「英語の発音記号…あまり馴染みがないけど、ちゃんと勉強した方が良いのかな…?」
「学校や英会話学校でも少ししか触れなかったけど、もう一度ちゃんと見ておきたいな…」
発音記号に対して、そんな気持ちをお持ちではないですか?
確かに発音記号って、学校や英会話学校でも少しだけ触れるだけで、それ以降は深く掘り下げる事もなくその後発音記号を使って発音を確認する機会もないですもんね。
そんな発音記号ですが、うまく使えば英語学習、ひいては英語の習得を加速させる大きな力を秘めたものなんです!
なのでこの記事では、そんな発音記号についてイメージしやすいように一覧・読み方・覚え方まで用意しました!
私自身英語が得意になってからもしばらくは、「日本人にとって英語の発音ってめっちゃ難しいんでしょ?」というイメージが先行していました。
しかし、意外と発音について意識するべきポイントというのは膨大ではありません。
むしろ、語彙力や英文法に比べたらあっという間に高いレベルまで改善されているものなんです。
現に、私が発音について意識をするようになったのは大学1年生の時から。
しかし、その大学1年生の秋学期に入る頃(入学してから半年足らずです。)には、大学のネイティブスピーカーの先生から「だいぶ発音がナチュラルになっているね?」と言われ、その後カナダへ留学した時もルームメイト(カナダ人)から「誇張無しでキミの英語はナチュラルで聴き取りやすいよ。」と複数人から嬉しい言葉を貰った経験があります。
この記事を読み終わる頃には、そんなモヤモヤふわふわした英語の発音記号のイメージがしっかりと固まって、あなたの英語学習のスピードがグンと早くなりますので是非最後まで読んでみてください!

この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材
英語の発音記号に馴染みがない2つの理由とは?
そもそも英語の発音記号って、その存在については多くの人が知っているにも関わらず「全然馴染みがないなぁ」と感じませんか?
私自身そう感じています(笑)
では、なぜ英語の発音記号について存在は認知されているのに全然馴染みがないのでしょうか?
それには大きく以下の2つの理由に分けられます。
①使える人が極めて少ない
今の世の中、英語を教えてくれる人の幅はかなり広くなりました。 英語の先生・ネイティブスピーカーの英語講師・先輩英語学習者までもが英語を教えてくれる時代です。 しかし、そんな人達でも英語の発音記号を使って英語の発音を確認しようとはしません。 学校の英語の先生は発音よりも英文法や英文読解を中心に教えますし、英語の音読やリスニングでもさほど厳密には発音について言及しません。 そんな環境の中での英語学習が軸になっているためか、既に高い英語力を持っている先輩英語学習者も、自分の発音を英語の発音記号を用いて確認する人も少ないです。 まして、ネイティブスピーカーの英語講師は発音記号について重視するはずもありません。 それを用いずとも英語を話せるのですから。 このように、英語を学ぶ上で発音記号を使えるような人が極めて少ない事がわかります。②英語の発音記号を使って発音を確認しない
例えば英単語の勉強で、頻出の表現は長文などに出てくるたびに「この単語の意味ってなんだったっけな…?」そんな風に思いますよね? だからこそ、SchoolやHouse、TheとかSayみたいな簡単な英単語は英語が苦手な人でも知っているところですよね。 TheやSayなんかは何度も何度も教科書や例文で出てきますもんね(笑) それでいつの間にか覚えているとの同じです。 単語の難易度は関係ありません。 どれだけの頻度で出会ったか、どれだけ自分が使ってきたか、それによって物事に対する馴染みの深さが決まってきます。 フランス語など新しく外国語を学んでみるとわかります。 School→Ecole This→cet など、英語では「知らない人なんていないだろう」という単語でも、フランス語を学んだことが無ければ全く馴染みがないですよね。↓↓↓(参考)| 英語 | フランス語 |
|---|---|
| School | Ecole |
| This | Cet |
| Boy | Garçon |
英語の発音記号、そもそも習得する必要ある?
さて、上述の理由からあまり馴染みがない英語の発音記号ですが、それでは発音記号は英語を学んでいく上で習得する必要はあるのでしょうか?
私の結論は「必須ではない。しかし覚えていると英語の習得をブーストさせることが出来る。時間対効果は高い。」というものです。
必須ではないと考える理由
多くの日本人が苦手意識を持ちやすい発音ですが、LとRの区別、そしてTHの発音を意識するだけで大幅に改善します。 加えてより英語らしい発音については、詳しく「英語の音声変化とは?」や「オーバーラッピング法とは?」の記事で触れました。 音声変化のパターンを一つ一つ暗記していてはキリが無かったですし、「こんなパターンで音声が変化するんだなぁ」という程度に頭に入れておいて、実際の音声を聞いて体感的に刷り込んであげる方がやるべき事がシンプルで効果的な事も多いです。 そして何より私自身、こうした方法で英語の発音について「感覚的に」覚えてきた節があります。 オーバーラッピング法やシャドーイングでのリスニング力・スピーキング力の向上はこの「感覚的な体得」に基づくものです。 以上の事が、英語の上達に英語の発音記号は「必須ではない」と考える根拠です。英語の習得をブーストさせると考える理由
では、英語の習得に英語の発音記号は無用の長物なのでしょうか? 「断じてそうではない」というのが私の結論です。 英語の音声変化のメリットにも挙げましたが、英語の発音が分かるようになる事は、リスニング力・スピーキング力だけではなく、単語学習の効率化、ひいては単語のスペルを正しく使う・忘れにくくする効果もあります。 特に単語学習に関しては、多くの単語帳に発音記号が記されています。 発音記号が分かれば単語を見る時点で、より正確な発音を知る事が出来ますし 覚えるべき単語を学ぶ時に音をイメージ出来れば、スペルと音をリンクさせて考える事が出来ます。 視覚だけではなく発音をイメージすることで聴覚を刺激することで、脳の多方面を使って単語を覚える事が出来ますし(参照:英単語を短時間で覚えるコツは5つ!絶対やってはいけない覚え方とは?) 英単語力と発音の正確さがリンクすることで、ライティングの際にスペルのミスが減る事にも繋がります。 上述したように、確かに英語の発音記号は英語の習得に”必須ではない”という一面はありますが、同時に”覚えてしまえば英語の各スキルをリンクさせ、英語の習得をブーストさせることが出来る”と言う事も出来るという事です。英語の発音記号の最短の覚え方
↑↑↑発音記号の覚え方に関して非常に参考になる動画がありました。↑↑↑ 英語の発音記号について一覧を見てみると、一見非常に膨大な情報量に見えます。 しかし少し目を通すとほとんどアルファベットに似た表記、もしくはそのアルファベットを組み合わせたような表記で、発音もそのアルファベット表記そのままな事が多い事が分かってきます。 覚えるべき部分は、Thの発音や、一部母音などの日本語ではあまりなじみのない所のみなので、実質覚えるべき発音記号は全体の4割程度に落ち着きます。 違う言い方をするならば、日本人が苦手とする英語の発音自体がそもそも発音という広いフィールドの中では4割程度にとどまるという事。 そして発音記号を覚える際の覚え方として、「自分に馴染みのない発音の記号に注力する」という事が言えます。英語の発音記号一覧表
英語の発音記号をまとめると以下の表のようになります。| 母音 | ʌ | ɑː | aɪ | æ |
|---|---|---|---|---|
| aʊ | ə | əʊ | ɪ | |
| iː | ɪə | ʊ | ʊə | |
| uː | e | eɪ | eə | |
| ɔː | ɔi | ɒ | ɜ: | |
| 子音 | b | d | f | g |
| h | j | k | l | |
| m | p | r | s | |
| t | v | w | z | |
| θ | ð | ʃ | ʒ | |
| tʃ | dʒ | n | ŋ |
英語の見慣れない各発音記号の読み方(参考音声付き)
下記の表にて見慣れなかったであろう発音記号についてその読み方と参考音声をまとめました。| 母音 | |||
|---|---|---|---|
| 発音記号 | 読み方 | 例 | 音声 |
| ʌ | 口を軽く空けて軽く「ァ」と発音 | but | |
| ʊ | ʊはuと受け取って頂ければOKです。 | good | |
| ə | 口を軽く開いて「ァ」と発音。 ʌよりもあいまいな「ァ・ゥ・ォ」の中間くらいなイメージですね。 | about | |
| ɜ: | əよりも少し舌を下げたときに出る音です。意識してその音にするというよりは、前後の音につられてそうなりやすいというイメージですね。 | learn | |
| ɔː | cが逆になったような文字ですが、これはoと考えましょう。 | dog | |
| ɒ | aが逆になったような記号ですが、「aとoの中間」くらいのイメージですね。 | odd | |
| 子音 | |||
| 発音記号 | 読み方 | 例 | 音声 |
| θ | thの発音で、前歯で舌を触れるか触れないかくらいで挟み、「ス」のような摩擦音で発音します。(完全に挟んでしまうとtサウンドっぽくなってしまうので注意) | think | |
| ð | 上述のthの発音で「ズ」と発音します。 | with | |
| ʃ | sの発音に似ていますが、上下の奥歯の摩擦音で「スィ」のような発音になります。 | ship | |
| ʒ | 見慣れない記号ですが「ジャ・ジ・ジュ・ジェ・ジョ」のイメージでOKです。(dʒも同音です。) | vision | |
| tʃ | tとʃを組み合わせて「チャ・チュ・チョ」の発音になります。 | teacher | |
| ŋ | ingなどの音を、gの寸前で止めているイメージですね。Everythingを「エヴリスィン」と発音するような感じですね。 | Everything | |
英語の発音記号一覧(読み方と音声)と覚え方まとめ
この記事では、英語の発音記号について以下の視点からお伝えして来ました。発音記号を覚えたあと、実際に音が聞き分けられるかは別の練習が要ります。そこを埋めるトレーニングはイングリッシュカンパニーの口コミ評判に書きました。
英語の発音記号を覚えるメリット
英語の発音記号を覚えることで、発音と英語学習の各スキルがリンクします。
単語のスペルを正しく覚えやすくなり、発音記号を知ることで単語の発音を確認できるようになります。
リスニング力やスピーキング力の向上にもつながります。
発音を意識することで、英語の習得をブーストさせることが可能です。
日本人が難しいと感じる発音記号の読み方
日本人が特に難しいと感じる発音記号には、/θ/や/ð/があります。
これらの発音は、前歯で舌を軽く挟むようにして発音します。
また、/ʃ/や/ʒ/のような摩擦音も難しいと感じる人が多いです。
これらの発音記号を意識して練習することで、より自然な英語の発音に近づけます。
英語の発音記号の習得方法と効果
英語の発音記号を覚える際には、馴染みのない発音に注力して練習することが効果的です。
実際に音声を聞きながら、発音記号とその音をリンクさせると理解が深まります。
このような練習をすることで、発音記号を短時間で覚えることが可能です。
発音記号を覚えることで、英語学習のブーストが期待できます。
英語の発音記号の学習がもたらす英語力向上の具体的な変化
発音記号を学ぶことで、単語の発音が正確になり、リスニング力が向上します。
発音とスペルのリンクが強化されるため、ライティング力も向上します。
発音記号を活用することで、単語の学習効率が上がり、記憶に残りやすくなります。
結果として、英語全体のスキル向上が期待できます。
