも点を落とします。
6秒以内に話し始める
Part AとPart Bは、6秒以内に話し始めないと次の問題へ進みます。
Part CとPart Dは8秒以内です。
考えてから話すのではなく、聞き終わったらすぐ口を動かします。
答えが固まっていなくても、最初の1語を出してしまうのが小技です。
言い直さずに言い切る
間違えたと思っても、言い直さないのが公式の注意です。
Try pronouncing words that you do not know but be aware you should not correct yourself.
(訳)知らない単語も発音してみましょう。ただし、自分で言い直さないように気をつけてください。
引用:Pearson|English Speaking and Listening Test Official Guide for Test-Takers 2024
言い直すと、言い直した分だけ流れが止まるうえに、答えを録り直すこともできません。
多少のミスは流して、最後まで言い切ります。
普通の声量と速さで話す
ヒソヒソ声や発音の誇張をせず、適当な声の大きさで自然に答えます(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
叫んだりささやいたりせず、急がず遅すぎない速さで話すのが正解です(出典:Pearson公式ガイド(PDF))。
自信がない問題ほど声が小さくなりやすいので、最後まで同じ声量を保ちます。
分からなくても何か言う
答えが分からない場合は “I don’t know.” と答えます(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
黙ったまま時間が過ぎると、沈黙が多いとみなされる原因になります。
聞き取れた部分があれば、それを使って短く答えるほうが得です。
前の問題を引きずらない
Versantは先へ進むだけで、前の問題に戻ることはできません。
1問失敗しても取り返せないので、すぐ次の問題に頭を切り替えます。
40問あるテストなので、1問の失敗より、次の数問を崩さないことのほうが大切です。
ブラウザ受験なら途中再開できる
ウェブブラウザで受けていて回線やマイクのトラブルで途中で切れた場合、最初に受験を始めてから24時間以内なら再開できます(Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
この再開ができるのはウェブブラウザ受験だけで、スマホアプリなどでは再開できません。
切れたら、すぐに再開するのがいちばん安全です(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
Versantの裏技|パートごとの答え方
Speaking and Listening Testは、Part AからPart Fまでの6パート・40問・約20分です(Versant公式のテスト紹介ページ)。
パートごとに、答え方の小技だけをまとめます。
| パート | 問題 | 問数 | 小技 |
|---|---|---|---|
| A | 短い質問に答える | 8問 | 1語か短い句で返す |
| B | 聞いた文を繰り返す | 16問 | 同じリズムと間で写す |
| C | 会話を聞いて答える | 6問 | 短くはっきり答える |
| D | 話を聞いて3つの質問に答える | 6問 | 短くはっきり答える |
| E | 話を聞いて言い換える | 2問 | 要点5つを自分の言葉で |
| F | 自分の意見を話す | 2問 | 立場と理由2つで話す |
Part Aは1語か短い句で返す
Part Aは、1語か短いフレーズで答える問題です。
長く詳しく答えないのがコツです(出典:Pearson公式ガイド(PDF))。
質問は1回しか流れないので、何を聞かれているかだけに集中します。
Part Bは同じリズムと間で写す
Part Bは16問あり、いちばん問題数の多いパートです。
文の意味を考えたうえで、聞いたときと同じリズム・間・抑揚で繰り返します(出典:Pearson公式ガイド(PDF))。
1語ずつ覚えるより、意味のかたまりごと音を写すほうが崩れにくくなります。
Part C・Dは短くはっきり答える
Part CとPart Dは、会話や話を聞いて質問に答えるパートです。
どちらも、短くはっきり答えることと、8秒以内に話し始めることがコツです(出典:Pearson公式ガイド(PDF))。
聞かれたことに答える数語か短い文で十分です。
Part Eは要点5つで言い換える
Part Eは、話を聞いて30秒で自分の言葉に言い換えるパートです(Versant公式のテスト紹介ページ)。
話す内容は、誰が・何を・いつ・どこで・どうなったかの5つに絞ります(出典:Pearson公式ガイド(PDF))。
聞いた文をそのまま繰り返さず、自分の言葉で言うのも公式のtipsです。
細かい言い回しより、5つの要点を完全な文でつなぐことを優先します。
たとえば、次の順番で話すと要点が抜けにくくなります。
| 順番 | 話すこと | 話し出しの例 |
|---|---|---|
| 1 | 誰が・いつ・どこで | This story is about a man at a station last night. |
| 2 | 何が起きたか | He lost his bag. |
| 3 | どうしたか | He asked a staff member for help. |
| 4 | どうなったか | Finally, he found it. |
Part Fは立場と理由2つで話す
Part Fは、質問に対して自分の意見を40秒で話すパートです。
答える前に、まず立場を決めて、それを支える理由を1〜2つ考えます(出典:Pearson公式ガイド(PDF))。
内容に迷ったら、身近な理由を2つ挙げるだけで40秒を使い切れます。
難しい表現を狙うより、文法の整った完全な文で話し切るほうが安全です。
話す順番を決めておくと、黙る時間が減ります。
- 立場を言う=I think ~.
- 理由1を言う=First, ~.
- 理由2を言う=Also, ~.
- もう一度立場で締める=So, I think ~.
この型は例文を覚えるためではなく、40秒のあいだ話す順番に迷わないための目安です。
小技で守れるのは今の実力の分までなので、その先のVersantのスコアを最短で上げたい人は、受講中にVersantを受けて伸びを測れるスクールを受験回数や料金で比べたVersant対策におすすめのスクールの記事から選べます。↓


Versantで裏技にならない禁止事項
ネットには「裏技」として不正に当たる方法が書かれていることもありますが、どれも点にはつながりません。
受験中にしてはいけない主なことは、次のとおりです(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
- テスト中にメモを取ることは禁止
- 英語以外の言葉で答えない
- ヒソヒソ声で話したり、発音を大げさにしたりしない
- 聞き取れなかった語を、英語らしい音でごまかさない
- スマホ受験中にスクリーンショットを撮らない
- スコアを確かめる前にアプリを削除しない
メモは禁止されているので、覚えておく力そのもので答えるしかありません。
発音を大げさにしたり、音でごまかしたりすると、採点不可の原因にもなります。
スマホでスクリーンショットを撮ると、テストが中断して再開できない場合があります(出典:Versant公式のスマホアプリ受験のページ)。
採点の前にアプリを削除すると、回答データがすべて消えて採点できなくなります。
裏技を探すなら、公式のルールの中で失点を減らす方向に使うのがいちばんの近道です。
Versantの裏技でよくある質問
最後に、Versantの裏技についてよく聞かれることをまとめます。
- Versantで点が一気に上がる裏技はありますか?
-
英語力を飛び越えて点が上がる方法はありません。
ただ、採点の仕組みに合わせて受け方を変えるだけで、落とさなくていい点は守れます。
- Versantでメモを取ってもいいですか?
-
取れません。
Versant公式サイトの受験時の注意点で、テスト中にメモを取ることは禁じられています。
- 間違えたら言い直したほうがいいですか?
-
言い直さないのがPearsonのガイドの注意です。
答えは録り直せないので、そのまま最後まで言い切ります。
- 答えが分からないときはどうすればいいですか?
-
“I don’t know.” と答えます(出典:Versant公式のウェブブラウザ受験のページ)。
黙ったままにしないのが大切です。
- 何秒以内に話し始めればいいですか?
-
Part AとPart Bは6秒以内、Part CとPart Dは8秒以内です。
話し始めないと次の問題へ進みます。
- 途中までしか言えなかった答えは0点ですか?
-
0点ではありません。
時間内に言い終わらなかった答えも、途中までの内容がそのまま採点されます。
- 採点不可になったらどうすればいいですか?
-
個人で買った人は、購入した販売元へ問い合わせます(出典:Versant公式のよくある質問)。
再受験を希望する場合は、公式の問い合わせフォームから連絡します。
- 無料で練習できる公式の方法はありますか?
-
Versantのスマホアプリに、本番を短くしたサンプルテストがあります。
採点はされませんが、本番と同じ流れを体験できます。
- 何点を目指せばいいですか?
-
目指す点は、会社や学校など使う目的によって変わります。
まずは提出先が求める点を確かめるのが先です。
スコアの目安は、Versantのスコア目安の記事にまとめています。↓


まとめ|Versantの裏技は点を落とさない工夫
- Versantは自動音声認識で採点され、話し方もスコアに入る
- 響かない静かな部屋・マイク付きヘッドセットで受ける
- 6秒以内に話し始め、言い直さずに言い切る
- 分からなくても “I don’t know.” など何か言う
- メモは禁止=不正は裏技にならない
まずは公式サンプルテストで、話し始めるまでの短さを一度体験してみてください。
小技で守れるのは、今の実力で取れるはずの点までです。
裏技の先で、Versantのスコアを実力から最短で上げたい人は、受験回数や料金で比べたVersant対策におすすめのスクールの記事から、自分に合う1校を選べます。↓


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Versantがどんなテストかをもう一度確かめたい人は、Versantとは?の記事もどうぞ。↓


- ウェブブラウザ受験(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- スマホアプリ受験(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- Speaking and Listeningのテスト内容・受験料(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- よくある質問(法人)(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- English Speaking and Listening Test Official Guide for Test-Takers(Pearson公式サイト)










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