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和製英語の一覧213選|正しい英語と「直訳するとどう伝わるか」をジャンル別に解説

和製英語の一覧213選|正しい英語と「直訳するとどう伝わるか」をジャンル別に解説
えいごろう

和製英語の一覧って、結局どれが通じひんの?

くまお

ジャンル別に並べると一気に見分けがつきますよ。

目次

筆者

たかまさ

元トラックの運転手で無気力な生活を送っていたが、30歳で英語力ゼロから英語学習を始めて英語が話せるようになり、世界が広がって人生が楽しくなる。その後、外資系企業に転職し、現在は米国勤務の英語コーチ・TOEIC920英検準1級・留学3カ国・アメリカ人と結婚・英語サービス体験50社以上

和製英語とは?一覧で見る前に結論

まずは、和製英語がどういう言葉なのかを一言で押さえます。

先に結論

和製英語とは、英語の単語をもとに日本で作られた、英語圏では通じない(または意味がずれる)言葉のことです。

見た目が英語なので、英語のつもりで口に出すと相手に伝わりません。

この記事では、日常でよく使う和製英語を213語、正しい英語とセットでジャンル別に一覧にしました。

たとえば「シュークリーム」を英語のつもりで shoe cream と言うと、相手には靴を磨くクリームの話に聞こえます。

お菓子の名前としては cream puff が正しい言い方です。

このように、和製英語は間違いというより「日本語の中では正しく、英語の中では別の意味になる言葉」だと考えると整理しやすくなります。

日本語として和製英語を使うことにはまったく問題がなく、切り替えが必要なのは英語で話すときだけです。

この記事でわかること
  • よく使う和製英語の一覧213語(食べ物・仕事・服・IT家電・スポーツ・車・住まい・美容・学校・医療・文房具・エンタメ・旅行・育児・お金・性格の16ジャンル)
  • それぞれの正しい英語と、直訳したときに相手にどう伝わるか
  • 和製英語が生まれる4つのパターン(省略・組み合わせ・意味のずれ・英語以外の言語)
  • 実際に誤解が起きる会話例と、その場での言い換え方
  • 和製英語・カタカナ英語・外来語・和製漢語の違い

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和製英語の一覧213選【ジャンル別】

ここからが本題で、日常で使う頻度が高い和製英語をジャンル別にまとめました。

「直訳するとどう伝わるか」の列は、英語のつもりでそのまま言った場合に相手が受け取る意味です。

例文はそのまま口に出せる形にしてあるので、言い換えの練習にも使えます。

えいごろう

表が横に長いときは、指で横にスライドできます。

① 食べ物・飲み物の和製英語

注文の場面で通じないと困るものを中心に集めました。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
シュークリームcream puff「shoe cream」=靴を磨くクリームに聞こえるI bought a cream puff at the bakery.
(ベーカリーでシュークリームを買った)
ソフトクリームsoft serve / soft-serve ice cream「やわらかいクリーム」で、食べ物かどうかが伝わらないCan I get a soft serve, please?
(ソフトクリームをください)
ショートケーキstrawberry sponge cake英語の shortcake はサクサクした生地の菓子で、別物が出てくるHer birthday cake was a strawberry sponge cake.
(彼女の誕生日ケーキはショートケーキだった)
ホットケーキpancake(s)「温かいケーキ」=レンジで温め直したケーキだと思われるWe had pancakes for breakfast.
(朝食にホットケーキを食べた)
ハンバーグhamburger steak / Salisbury steakhamburger と言うとパンに挟んだバーガーが出てくるI ordered a hamburger steak with rice.
(ライス付きのハンバーグを注文した)
フライドポテトFrench fries(米) / chips(英)「揚げたじゃがいも」で、細切りの形までは伝わらないDo you want fries with that?
(ご一緒にポテトはいかがですか)
バイキングbuffet / all-you-can-eatViking=北欧の海賊のことで、食事の話に聞こえないThe hotel has a breakfast buffet.
(そのホテルには朝食バイキングがある)
ジュースsoft drink / sodajuice は果汁そのもので、炭酸飲料は含まれないI'll have a soft drink instead of juice.
(果汁ではなく炭酸飲料をもらいます)
ミルクティーtea with milkmilk tea はタピオカ系の飲み物として広まった言い方で、紅茶にミルクとは限らないI like my tea with milk.
(紅茶はミルク入りが好きです)
ノンアルコールalcohol-free / non-alcoholicnon-alcohol は語の形が崩れていて意味を取りにくいDo you have any alcohol-free beer?
(ノンアルコールビールはありますか)
アメリカンコーヒーweak coffee「アメリカのコーヒー」と受け取られ、濃さの話だと伝わらないCould I get a weak coffee?
(薄めのコーヒーをもらえますか)
アイスコーヒーiced coffeeice coffee だと「氷のコーヒー」で、形容詞が抜けた形に聞こえるAn iced coffee, please.
(アイスコーヒーをください)

特に事故が多いのは「シュークリーム」と「バイキング」です。

どちらも英語ではまったく別のものを指す言葉になってしまいます。

② 仕事・ビジネスの和製英語

職場の会話や自己紹介で出やすい言葉をまとめました。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
サラリーマンoffice worker / company employeesalaryman は「日本の会社員」を説明する語として紹介される程度で、会話では通じにくいMy father is an office worker.
(父はサラリーマンです)
OLfemale office workerアルファベット2文字では何の略か分からないShe works as an office worker in Tokyo.
(彼女は東京でOLをしている)
アルバイトpart-time jobドイツ語の Arbeit(働く)が元とされる語で、英語ではないI have a part-time job at a cafe.
(カフェでアルバイトをしている)
フリーターpart-timerfree と arbeiter を混ぜた日本独自の造語He has been working as a part-timer for two years.
(彼は2年間フリーターをしている)
ノルマquotaロシア語由来とされる語で、英語としては通じないWe have a monthly sales quota.
(月ごとの販売ノルマがある)
クレームcomplaintclaim は「主張する・請求する」で、苦情の意味にならないWe received a complaint from a customer.
(お客様からクレームを受けた)
アポappointmentappo という短縮形は英語に存在しないI have an appointment at three.
(3時にアポがある)
マンツーマンone-on-one / privateman-to-man はスポーツの守備や「男同士の率直な話」の意味I take one-on-one English lessons.
(マンツーマンの英語レッスンを受けている)
スキルアップimprove one's skillsskill up という動詞の形が英語には無いI want to improve my English skills.
(英語のスキルアップをしたい)
キャリアアップadvance one's careercareer up では意味が組み立たないShe changed jobs to advance her career.
(彼女はキャリアアップのため転職した)
ベテランexperienced / an expertveteran は「退役軍人」の意味で受け取られやすいHe is an experienced teacher.
(彼はベテランの先生です)
サービス残業unpaid overtimeservice(奉仕・接客)と残業が結びつかないUnpaid overtime is a serious problem.
(サービス残業は深刻な問題だ)

「クレーム」を claim と言ってしまうと、苦情ではなく「権利を主張している」という話になります。

英語で苦情を伝えるときは complaint を使ってください。

くまお

「ベテラン」も要注意で、veteran だと退役軍人の話だと思われます。

③ 服・ファッション・身のまわりの和製英語

買い物や日常会話で使う機会が多いジャンルです。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
ワンピースdressone-piece は水着の型を指す言い方として使われるShe wore a blue dress.
(彼女は青いワンピースを着ていた)
トレーナーsweatshirttrainer は「指導者」、イギリスでは運動靴のことI am wearing a gray sweatshirt.
(グレーのトレーナーを着ています)
ジャージtracksuit / sweatsjersey はユニフォームの上着や生地の名前He changed into a tracksuit.
(彼はジャージに着替えた)
Yシャツdress shirtY shirt だとアルファベットのYの形をした服に聞こえるHe ironed his dress shirt.
(彼はYシャツにアイロンをかけた)
ノースリーブsleevelessno sleeve は名詞の形で、服を説明する形容詞にならないShe bought a sleeveless top.
(彼女はノースリーブのトップスを買った)
パーカーhoodieparka は寒冷地で着る厚手のコートのことI always wear a hoodie at home.
(家ではいつもパーカーを着ている)
ピアスearrings / pierced earringspierce は「突き刺す」という動詞で、アクセサリーの名前ではないI lost one of my earrings.
(ピアスを片方なくした)
マニキュアnail polishmanicure は爪を整える施術そのものを指すHer nail polish is bright red.
(彼女のマニキュアは真っ赤だ)
リップクリームlip balmlip cream では商品として何なのかが伝わりにくいI need some lip balm.
(リップクリームが要る)
ズボンpants(米) / trousers(英)フランス語由来とする説があり、英語ではないThese pants are too tight.
(このズボンはきつすぎる)
チャックzipper / zipchuck は「放り投げる」という動詞Your zipper is open.
(チャックが開いてるよ)
ベビーカーstroller(米) / pushchair(英)baby car は「赤ちゃん用の自動車」に聞こえるShe pushed the stroller into the park.
(彼女はベビーカーを押して公園に入った)

「トレーナー」と「パーカー」は、英語では別のものを指す代表例です。

上に着るスウェット素材の服は sweatshirt、フードが付いたものは hoodie と覚えると迷いません。

④ IT・家電の和製英語

ホテルや出張先で困りやすい言葉が多いジャンルです。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
パソコンcomputer / PCpasocon という略は英語に存在しないMy computer is too slow.
(パソコンが遅すぎる)
ノートパソコンlaptopnote PC だとノート(帳面)の話に聞こえるI take my laptop everywhere.
(ノートパソコンをどこにでも持って行く)
コンセントoutlet(米) / socket(英)consent は「同意」で、電源の話にならないIs there an outlet near the table?
(テーブルの近くにコンセントはありますか)
電子レンジmicrowaverange は英語ではコンロの付いた調理台のことJust heat it in the microwave.
(電子レンジで温めるだけでいいよ)
クーラーair conditioner / ACcooler は飲み物を冷やしておく箱のことCould you turn on the air conditioner?
(クーラーをつけてもらえますか)
ストーブheaterstove は料理に使うコンロを指すWe turned on the heater.
(ストーブをつけた)
ドライヤーhair dryerdryer だけだと衣類乾燥機だと思われるI forgot my hair dryer.
(ドライヤーを忘れた)
リモコンremote / remote controlremocon という縮め方が英語に無いWhere is the remote?
(リモコンどこ?)
ホームページwebsitehomepage はサイトのトップページだけを指すCheck our website for details.
(詳しくはホームページをご覧ください)
タッチパネルtouchscreentouch panel は部品名寄りの言い方で日常会話では浮くThe machine has a touchscreen.
(その機械にはタッチパネルが付いている)
SNSsocial mediaSNS という略は英語の日常会話ではほとんど使われないI spend too much time on social media.
(SNSに時間を使いすぎている)
バージョンアップupdate / upgradeversion up は動詞の形にならないI need to update the app.
(アプリをバージョンアップしないと)

海外のホテルで「コンセントはどこですか」と聞くときに consent と言うと、同意書の話だと受け取られます。

Where is the outlet? と聞けば一発で伝わります。

⑤ スポーツの和製英語

野球・サッカー用語は日本独自の言い方が特に多い分野です。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
ナイターnight gamenighter という語形が英語に無いWe went to a night game at the stadium.
(球場のナイターを見に行った)
デッドボールhit by a pitchdead ball は「試合が止まっている状態」を指す用語The batter was hit by a pitch.
(打者がデッドボールを受けた)
フォアボールwalk / base on ballsfour balls は単に「ボールが4個」という数の話He drew a walk in the first inning.
(彼は1回にフォアボールを選んだ)
ホームインscore / cross home platehome in は「目標に迫る」という別の意味の句動詞Two runners scored on that hit.
(そのヒットで2人がホームインした)
ランニングホームランinside-the-park home runrunning home run では「走っているホームラン」になるHe hit an inside-the-park home run.
(彼はランニングホームランを打った)
ガッツポーズfist pump / victory poseguts pose という組み合わせは英語に無いHe gave a fist pump after the goal.
(ゴールの後で彼はガッツポーズをした)
ファイト!Go! / You can do it!Fight! は「戦え」で、けんかをけしかける響きになるYou can do it! Good luck!
(ファイト!がんばって)
スポーツジムgymsports gym は意味が重なった言い方に聞こえるI go to the gym twice a week.
(週2回スポーツジムに行く)
タイムリーヒットclutch hit / RBI singletimely は「タイミングが良い」で、野球用語として固まっていないHis clutch hit won the game.
(彼のタイムリーヒットで試合が決まった)
バックネットbackstopback net では網がどこにあるのか伝わらないThe foul ball hit the backstop.
(ファウルボールがバックネットに当たった)
ゲームセットThat is the game. / Game over.game set はテニスの得点表示の一部でしかないThat is the game, folks.
(試合終了です)
シュートshot(名詞) / shoot(動詞)名詞と動詞が混ざり、そのままでは形が合わないHe took a shot from outside the box.
(彼はペナルティエリアの外からシュートを打った)

応援で使う「ファイト!」は、英語では「戦え」という意味になってしまいます。

励ますときは You can do it! や Go for it! に置き換えてください。

⑥ 車・乗り物の和製英語

運転や旅行の場面でそのまま必要になる言葉です。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
ハンドルsteering wheelhandle は取っ手やドアノブのことKeep both hands on the steering wheel.
(ハンドルは両手で握って)
アクセルgas pedal(米) / accelerator(英)accel という略は英語に無いShe stepped on the gas pedal.
(彼女はアクセルを踏んだ)
バックミラーrearview mirrorback mirror では「後ろにある鏡」としか伝わらないCheck your rearview mirror.
(バックミラーを確認して)
サイドブレーキparking brake / handbrakeside brake だと位置の説明になってしまうDo not forget the parking brake.
(サイドブレーキを忘れずに)
ウインカーturn signal(米) / indicator(英)winker は「ウインクをする人」の意味に取れるUse your turn signal before turning.
(曲がる前にウインカーを出して)
オープンカーconvertibleopen car では「開いている車」になるHe drives a red convertible.
(彼は赤いオープンカーに乗っている)
ワゴン車van / station wagonwagon car は意味が重なった言い方We rented a van for the trip.
(旅行のためにワゴン車を借りた)
パンクflat tirepunk は「不良」やパンクロックのことI got a flat tire on the way home.
(帰り道でパンクした)
ガソリンスタンドgas station(米) / petrol station(英)gasoline stand では「ガソリンを置く台」に聞こえるLet us stop at the gas station.
(ガソリンスタンドに寄ろう)
マイカーone's own carmy car は話し手が変わると誰の車か分からなくなるHe came in his own car.
(彼はマイカーで来た)
ペーパードライバーsomeone who has a license but rarely drivespaper driver では「紙の運転手」になるI have a license, but I rarely drive.
(私はペーパードライバーです)
クラクションhorn商標名に由来するとされる語で、一般名詞として通じないThe driver honked his horn.
(運転手がクラクションを鳴らした)
フロントガラスwindshield(米) / windscreen(英)front glass では車の部品として伝わらないA stone cracked the windshield.
(石でフロントガラスにひびが入った)

海外でレンタカーを借りるときは、この一覧の言葉がそのまま説明に出てきます。

特に windshield(フロントガラス)と turn signal(ウインカー)は、契約時の説明で使われることが多い単語です。

⑦ 住まい・家具・インテリアの和製英語

住まいまわりは、不動産サイトや引っ越しの場面でそのまま必要になる言葉が多い分野です。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
マンションapartment / condominium「mansion」は大邸宅で、豪邸に住んでいる話に聞こえるI live in a small apartment in Tokyo.
(東京の小さいマンションに住んでいます)
アパートapartment / flat(英)「apart」は「離れて」という副詞で、建物を指す言葉ではないHer apartment is on the third floor.
(彼女のアパートは3階です)
ワンルームstudio apartment「one room」は「部屋が1つ」で、住居の種類だと伝わらないI'm looking for a studio apartment near the station.
(駅の近くでワンルームを探しています)
リフォームrenovation / remodeling「reform」は制度改革や更生で、家を直す意味にならないWe're planning to renovate our kitchen next year.
(来年キッチンをリフォームする予定です)
システムキッチンfitted kitchen / built-in kitchen「system kitchen」は工場の設備のように聞こえるThe apartment comes with a fitted kitchen.
(その物件にはシステムキッチンが付いています)
ユニットバスprefabricated bathroom / all-in-one bathroom「unit bath」では浴槽の一種だと思われるThe room has a small all-in-one bathroom.
(部屋には小さいユニットバスが付いています)
ダイニングキッチンeat-in kitchen / kitchen-diner(英)「dining kitchen」という組み合わせは英語では使われないWe have a small eat-in kitchen.
(うちは小さいダイニングキッチンです)
フローリングhardwood floor / wood flooring「flooring」は床材全般で、木の床には限定されないThe living room has hardwood floors.
(リビングはフローリングです)
リビングliving room「living」だけだと「生活・暮らし」の意味になるThe kids are watching TV in the living room.
(子どもたちはリビングでテレビを見ています)
インテリアinterior design / furnishings「interior」は「内部・内側」で、家具や飾りを指さないI want to change the furnishings in my room.
(部屋のインテリアを変えたいです)
マイホームmy own home / a house of my own「my home」は「私の家」で、「持ち家」という響きが出ないWe finally bought a house of our own.
(ついにマイホームを買いました)
ハイツ・コーポapartment building「heights」は高台、「corp」は法人の略で、住居名にならないShe lives in an apartment building near the park.
(彼女は公園の近くのハイツに住んでいます)
カラーボックスcube shelf / storage shelf「color box」は色見本の帳面のように聞こえるI put my books on a cube shelf.
(カラーボックスに本を並べました)
ホットカーペットelectric carpet / heated rug「hot carpet」は「熱いじゅうたん」で、危険物に聞こえるWe turn on the heated rug in winter.
(冬はホットカーペットをつけます)

この中でいちばん誤解が大きいのは「マンション」です。

英語の mansion は庭付きの大邸宅を指すので、そのまま言うと大金持ちの家に住んでいる話になります。

えいごろう

マンションに住んでますって言ってました。

⑧ 美容・コスメの和製英語

美容の分野は、フランス語やオランダ語からの言葉が英語だと思われているケースが目立ちます。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
リンスconditioner「rinse」は「すすぐ」という動作で、商品名にはならないDon't forget to use conditioner after shampooing.
(シャンプーのあとにリンスを忘れないで)
エステbeauty salon / day spaフランス語からの略で、英語には存在しない形She goes to a beauty salon once a month.
(彼女は月に1回エステに行きます)
ヘアセットhairstyling / getting one's hair done「hair set」は英語の言い方として使われないI got my hair done before the party.
(パーティーの前にヘアセットをしてもらいました)
ノーメイクnot wearing makeup / no makeup on「no make」は動詞が宙に浮いて意味が通らないI'm not wearing any makeup today.
(今日はノーメイクです)
ヘアゴムhair tie / hair elastic「ゴム」はオランダ語由来の日本語で、英語ではないDo you have a spare hair tie?
(ヘアゴムの予備はありますか)
カチューシャheadbandロシア語の女性名が由来とされ、英語では通じないShe's wearing a black headband.
(彼女は黒いカチューシャをつけています)
アイラインeyeliner「eye line」だと「目の線」で、化粧品を指さないI draw my eyeliner thin.
(アイラインは細く引きます)
デコルテdécolletage / necklineフランス語からの言葉で、英語の日常会話には出てこないThis dress shows the neckline nicely.
(このドレスはデコルテがきれいに見えます)
スタイルがいいhave a good figure / be in great shape「style」は服装の趣味や様式で、体型の意味がないShe has a great figure.
(彼女はスタイルがいいです)
リフトアップlift / firm up「lift up」は物を持ち上げる動作になるThis cream is supposed to firm up your skin.
(このクリームは肌をリフトアップするそうです)
ブローblow-dry「blow」だけでは「吹く」で、髪を乾かす意味にならないI blow-dry my hair every morning.
(毎朝ブローしています)
プチ整形minor cosmetic procedure「petit」はフランス語で、英語では使われないShe had a minor cosmetic procedure done.
(彼女はプチ整形をしました)
カラコンcolored contact lenses「color con」は略しすぎて何のことか伝わらないI wear colored contact lenses on weekends.
(週末はカラコンをつけます)
メイクmakeup「make」だけだと動詞の「作る」になってしまうIt takes me 20 minutes to do my makeup.
(メイクに20分かかります)

海外で美容室に行くときにいちばん困るのが「リンス」です。

rinse と言うと「洗い流してほしい」という意味に受け取られるので、必ず conditioner と言い換えてください。

⑨ 学校・教育の和製英語

留学の面接や願書で使う機会が多いので、置き換えを覚えておくと役に立つ分野です。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
テキストtextbook「text」は本文や文章そのもので、教材だとは伝わりにくいOpen your textbook to page 30.
(テキストの30ページを開いてください)
カンニングcheating「cunning」は「ずる賢い」という形容詞で、行為を指さないHe got caught cheating on the exam.
(彼は試験のカンニングで捕まりました)
ペーパーテストwritten test / written exam「paper test」は紙そのものを検査する話に聞こえるThe written test is next Monday.
(ペーパーテストは来週の月曜です)
スクーリングin-person classes「schooling」は学校教育そのものを指す広い言葉I have in-person classes twice a year.
(年に2回スクーリングがあります)
ゼミseminarドイツ語からの略で、この形では単語として通じないMy seminar meets on Thursdays.
(ゼミは木曜日にあります)
サークルclub / student group「circle」は図形の円で、団体という意味がないI joined the tennis club at university.
(大学でテニスサークルに入りました)
OB・OGalumnus / alumna / alumni「OB」「OG」という略は英語圏では通じないSeveral alumni came back to the school.
(OBが何人か学校に来ました)
エスカレーター式automatic promotion to an affiliated school「escalator style」では進学の仕組みだと伝わらないThe school offers automatic promotion to its university.
(その学校は大学までエスカレーター式です)
プリントhandout / worksheet「print」は印刷物や版画で、配布資料を指さないThe teacher gave us a handout.
(先生がプリントを配りました)
マークシートmultiple-choice answer sheet「mark sheet」では成績表と勘違いされることがあるFill in the answer sheet with a pencil.
(マークシートは鉛筆で塗ってください)
ネイティブnative speaker「native」だけだと失礼な響きになることがあるOur teacher is a native speaker of English.
(先生は英語のネイティブです)
アンケートsurvey / questionnaireフランス語が由来とされ、英語では通じないCould you fill out this survey?
(このアンケートに答えてもらえますか)
デッサンdrawing / sketchフランス語からの言葉で、英語の授業では使われないWe practiced drawing in art class.
(美術の授業でデッサンをしました)
コンクールcompetition / contestフランス語が由来で、英語では contest が普通She won a piano competition.
(彼女はピアノのコンクールで優勝しました)

「サークル」を circle と言うと、話し相手には図形の話に聞こえます。

大学の課外活動は club で通じるので、迷ったら club に寄せてください。

⑩ 医療・健康の和製英語

医療の言葉はドイツ語から入ったものが多く、英語のつもりで言うとまず通じません。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
カルテmedical record / chartドイツ語が由来で、英語では通じないThe doctor checked my medical records.
(医師がカルテを確認しました)
レントゲンX-ray発見者の名前が由来とされ、英語では X-ray と言うI had an X-ray taken at the hospital.
(病院でレントゲンを撮りました)
ギプスcastドイツ語が由来で、英語では cast になるHe had a cast on his arm for a month.
(彼は1か月腕にギプスをしていました)
ドクターストップdoctor's orders to stop「doctor stop」は英語の言い方として成立しないHe quit boxing on his doctor's orders.
(彼はドクターストップでボクシングをやめました)
メタボobesity / metabolic syndrome「metabo」は「代謝の」という語を途中で切った形My doctor warned me about metabolic syndrome.
(医者にメタボだと注意されました)
ヘルスメーターbathroom scale「health meter」では健康を測る謎の機械に聞こえるI step on the bathroom scale every morning.
(毎朝ヘルスメーターに乗ります)
サプリsupplement「suppli」の形では単語として認識されないI take vitamin supplements every day.
(毎日ビタミンのサプリを飲んでいます)
リハビリrehab / physical therapy「rehabili」では途中で切れていて伝わらないHe's doing physical therapy after surgery.
(手術のあとリハビリをしています)
インフルthe flu「インフル」という略は英語には存在しないI caught the flu last week.
(先週インフルにかかりました)
デリケートsensitive「delicate」は「壊れやすい」で、話題や問題には使いにくいThat's a sensitive topic.
(それはデリケートな話題です)
コンタクトcontact lenses「contact」だけだと「連絡・接触」の意味になるI wear contact lenses instead of glasses.
(メガネの代わりにコンタクトをしています)
ノイローゼnervous breakdownドイツ語が由来で、英語では通じないHe had a nervous breakdown from overwork.
(働きすぎでノイローゼになりました)
人間ドックcomplete medical checkup「human dock」は人を船の修理場に入れる話に聞こえるI get a complete medical checkup every year.
(毎年人間ドックを受けています)
オペoperation / surgery「ope」の形では単語として通じないShe had surgery on her knee.
(彼女は膝のオペを受けました)

海外で体調を崩したときに困らないよう、X-ray と cast の2語だけでも先に覚えておくと安心です。

どちらも病院の受付で必ず出てくる単語です。

くまお

病院の言葉は、通じないと本当に困るので優先して覚えてください。

⑪ オフィス用品・文房具の和製英語

会社の備品まわりは、海外オフィスや出張先で頼むときにそのまま必要になる言葉です。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
シャーペンmechanical pencil「sharp pencil」は「よく削れた鉛筆」に聞こえるCan I borrow your mechanical pencil?
(シャーペンを借りてもいいですか)
ホッチキスstapler初期の製造元の名前が由来とされ、英語では通じないDo you have a stapler?
(ホッチキスはありますか)
ガムテープpacking tape / duct tape「gum tape」ではガムでできたテープに聞こえるSeal the box with packing tape.
(箱をガムテープでとめてください)
マジックmarker / permanent marker「magic」は手品のことで、筆記具の意味がないWrite your name with a permanent marker.
(名前をマジックで書いてください)
クリアファイルplastic folder / clear folder「clear file」ではファイルを空にする指示に聞こえるPut the documents in a plastic folder.
(書類をクリアファイルに入れてください)
ノートnotebook「note」はメモや音符で、冊子そのものを指さないI bought a new notebook.
(新しいノートを買いました)
カッターbox cutter / utility knife「cutter」は切る道具全般で、何のことか絞れないCut the tape with a box cutter.
(カッターでテープを切ってください)
シールsticker「seal」は封印やアザラシで、貼るシールにはならないThe kids love collecting stickers.
(子どもたちはシール集めが好きです)
ダンボールcardboard box「ボール」は board が変化したものとされ、英語には残っていないWe packed everything into cardboard boxes.
(全部ダンボールに詰めました)
テーブルタップpower strip / extension lead(英)「table tap」ではテーブルの蛇口に聞こえるPlug it into the power strip.
(テーブルタップに挿してください)
サインsignature / autograph「sign」は標識や記号で、署名そのものを指さないPlease put your signature here.
(こちらにサインをお願いします)
メモnote「memo」は社内向けの通達文書を指すことが多いLet me take a note.
(メモを取らせてください)
リストラlayoffs / downsizing「restructuring」は組織の再編で、解雇に限定されないThe company announced layoffs.
(会社がリストラを発表しました)
ミスmistake / error「miss」は「逃す・外す」という動詞になるI made a mistake in the report.
(報告書でミスをしました)

「サイン」と「ミス」は、日常会話で出る回数が多いわりに間違えやすい2語です。

サインは signature、ミスは mistake と、名詞ごと入れ替えると覚えておくと確実です。

⑫ エンタメ・音楽・テレビの和製英語

趣味の話は会話が盛り上がる話題なので、この分野の言い換えは覚える価値が高いです。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
タレントTV personality / celebrity「talent」は「才能」そのもので、人を指さないHe's a well-known TV personality in Japan.
(彼は日本で有名なタレントです)
アイドルpop idol / teen idol「idol」だけだと崇拝の対象や偶像の意味になるShe used to be a pop idol.
(彼女は昔アイドルでした)
CMcommercial / TV ad「CM」という略は英語圏では通じないI saw that commercial last night.
(昨日そのCMを見ました)
エンドロールend credits「end roll」ではパンの名前のように聞こえるI always watch the end credits.
(いつもエンドロールまで見ます)
ライブconcert / gig / live show「live」は形容詞なので、単独では名詞にならないI'm going to a concert on Saturday.
(土曜日にライブに行きます)
ライブハウスmusic venue / small club「live house」では建物の種類として通じないThe band played at a small club.
(バンドはライブハウスで演奏しました)
ワイドショーdaytime talk show「wide show」は幅の広い催しに聞こえるMy mother watches daytime talk shows.
(母はワイドショーを見ます)
ゴールデンタイムprime time「golden time」は「黄金の時間」で、時間帯を指さないThe show airs during prime time.
(その番組はゴールデンタイムに放送されます)
ハイテンションhyper / really excited「high tension」は電圧の高さや張りつめた緊張を指すThe kids were hyper all afternoon.
(子どもたちは午後ずっとハイテンションでした)
マイブームmy current obsession「my boom」は個人的な好景気のように聞こえるBaking is my current obsession.
(お菓子作りが最近のマイブームです)
アフレコdubbing / voice-over recording「after recording」を縮めた形で、英語にはないThe voice-over recording took three days.
(アフレコに3日かかりました)
ロケshooting on location「ロケ」という略は英語圏では使われないThey're shooting on location in Kyoto.
(京都でロケをしています)
NGblooper / not allowed「NG」という略は通じず、文脈ごとに言い換えが必要They showed the bloopers at the end.
(最後にNG集を流しました)
サントラsoundtrack「サントラ」という略は英語には存在しないI bought the soundtrack of the movie.
(その映画のサントラを買いました)

「ライブに行く」を I'm going to a live. と言ってしまう人がとても多いです。

live は形容詞なので、concert か gig に置き換えるのが自然です。

えいごろう

ライブは名詞じゃないんですね。

⑬ 旅行・ホテルの和製英語

海外旅行でそのまま使う場面が来るので、この分野は実害が出やすい言葉が並びます。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
モーニングコールwake-up call「morning call」では朝の電話一般に聞こえるCould I get a wake-up call at six?
(6時にモーニングコールをお願いできますか)
ビジネスホテルbudget hotel / economy hotel「business hotel」では出張者専用の施設だと思われるI stayed at a budget hotel near the station.
(駅の近くのビジネスホテルに泊まりました)
フロントfront desk / reception「front」は「前面・正面」で、受付を指さないPlease leave your key at the front desk.
(鍵はフロントに預けてください)
ペンションguesthouse / bed and breakfast「pension」は年金という意味になるWe stayed at a guesthouse in the mountains.
(山のペンションに泊まりました)
キャリーバッグsuitcase / rolling suitcase「carry bag」は手提げの紙袋に聞こえるMy suitcase is too heavy.
(キャリーバッグが重すぎます)
リュックbackpackドイツ語の rucksack を縮めた形で、この形では通じないI packed everything in my backpack.
(全部リュックに詰めました)
シルバーシートpriority seat「silver seat」では銀色の座席に聞こえるThose are priority seats.
(あれはシルバーシートです)
ゴールデンウィークJapan's Golden Week holidays日本の連休の名前なので、そのままでは伝わらないWe travel during Japan's Golden Week holidays.
(ゴールデンウィークに旅行します)
ドライブインroadside restaurant「drive-in」は車に乗ったまま利用する店や映画館を指すWe stopped at a roadside restaurant.
(ドライブインで休憩しました)
ツアーコンダクターtour guide / tour leader「tour conductor」は指揮者を連れた旅に聞こえるOur tour guide spoke three languages.
(ツアーコンダクターは3か国語を話しました)
ビーチサンダルflip-flops「beach sandal」では商品の名前として通じないDon't forget your flip-flops.
(ビーチサンダルを忘れないでください)
フリーパスunlimited pass / all-day pass「free pass」は「無料の入場券」の意味になるI bought an all-day pass.
(フリーパスを買いました)
キャンピングカーRV / camper van「camping car」では英語の名詞として成立しないThey travel around in a camper van.
(キャンピングカーで旅をしています)
カーナビGPS / navigation system「car navi」という略は英語圏で使われないJust follow the GPS.
(カーナビの通りに行ってください)

ホテルの受付で「フロント」と言っても、front だけでは伝わりません。

front desk か reception のどちらかを使えば、どの国でも通じます。

⑭ 赤ちゃん・育児・家族の和製英語

子育ての話題は海外の人との会話でもよく出るので、言い換えを知っておくと会話が続きます。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
ベビーベッドcrib(米)/ cot(英)「baby bed」では商品の名前として通じにくいWe put the baby in the crib.
(赤ちゃんをベビーベッドに寝かせました)
ベビーサークルplaypen「baby circle」では赤ちゃんの集まりに聞こえるShe's playing in the playpen.
(ベビーサークルの中で遊んでいます)
マタニティブルーbaby blues / postpartum depression「maternity blue」は英語の表現として使われないShe had the baby blues for a few weeks.
(数週間マタニティブルーが続きました)
スキンシップphysical affection / physical contact「skinship」は英語には存在しない造語Physical affection is important for babies.
(赤ちゃんにはスキンシップが大切です)
ミルク(粉ミルク)formula「milk」は牛乳のことで、粉ミルクだとは伝わらないI feed my baby formula at night.
(夜はミルクをあげています)
ママ友mom friends / other moms「mama friend」では英語の言い方にならないI met some other moms at the park.
(公園でママ友ができました)
イクメンa hands-on dad / an involved father日本語の造語なので、そのままでは通じないHe's a hands-on dad.
(彼はイクメンです)
ワンオペ育児solo parenting「one operation」では作業工程の話に聞こえるShe's doing solo parenting during the week.
(平日はワンオペ育児です)
マイホームパパa family man「my home papa」では意味が取れないMy husband is a real family man.
(夫は完全にマイホームパパです)
ランドセルschool backpackオランダ語が由来とされ、英語では通じないHe carries a school backpack every day.
(毎日ランドセルを背負っています)
マザコンa mama's boy「mother complex」を縮めた形で、英語では使われないHe's kind of a mama's boy.
(彼はちょっとマザコンです)
ファザコンa daddy's girl「father complex」を縮めた形で、日常英語には出てこないShe's a total daddy's girl.
(彼女は完全にファザコンです)
ホームパーティーa house party / a dinner party「home party」は英語の言い方として定着していないWe're having a dinner party on Friday.
(金曜日にホームパーティーをします)
アットホームhomey / welcoming「at home」は副詞句で、「アットホームな店」のようには使えないThe café has a homey atmosphere.
(そのカフェはアットホームな雰囲気です)

「スキンシップ」は英語に見えますが、英語圏には存在しない日本生まれの言葉です。

physical affection と言えば、同じ意味がそのまま伝わります。

⑮ お金・銀行・買い物の和製英語

買い物の場面は失敗がそのまま金額に響くので、言い換えを確実にしておきたい分野です。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
キャッシュカードdebit card / ATM card「cash card」では何ができるカードか伝わりにくいI lost my debit card.
(キャッシュカードをなくしました)
ワンコインunder 500 yen / cheap「one coin」は硬貨1枚のことで、値段の感覚が伝わらないLunch here is under 500 yen.
(ここのランチはワンコインです)
バーゲンa sale「bargain」はお買い得な品物そのもので、催しを指さないThe store is having a sale.
(あの店はバーゲン中です)
レジcheckout / cash register「レジ」は途中で切った形で、単語として通じないPlease pay at the checkout.
(レジでお支払いください)
ペットボトルplastic bottle「pet bottle」ではペット用の容器に聞こえるPlease recycle plastic bottles.
(ペットボトルはリサイクルしてください)
コンビニconvenience store「コンビニ」という略は英語圏では使われないI'll stop by the convenience store.
(コンビニに寄っていきます)
デパートdepartment store「depart」は「出発する」という動詞になるShe works at a department store.
(彼女はデパートで働いています)
スーパーsupermarket / grocery store「super」は「すごい」という形容詞になるI'm going to the supermarket.
(スーパーに行ってきます)
ホームセンターhardware store / home improvement store「home center」では家の販売所に聞こえるI bought paint at the hardware store.
(ホームセンターでペンキを買いました)
フリーダイヤルtoll-free number「free dial」では英語の名詞にならないCall our toll-free number.
(フリーダイヤルにお電話ください)
コスパgood value for money「コスパ」という略は英語には存在しないThis restaurant is great value for money.
(この店はコスパがいいです)
サービス(無料)free / on the house「service」は役務や接客で、「無料」の意味がないThe dessert is on the house.
(デザートはサービスです)
オーダーメイドcustom-made / made-to-order「order made」は語順が逆で、英語として成立しないI had a custom-made suit.
(オーダーメイドのスーツを作りました)
フリーサイズone size fits all「free size」では「無料のサイズ」に聞こえるThis scarf is one size fits all.
(このマフラーはフリーサイズです)

日本語の「サービスします」を service と言うと、まったく逆の意味になります。

無料であることを伝えたいときは、free か on the houseを使ってください。

くまお

「サービス」は日本語と英語で意味がずれる代表例です。

⑯ 人・性格・見た目の和製英語

人をほめたつもりが逆の意味になる言葉が多く、この分野は誤解の代償がいちばん大きいです。

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日本語(カタカナ)正しい英語直訳するとどう伝わるか例文
ナイーブsensitive / delicate「naive」は「世間知らず」で、ほめ言葉にならないHe's a sensitive person.
(彼はナイーブな人です)
スマートslim / slender「smart」は「賢い」で、体型を表す意味がないShe's tall and slim.
(彼女は背が高くてスマートです)
ハーフbiracial / mixed heritage「half」だけでは「半分」で、失礼に響くことがあるShe's biracial, Japanese and American.
(彼女は日本とアメリカのハーフです)
マイペースat one's own pace「my pace」では所有関係がずれて通じないHe likes to work at his own pace.
(彼はマイペースに仕事をするのが好きです)
コンプレックスan insecurity / a hang-up「complex」は複合施設や心理学の用語で、劣等感を指さないI have an insecurity about my height.
(身長にコンプレックスがあります)
デリカシーtact / sensitivity「delicacy」は珍味という意味で使われることが多いHe has no tact.
(彼はデリカシーがありません)
ムードメーカーsomeone who lifts the mood「mood maker」は英語の言い方として使われないShe's the one who lifts the mood in our team.
(彼女はチームのムードメーカーです)
シルバー(高齢者)senior / elderly「silver」は銀のことで、年齢層を指さないThis service is for seniors.
(これはシルバー向けのサービスです)
カリスマa charismatic figure / a star「charisma」は資質そのもので、人を指す名詞ではないHe's a charismatic figure in the industry.
(彼は業界のカリスマです)
ワンマンdomineering / overbearing「one-man」は「一人だけの」で、性格の悪さを表さないOur boss is pretty domineering.
(うちの社長はかなりワンマンです)
アバウトvague / rough「about」は前置詞で、性格を表す形容詞にはならないHis plans are always vague.
(彼の計画はいつもアバウトです)
ユニークone of a kind / unusual「unique」は「唯一無二」で、「面白い」という意味はないHer idea was one of a kind.
(彼女のアイデアはユニークでした)
ドライ(性格)unsentimental / matter-of-fact「dry」は「乾いた」で、性格の説明にならないHe's pretty matter-of-fact about it.
(彼はそのことにドライです)
オンリーワンone of a kind「only one」は「たった1つ」で、価値をたたえる響きが出ないEveryone is one of a kind.
(誰もがオンリーワンです)

「ナイーブですね」は日本語ではほめ言葉ですが、英語の naive は「考えが甘い」という批判になります。

繊細さをほめたいときは sensitive を使ってください。

くまお

ほめたつもりが失礼になる言葉は、真っ先に直しておきましょう。

【番外】和製英語だと思われがちだけど、実は英語でも通じる言葉

最後に、和製英語だと紹介されることがあるものの、実際には英語としても通じる言葉をまとめました。

この14語は上の総数には数えていません。

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日本語(カタカナ)英語でもこう言えるひとこと
サッカーsoccerアメリカやオーストラリアでは soccer が普通で、イギリスでは football と言う
テイクアウトtakeout(米)/ takeaway(英)地域で形は変わるが、どちらも実在する英語
サイドミラーside mirror(米)/ wing mirror(英)アメリカでは side mirror がそのまま通じる
ハンサムhandsomeやや古風だが、今も使われている英語
ファンデーションfoundation化粧品としての foundation は英語でも同じ
マスカラmascaraつづりも意味も英語と同じ
スキンケアskincare商品カテゴリーの名前として英語でも定着している
ベビーシッターbabysitter英語でも同じ意味で使う
ハイキングhiking動詞 hike からできた英語で、そのまま通じる
シングルマザーsingle mother英語でもそのままの形で使われる
アンコールencoreフランス語が由来だが、英語にも取り入れられている
パーマpermpermanent wave の略で、英語にも同じ略がある
ネイルサロンnail salon英語でもそのままの形で使われる
コンパスcompass方位磁針も製図の道具も compass で通じる

「カタカナだから通じない」と決めつけると、通じる言葉まで避けてしまいます。

通じるものは自信を持って使い、通じないものだけを入れ替えるのが、いちばん効率のいい直し方です。

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なぜ和製英語が生まれるのか|4つのパターン

ここでは、和製英語ができあがる仕組みを4つに分けて説明します。

仕組みが分かると、初めて見た言葉でも「これは通じないかもしれない」と自分で気づけるようになります。

① 長い英語を日本語のリズムに合わせて省略した

日本語は4拍前後の言葉が発音しやすいため、長い英語が途中で切られます。

パソコン(personal computer)・リモコン(remote control)・アポ(appointment)・パンク(puncture)などがこの型です。

省略の仕方が日本語の都合で決まっているので、英語話者にはどこを切ったのか復元できません

② 英単語どうしを日本で組み合わせて新しい言葉を作った

日本語は言葉をつなげて新語を作るのが得意な言語です。

ナイター・ガソリンスタンド・ペーパードライバー・サービス残業などは、英単語を材料にした日本製の組み合わせです。

材料が英語なので英語に見えますが、その組み合わせは英語圏には存在しません。

③ 借りてきたときに意味がずれた・狭くなった

英語から言葉を借りるとき、意味の一部だけが日本語に残ることがあります。

クレーム(claim)・ベテラン(veteran)・マニキュア(manicure)・パーカー(parka)などがこの型です。

元の英単語は今も別の意味で使われているため、日本語の感覚のまま使うと会話がかみ合わなくなります。

④ そもそも英語ではない言葉を英語だと思っている

カタカナで書かれていると、英語以外の言語から来た言葉も英語に見えてしまいます。

アルバイトはドイツ語、ノルマはロシア語、ズボンはフランス語が元とされる言葉です。

語源には諸説あるものも含まれますが、いずれも英語として口に出しても通じないという点は共通しています。

えいごろう

カタカナ=英語、と思い込んでいたのが原因やったんですね。

くまお

そこに気づけた時点で、間違いはかなり減らせます。

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和製英語が通じないと恥をかく場面|会話例で見る

ここでは、実際に誤解が起きやすいやりとりを3つの場面で再現します。

どれも文法は間違っていないのに、単語の選び方だけで話が通じなくなる例です。

場面1:カフェで注文する

よくある誤解

あなた:Do you have shoe cream?

店員:Sorry, we don't sell shoe polish here.

(すみません、うちでは靴墨は売っていません)

shoe cream は靴の手入れ用品として受け取られたため、話がかみ合いませんでした。

正しくは Do you have cream puffs? です。

場面2:職場で報告する

よくある誤解

あなた:We got a claim from the client.

上司:What are they claiming? Compensation?

(何を請求しているの? 補償金?)

claim は「請求・主張」なので、金銭を要求されたと受け取られました。

正しくは We got a complaint from the client. です。

場面3:海外でレンタカーを借りる

よくある誤解

あなた:The handle feels loose.

スタッフ:Which handle? The door handle?

(どの取っ手ですか? ドアノブ?)

handle は取っ手を指すため、ドアの話だと思われました。

正しくは The steering wheel feels loose. です。

その場で言い換えるコツ

単語が出てこないときは、無理に和製英語で押し切らずに説明へ切り替えるのが早道です。

  • 形で説明する:シュークリーム → a round pastry with cream inside
  • 用途で説明する:コンセント → the thing you plug a charger into
  • 場所で説明する:バックミラー → the mirror above the dashboard
  • 反応を見て確認する:Does that make sense?(今の伝わってますか?)

和製英語で止まるより、知っている単語をつないで説明したほうが会話は続きます。

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和製英語・カタカナ英語・外来語・和製漢語の違い

ここでは、混同されやすい4つの言葉の関係を整理します。

この区別が付くと、「通じるカタカナ」と「通じないカタカナ」を自分で仕分けられるようになります。

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種類どういう言葉か英語圏で通じるか
外来語他の言語から日本語に取り入れられた言葉の総称。英語以外の言語からのものも含む元の言語によるので一概には言えないパン(ポルトガル語)/アルバイト(ドイツ語)/ズボン(フランス語とされる)
カタカナ英語英語の単語をカタカナ表記・日本語の発音にしたもの。意味は英語とほぼ同じ意味は通じる。発音が日本語寄りだと聞き取ってもらいにくいコーヒー(coffee)/テーブル(table)/ホテル(hotel)
和製英語英単語を材料に日本で作られた言葉。英語には無い、または意味がずれている通じない。別の意味に受け取られることが多いナイター/ガソリンスタンド/ペーパードライバー
和製漢語日本で漢字を組み合わせて作られた言葉。明治期の翻訳語に多いとされるそもそも英語ではないため、英語として使う場面がない社会/経済/野球

いちばん大きな分かれ目は、英語にその形の言葉が存在するかどうかです。

カタカナ英語は「英語にある言葉を日本語風に発音しているだけ」なので、発音を直せば通じます。

一方の和製英語は英語に存在しない言葉なので、発音をどれだけ直しても通じません

つまり、和製英語は発音の問題ではなく単語の入れ替えが必要な言葉だということです。

くまお

発音練習で解決するものと、単語ごと覚え直すものは分けて考えてください。

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和製英語についてよくある質問

ここでは、和製英語について検索されることが多い質問をまとめました。

和製英語は全部でいくつありますか?

「全部で◯語」と確定した公的な統計はありません。

辞典や事典によって収録する範囲が違い、どこまでを和製英語と数えるかの線引きも一定ではないためです。

この記事では、日常で使う頻度が高いものに絞って213語を紹介しています。

和製英語は使わないほうがいいですか?

日本語で話すときは、そのまま使って問題ありません。

和製英語は日本語の語彙として定着している言葉なので、日本語の会話では正しい表現です。

切り替えが必要なのは、英語で話す場面だけだと考えてください。

和製英語かどうかを自分で見分ける方法はありますか?

英英辞書でその形のまま引いてみるのがいちばん確実です。

見出し語として載っていなければ、和製英語の可能性が高いと判断できます。

英語圏の画像検索で調べて、想像と違うものが並んだ場合も要注意です。

和製英語をうっかり言ってしまったら、どうすればいいですか?

言い直すより、別の言葉で説明し直すほうが会話は早く進みます。

形・用途・場所のどれかを英語で説明すれば、相手が正しい単語を教えてくれることも多いです。

教えてもらった単語をその場でメモしておくと、同じ間違いを繰り返しにくくなります。

英語になった日本語もあるのですか?

あります。

sushi・karaoke・emoji・tsunami などは、日本語がそのまま英語に取り入れられた言葉です。

ただしこれらは日本語由来の借用語であって、和製英語とは逆方向の現象になります。

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まとめ|和製英語のクセを直すには

最後に、この記事の要点と、和製英語のクセを実際に直していく方法をまとめます。

この記事のまとめ

和製英語は、英単語を材料に日本で作られた、英語圏では通じない言葉です。

生まれる型は「省略」「組み合わせ」「意味のずれ」「そもそも英語ではない」の4つです。

カタカナ英語は発音を直せば通じますが、和製英語は単語ごと入れ替える必要があります。

まずは16ジャンルのうち、自分が使う場面の多いものから10語ずつ潰していくのが近道です。

一覧を読んで納得しても、会話の中では和製英語がとっさに口から出てしまいます。

知識として知っていることと、話しているときに正しい単語が出てくることは別の力だからです。

そこで効くのが、口に出した瞬間に直してもらえる環境を作ることです。

和製英語は自分では気づけないため、指摘してくれる相手がいると修正の速度が一気に上がります。

英会話スクールやオンライン英会話は、この「その場で直してもらう」を仕組みとして用意している場所です。

目的や予算に合う教室の選び方は、英会話スクールのおすすめを比較した記事で条件別にまとめています。

独学で覚え直す場合は、この記事の一覧をブックマークして、使いそうなジャンルから10語ずつ潰していくのがおすすめです。

えいごろう

まずは食べ物と仕事の2ジャンルから覚えます。

くまお

使う場面が多い順に潰すのが、いちばん効率的ですよ。

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