MENU

IELTSライティングの対策は?Task1とTask2のテンプレを解説!

IELTSの4技能のなかで、もっともスコアが上がりにくいと言われるのがライティングです。

理由ははっきりしていて、採点基準が「英語が書けるか」ではなく「求められた形式で書けているか」も見ているからです。

この記事では、IELTSライティングのTask1とTask2について、時間配分・構成のテンプレート・評価される書き方を整理します。

試験形式や採点基準は改定されることがあります。受験前に、必ず公式の案内で最新の内容を確認してください(本記事は2026年9月時点の整理です)。

目次

筆者

たかまさ

元トラックの運転手で無気力な生活を送っていたが、30歳で英語力ゼロから英語学習を始めて英語が話せるようになり、世界が広がって人生が楽しくなる。その後、外資系企業に転職し、現在は米国勤務の英語コーチ・TOEIC920・英検準1級・留学3カ国・アメリカ人と結婚・英語サービス体験50社以上

IELTSライティングはTask1とTask2で戦い方がまったく違う

最初に押さえるべきは、この2つが別の試験だと思っていいほど性質が違う点です。

項目Task1Task2
書く内容アカデミック:図表の説明/ジェネラル:手紙与えられた論題への意見・議論
語数の目安150語以上250語以上
時間配分の目安20分40分
求められる姿勢事実を正確に整理して伝える立場を決めて筋道を立てる
スコアへの影響Task2より小さいより大きい

重要なのは最後の行です。一般にTask2のほうが全体のスコアに与える影響が大きいとされています。

それなのに、多くの受験者はTask1に時間をかけすぎてTask2が尻切れになります。試験が始まったらTask2から書く、という選択をする人がいるのはこのためです。

IELTSライティングTask1のテンプレート

アカデミックモジュールのTask1は、グラフ・表・図・地図・工程図などが出題され、それを説明する問題です。

ここで意見を書くと減点につながります。求められているのは「読み取れる事実の整理」です。

4段落で組む

  • 第1段落:問題文を言い換えて、何のデータかを1〜2文で述べる
  • 第2段落:全体の傾向を2文でまとめる(最大・最小・全体の動き)
  • 第3段落:数値の詳細をグループ1について述べる
  • 第4段落:数値の詳細をグループ2について述べる

第2段落の「全体の傾向」は、書き忘れると評価に直結します。

詳細から書き始めたくなりますが、先に全体像を示すのが型です。

使い回せる表現

  • The chart illustrates the number of … between 2010 and 2020.
  • Overall, … increased steadily, while … remained stable.
  • The figure for A rose sharply from … to …
  • In contrast, B showed a gradual decline over the same period.
  • The highest figure was recorded in …

変化を表す語(rise / fall / fluctuate)と、変化の度合いを表す語(sharply / gradually / slightly)を組み合わせるだけで、表現の幅が出ます。

同じ動詞を4回使うより、2つか3つを回すほうが評価は安定します。

IELTSライティングTask2のテンプレート

Task2は、社会的なテーマについて自分の考えを述べるエッセイです。

ここでも型を固定するのが最短です。凝った構成にしても、採点基準は「主張が一貫していて、根拠が示されているか」を見ています。

4段落構成が基本

段落内容語数の目安
導入問題文の言い換え+自分の立場を1文40語前後
本論1理由1+説明+具体例90語前後
本論2理由2+説明+具体例90語前後
結論立場を言い換えて締める30語前後

本論の段落は、必ず「理由 → 説明 → 例」の3層にしてください。

理由を並べただけの段落は、主張の展開が浅いと判断されやすくなります。

問われ方によって書き分ける

  • 賛成か反対かを問う問題:立場を明確にして最後までぶらさない
  • 両論を述べたうえで意見を問う問題:本論1で一方、本論2でもう一方を扱い、結論で自分の立場を示す
  • 問題と解決を問う問題:本論1で原因、本論2で対策を書く
  • 利点と欠点を問う問題:それぞれを1段落ずつ扱う

設問の型を読み違えると、英語がどれだけ正確でも評価は伸びません。

書き始める前の1分で、「これはどの型か」を判断する習慣をつけてください。

IELTSライティングで減点されやすい5つの書き方

  • 語数が足りない(規定語数を下回ると評価に影響する)
  • 問題文の語句をそのまま写している(言い換えができていない)
  • 段落を分けていない、または段落の切れ目が不自然
  • Task1で自分の意見や推測を書いてしまっている
  • 難しい語を使おうとして、意味がずれている

5つ目は意外と多い失敗です。

使い慣れていない語を無理に入れるより、正確に使える語で丁寧に書くほうが、結果的に評価は安定します。

IELTSライティングの練習の進め方

1. 時間を測らずに1本書く

最初から40分で書こうとすると、型が身につく前に崩れます。

最初の数本は時間を気にせず、構成どおりに書き切ることだけを目標にしてください。

2. 添削を受ける

ライティングは自己採点ができない技能です。

IELTS対策を扱うスクールや添削サービス、オンライン英会話の対策コースなど、採点基準を知っている相手に見てもらうのが確実です。

3. 同じ問題をもう一度書く

添削を受けたら、新しい問題に進む前に同じ問題をもう一度書きます。

指摘された点を反映した状態で書き直すと、修正が記憶に残ります。次々に新しい問題へ移ると、同じ指摘を何度も受けることになります。

4. 時間を測って通す

型が固まってから、初めて時間を測ります。

Task1を20分、Task2を40分。この配分を体に入れておくと、本番で時間切れになりません。

IELTSライティングの採点で見られている4つの観点

対策を組むうえで、何が評価されているのかを知っておくと迷いが減ります。

IELTSのライティングは、大きく4つの観点から評価される仕組みになっています。

観点問われていること対策の方向
課題への対応設問が求めたことに答えているか設問の型を判断してから書き始める
一貫性とつながり段落構成と接続が自然か段落の型を固定し、つなぎ語を決めておく
語彙適切な語を使い分けられているか言い換えの手札を3つずつ持つ
文法の幅と正確さ構文の種類と誤りの少なさ複文を1段落に1つ入れる。増やしすぎない

見落とされがちなのが、1つ目の「課題への対応」です。

英文として自然でも、聞かれていないことを書いていれば評価は伸びません。逆にいえば、設問を正確に読むだけで底上げできる部分でもあります。

IELTSライティングのつなぎ語の使い方

接続表現は、多く使えばよいというものではありません。

段落の頭と、理由や例を出すところに置くだけで十分です。

  • 理由を出す:This is because … / The main reason is that …
  • 例を出す:For instance, … / A good example of this is …
  • 対比する:On the other hand, … / However, …
  • 付け足す:In addition, … / Furthermore, …
  • 締める:In conclusion, … / To sum up, …

この5種類を、それぞれ2つずつ覚えておけば足ります。

同じ語を繰り返すと単調に見えるため、2つを交互に使う程度でちょうどよいバランスになります。

IELTSライティングについてよくある質問

手書きとパソコン、どちらで受けるべきですか?

受験形式は選べる場合があります。タイピングが速い人はパソコン形式が有利になることがあります。

ただし会場や実施形態によって選択肢が異なるため、申込時に公式の案内を確認してください。

語数は多いほうがよいですか?

規定語数を下回ると評価に影響しますが、多ければよいというものでもありません。

長く書くほど文法の誤りが増えるため、Task2なら260〜280語程度に収める人が多い傾向です。

アカデミックとジェネラルで対策は変わりますか?

Task1が大きく変わります。アカデミックは図表の説明、ジェネラルは手紙の作成です。

Task2は共通点が多いので、まずTask2の型を固めてから、Task1を受験するモジュールに合わせて練習するのが効率的です。

まとめ:IELTSライティングは型を固定するところから

IELTSライティングは、Task1が図表や手紙の整理、Task2が意見の展開という別物の課題です。

Task1は4段落、Task2も4段落。どちらも型を固定して、中身だけを入れ替える形にしておくと安定します。

練習は、時間を測らずに書く → 添削を受ける → 同じ問題を書き直す → 時間を測る、の順に進めてください。

まずはTask2を1本、構成どおりに書き切るところから始めてみてください。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

役立つサイトにするので気軽に感想や口コミの投稿をお願いします!

コメントする

CAPTCHA


目次