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接続詞とは?英語の等位接続詞と従属接続詞の違いを一覧と例文で解説

えいごろう

接続詞って and とか but のことですよね。それ以上、何を知る必要があるんですか?

くまお

英語の接続詞は2種類あって、その2つで文の作り方がまったく変わります。そこを知らないまま使うと、文が壊れます。

目次

筆者

たかまさ

元トラックの運転手で無気力な生活を送っていたが、30歳で英語力ゼロから英語学習を始めて英語が話せるようになり、世界が広がって人生が楽しくなる。その後、外資系企業に転職し、現在は米国勤務の英語コーチ・TOEIC920・英検準1級・留学3カ国・アメリカ人と結婚・英語サービス体験50社以上

接続詞とは?語と語、文と文をつなぐ品詞

接続詞とは、語と語、句と句、文と文をつなぐ働きをする品詞です。

英語では conjunction と呼ばれ、文の構造を決める重要な役割を担っています。

接続詞がなければ、英語は短い文を並べることしかできません。

逆に言えば、接続詞を使いこなせると、長くて論理的な文が書けるようになるということです。

  • 語と語=bread and butter
  • 句と句=in the morning or in the evening
  • 文と文=I was tired, so I went home.

3つのレベルすべてで同じ語が使われることもあり、そこが混乱のもとになります。

英語の接続詞は2種類しかない

種類働き代表例
等位接続詞対等なもの同士をつなぐand / but / or / so
従属接続詞主従の関係でつなぐbecause / when / if / although

この対等か、主従かという区別が、英語の接続詞のすべてを決めています。

2種類しかないので、覚える負担そのものは大きくありません。

えいごろう

2つだけなんですね。

くまお

分類は2つです。ただし、それぞれで文の形が変わるので、そこは分けて覚える必要があります。

等位接続詞の使い方

等位接続詞は、対等な要素同士をつなぐ接続詞です。

英語には7つの等位接続詞があり、頭文字をとって FANBOYS と呼ばれます。

接続詞意味使う場面
forというのも理由(やや古風)
andそして追加
nor〜もまた〜ない否定の追加
butしかし逆接
orまたは選択
yetそれでも逆接(but より文語的)
soだから結果

この7つを覚えておけば、等位接続詞については十分です。

文と文をつなぐときのカンマ

等位接続詞で2つの完全な文をつなぐときは、接続詞の前にカンマを打ちます。

  • ○ I was tired, so I went home.
  • × I was tired so I went home.(カンマがない)
  • ○ I like tea and coffee.(語と語なのでカンマ不要)

判断の基準は、接続詞の前後がどちらも完全な文かどうかです。

両方が完全な文ならカンマ、そうでなければカンマなしという単純な規則になります。

文頭に and や but を置いてよいか

学校では避けるよう指導されることが多いですが、実際の英語では広く使われています。

新聞記事や小説でも文頭の But は普通に登場します。

ただし、堅い文書では避けるほうが無難だという感覚も残っています。

つまり禁止ではなく、場面で選ぶ事柄だということです。

従属接続詞の使い方

従属接続詞は、主となる文にもう1つの文を従える形でつなぎます。

分類接続詞意味
時when / while / before / after / until〜のとき
理由because / since / as〜なので
条件if / unlessもし〜なら
譲歩although / though / even if〜だけれど
目的so that / in order that〜するために
対比whereas / while〜の一方で

従属接続詞がついた文は単独では成立しないという点が、等位接続詞との決定的な違いです。

  • × Because I was tired.(これだけでは文にならない)
  • ○ Because I was tired, I went home.

この性質を知っていると、文が途中で終わってしまう間違いを防げます。

従属節を前に置くか後ろに置くか

従属接続詞のついた部分は、文の前にも後ろにも置けます。

  • 前に置く=Because it rained, we stayed home.(カンマが要る)
  • 後ろに置く=We stayed home because it rained.(カンマは不要)

前に置いたときだけカンマを打つという規則になっています。

この非対称な規則は英作文で問われやすいので、形ごと覚えておくと安心です。

because と so を同じ文で使わない

日本語の感覚で「〜なので、だから〜」と書くと、英語では重複になります。

  • × Because it rained, so we stayed home.
  • ○ Because it rained, we stayed home.
  • ○ It rained, so we stayed home.

理由を示す語は1つだけというのが英語の決まりです。

これは日本人学習者に多い間違いなので、意識しておく価値があります。

接続詞と前置詞・副詞の混同

接続詞と似た働きをする語に、前置詞や接続副詞があります。

語品詞後ろに続くもの
because接続詞文(主語+動詞)
because of前置詞句名詞
although接続詞文
despite前置詞名詞
however接続副詞文(セミコロンかピリオドが必要)

最大の落とし穴は、however は接続詞ではないという点です。

  • × I was tired, however I went to work.
  • ○ I was tired; however, I went to work.
  • ○ I was tired. However, I went to work.
  • ○ I was tired, but I went to work.

however でカンマだけを使ってつなぐのは、英語では文法的な誤りとされます。

この間違いは日本人だけでなく英語話者にもよく見られるほど紛らわしいところです。

because of と despite の使い方

  • because of the rain(雨のせいで)
  • despite the rain(雨にもかかわらず)
  • in spite of the rain(同上)

3つとも後ろに名詞が来るため、文を続けることはできません。

文を続けたい場合は、because や although に切り替える必要があります。

接続詞を使って文章を論理的にする

接続詞は、文をつなぐだけでなく、論理の方向を示す標識としても働きます。

論理の方向使う接続詞・表現
追加and / moreover / in addition
逆接but / although / however
理由because / since / as
結果so / therefore / as a result
例示for example / such as
言い換えin other words / that is

読み手は、これらの語を見た瞬間に次に何が来るかを予測します。

だから接続詞の選び方を間違えると、読み手の予測が外れて読みにくい文章になります。

英文を速く読むための手がかりにもなる

接続詞は、読む側にとっても強力な手がかりになります。

However が出てきたら、その前の内容が否定されるという予測が立ちます。

接続詞だけを拾って読むと、長い英文でも論理の流れをつかめます。

この読み方は、時間が限られている場面で特に役に立ちます。

えいごろう

接続詞だけ拾うんですか。

くまお

全部読む時間がないときは有効です。骨組みだけ先に取って、必要なところだけ詳しく読みます。

接続詞を会話で自然に使うには

会話では、書き言葉ほど多くの接続詞は使われません。

実際に使われるのはand / but / so / because / if / when あたりに集中しています。

つまり、まずはこの6つを確実に使えるようにするのが効率的だということです。

  • and=話を続ける
  • but=方向を変える
  • so=結論へ進む
  • because=理由を足す
  • if=条件を出す
  • when=時間を示す

この6つがあれば、日常会話で必要な論理関係はほぼ表現できます。

接続詞は時間稼ぎにもなる

会話で次の言葉が出てこないとき、接続詞は考える時間を作る道具にもなります。

and や so を言いながら、次に何を言うかを組み立てるという使い方です。

沈黙よりつなぎの音を出しながら考えるほうが、会話が途切れずに済みます。

英語話者も、実際にこの方法を頻繁に使っています。

こうした感覚は、実際に話してみないと身につかないので、AI英会話スピークのような練習環境が役に立ちます。

聞き取りから接続詞の使われ方をつかみたいならシャドテン、文法を体系的に立て直すならENGLISH COMPANYという選択肢になります。

接続詞についてよくある質問

接続詞は何個覚えればいいですか

会話ならand / but / so / because / if / when の6つで足ります。書き言葉ではさらに10個ほど加えると表現が広がります。

so と because はどう違いますか

順番が逆です。because は理由が後、so は結果が後に来ます。同じ内容を、どちらを先に言うかで選び分けます。

although と though は同じですか

ほぼ同じ意味ですが、though のほうが口語的で、文末に置ける点が違います。It was fun, though. のような使い方ができます。

接続詞が多い文章は読みにくいですか

多すぎると読みにくくなります。1文に2つまでを目安にし、それ以上になるなら文を分けるほうが伝わります。

接続詞を使い分けるとニュアンスが変わる

同じ論理関係でも、どの接続詞を選ぶかで文の印象は変わります。

接続詞強さ使う場面
because強い理由をはっきり示す
sinceやや弱い相手も知っている前提の理由
as弱い軽く理由を添える
for文語的書き言葉での補足

since と as は、聞き手がすでに知っている理由を添えるときに使われます。

だから理由そのものを強調したい場面では、because を選ぶのが適切です。

この差を知らずに since を多用すると、主張が弱く聞こえることがあります。

逆接の使い分け

接続詞・表現強さ位置
but標準文中
althoughやや強い文頭・文中
though口語的文頭・文中・文末
however形式的文頭(セミコロン可)
yet文語的文中

会話では but と though がほとんどを占めます。

however は書き言葉寄りで、会話で多用すると堅い印象になります。

文末に置ける though は、日本語の「〜だけどね」に近い軽さを持っています。

えいごろう

同じ逆接でも、選ぶ語で印象が変わるんですね。

くまお

そこが接続詞の面白いところです。論理は同じでも、距離感が変わります。

接続詞を増やして文章の質を上げる

日常会話には6つの接続詞で足りますが、書くときはもう少し必要になります。

特に論理の展開を示す表現を持っているかどうかで、文章の説得力が変わります。

役割使える表現
前提を置くgiven that / assuming that
条件を絞るas long as / provided that
例外を示すexcept that / unless
対比するwhereas / while
結果を示すso that / such that

as long as は「〜である限りは」という条件を表し、ビジネス文書でよく使われます。

As long as we deliver by Friday, we're fine. のように、条件つきの合意を示せます。

この表現を持っているかどうかで、交渉の場での言い回しの幅が変わります。

接続詞を増やすときの順番

一度に全部覚えようとせず、使う場面が想像できるものから増やすのが続けるコツです。

  • ①会話で使う6つを確実にする
  • ②書くときの逆接と結果を増やす
  • ③条件と対比の表現を足す
  • ④文語的な表現は最後でよい

この順番なら、覚えた順に実際の場面で使えるので手応えが得られます。

逆に、辞書の順に覚えると、使わない表現ばかりが先に来てしまいます。

語彙を増やす作業では、この順番の設計が続くかどうかを大きく左右します。

実際に使ってみる場が必要になるので、AI英会話スピークのような練習環境を組み合わせると定着が早くなります。

接続詞をめぐるよくある誤解を解く

よくある誤解実際
and を多用すると幼稚に見える会話では自然。書き言葉では調整が要る
文頭の But は間違い実際の英語では広く使われている
however は接続詞接続副詞なのでカンマだけではつなげない
接続詞は多いほど論理的多すぎると読みにくくなる
日本語の接続詞と一対一で対応する対応しない語が多い

最後の一対一で対応しないという点は、英作文で特に問題になります。

日本語の「が」は、逆接にも単なる前置きにも使われる便利な語です。

しかし英語の but は逆接にしか使えないため、そのまま置き換えると意味がずれます。

  • 「すみませんが、質問があります」→ × Sorry but I have a question.
  • → ○ Excuse me. I have a question.

日本語の「が」を機械的に but に変えると、不要な逆接が入ってしまうということです。

「そして」も同じ問題がある

日本語の「そして」は話をつなぐだけの語としても使われます。

英語の and は対等なものを並べる語なので、ただのつなぎには使えません。

話の流れをつなぎたい場合は、then や after that といった別の語が必要になります。

この違いを知らないと、and ばかりの文章になってしまいます。

えいごろう

訳し方の問題じゃなかったんですね。

くまお

言語の設計の違いです。だから日本語から考えると、どうしても不自然になります。

接続詞は、英語と日本語で仕組みそのものが違う部分が多い品詞です。

だからこそ、英語の側の型をそのまま覚えるのが結局いちばん速い方法になります。

型ごと覚えてしまえば、日本語から訳す作業が発生しません。

訳す作業がなくなると、話す速度も自然に上がります。

接続詞を使った文の組み立て練習

接続詞を身につけるには、同じ内容を複数の接続詞で言い換える練習が有効です。

  • It rained, so we stayed home.
  • Because it rained, we stayed home.
  • We stayed home because it rained.
  • Since it rained, we stayed home.
  • It rained. Therefore, we stayed home.

5つとも同じ内容ですが、重心と硬さが少しずつ違います。

会話なら1番目か3番目、書き言葉なら2番目か5番目が自然に感じられます。

この差を意識しながら言い換える練習をすると、接続詞の感覚が短期間で育ちます。

練習の題材は身の回りから取る

題材は、その日にあった出来事で十分です。

「遅刻した。なぜなら電車が止まったから」という程度の内容でも、5通りに言い換えられます。

重要なのは題材の難しさではなく、同じ内容を何通りで言えるかという点です。

言い換えの数が増えるほど、会話で詰まる場面が減っていきます。

実際に口に出して試せる環境としては、AI英会話スピークのように回数を確保できる形が向いています。

聞き取りの側から接続詞の使われ方を拾いたいならシャドテン、文法を体系から立て直すならENGLISH COMPANYという選択肢になります。

接続詞を学ぶと何が変わるのか

接続詞を意識するようになると、英語の見え方が変わります。

単語の意味を追うだけの読み方から、論理の流れを追う読み方に変わるからです。

接続詞は文と文の関係を示す標識なので、そこを拾えば全体の構造が見えます。

この変化は、長い英文を読むときに特にはっきりと表れます。

1文ずつ丁寧に訳していた読み方から、段落単位で意味をつかむ読み方へ移れるようになります。

書くときにも同じ効果がある

英語で文章を書くときも、接続詞の選択が説得力を左右します。

主張と根拠のあいだに適切な接続詞を置けば、読み手は迷わずについてきます。

逆に、接続詞が足りない文章は論理の飛躍があるように読まれることがあります。

内容は同じでも、つなぎ方だけで評価が変わってしまうということです。

だから接続詞は、語彙のなかでも投資効果の高い部類に入ります。

まず6つ、次に10個

会話で使う6つを固めたら、書くときに使う語を10個ほど足すのが現実的な進め方です。

合計16語で、日常とビジネスの大半の場面をカバーできます。

16語なら覚えきれる量なので、目標として現実的です。

語彙の学習では、この「終わりが見える量」に切ることが続けるうえで重要になります。

終わりが見えない学習は、どれだけ有益でも途中で止まりやすいからです。

接続詞と句読点の関係をもう一度確認する

接続詞の学習で最後まで残りやすいのが、句読点との関係です。

つなぎ方句読点例
等位接続詞で2文接続詞の前にカンマI was tired, so I left.
従属接続詞が前従属節の後にカンマBecause I was tired, I left.
従属接続詞が後カンマなしI left because I was tired.
接続副詞セミコロンかピリオドI was tired; however, I left.
語と語カンマなしtea and coffee

この5行を1枚で持っておけば、句読点で迷うことはなくなります。

英語の句読点は装飾ではなく、文の構造を示す記号です。

だから正しく打てていないと、読み手が構造を取り違えることがあります。

日本語の読点が呼吸の位置で打たれるのとは、考え方が根本的に違います。

英語のカンマは文法的な必要から打つという理解に切り替えると、迷いが減ります。

この切り替えができると、英文を書くときの正確さが目に見えて上がります。

接続詞と句読点はセットで覚えるべき項目だと言えます。

どちらか片方だけを覚えても、実際に書くときには使いきれないからです。

表の5行を手元に置いて、書くたびに確認する習慣をつけると数週間で身につきます。

まとめ|接続詞は等位と従属の2種類で考える

接続詞の中心にあるのは、対等につなぐか、主従でつなぐかという2つの型です。

等位接続詞は FANBOYS の7つ、従属接続詞は時・理由・条件・譲歩などに分けて整理できます。

従属節を前に置いたときだけカンマを打つこと、however は接続詞ではないことの2点は特に重要です。

会話では6つの接続詞でほぼ足りるため、まずそこを確実にするのが効率的な進め方になります。

読むときは接続詞だけを拾うことで、長い英文の骨組みを素早くつかめます。

くまお

接続詞は文の方向指示器です。ここを正しく出せると、英語が一気に論理的に聞こえます。

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