
えいごろう「どういう意味ですか?」って、英語だと何て言えばいいんですか?



基本は What do you mean? ですが、言い方を間違えると相手をムッとさせます。



え、聞き返しただけで怒らせちゃうことがあるんですか。



トーンと、頭に足す一言で印象がまるごと変わるので、そこから押さえていきましょう。
「どういう意味ですか?」を英語にするとき、多くの人がまず思い浮かべるのが What do you mean? です。
この表現自体は間違いではありませんが、言い方によっては「どういうつもり?」という詰め寄りに聞こえてしまうという落とし穴があります。
この記事では、そのトーンの問題を先に解いたうえで、場面ごとの言い分けを表で整理しました。
筆者はTOEIC920点を取得し、英語学習サービスの取材を重ねてきた立場から、実際の会話で出番の多い形に絞ってまとめています。
- 「どういう意味ですか?」の英語の基本形と、その使い分け
- What do you mean? が喧嘩腰に聞こえてしまう理由と、その直し方
- 場面別に使える35フレーズと、それぞれの丁寧さレベル
- 聞き返し以外に会話をつなぐ言い方
「どういう意味ですか?」は英語でこう言う
まず結論から、そのまま使える3つの形をお伝えします。
①相手の話の意図を聞くなら What do you mean?(どういう意味ですか)
②今の発言そのものの意味を聞くなら What does that mean?(それはどういう意味ですか)
③知らない単語の意味を聞くなら Sorry, what does 〜 mean?(すみません、〜ってどういう意味ですか)
3つの違いは「何について聞いているか」です。
What do you mean? は主語が you なので、相手が何を伝えようとしているのかを聞いています。
What does that mean? は主語が that なので、今出てきた言葉や物事そのものの意味を聞いています。
What does 〜 mean? は 〜 の部分に単語やフレーズを入れる形で、知らない語の意味を尋ねるときの定番です。
会話でとっさに使うなら、まずはこの3本立てで十分に対応できます。
| 英語 | 何を聞いているか | 日本語のニュアンス |
|---|---|---|
| What do you mean? | 相手の意図 | どういう意味で言っているんですか |
| What does that mean? | 今の言葉・物事 | それってどういう意味ですか |
| What does “ghosting” mean? | 特定の単語 | ghosting ってどういう意味ですか |
| Sorry, I'm not sure I follow. | 話の流れ全体 | すみません、話が追えていません |



主語が you か that かで、聞いている中身が変わるんですね。



そうです、ここを外すと相手が答える中身もズレます。
ただし、ここからが本題です。
What do you mean? は使い方を誤ると、聞き返しではなく非難として受け取られることがあります。
What do you mean? が喧嘩腰に聞こえてしまう理由
ここでは、同じ4語がなぜ真逆の印象になるのかを分解します。
理由1|文そのものに「柔らかくする部品」が入っていない
What do you mean? は、疑問詞・助動詞・主語・動詞だけでできた最短の疑問文です。
日本語で言えば「どういう意味」と言い切っている状態に近く、クッションになる語がひとつもありません。
英語では、丁寧さの多くを Sorry / Could you / I'm not sure といった前置きの部品が担っています。
その部品が抜けた裸の疑問文は、相手との関係が近くない場面ほどぶっきらぼうに響きやすくなります。
理由2|トーンと強勢の置き場所で意味が変わる
英語は、同じ語の並びでもどこを強く読むかで含みが変わります。
語尾をやわらかく上げて What do you mean? と言えば、素直な質問として届きます。
一方で do を強く押して What DO you mean? と言うと、「で、結局何が言いたいわけ?」という苛立ちの色が出ます。
語尾を下げて平坦に言い切った場合も、質問ではなく詰め寄りに聞こえることがあります。
日本語話者は英語の抑揚が平坦になりやすいため、悪気がなくても冷たく聞こえてしまうという事故が起きます。



棒読みで言っていたので、たぶんずっとやらかしていました。



棒読みが一番危ないので、次の対策をそのまま入れてください。
理由3|by that が相手の発言全体を指してしまう
What do you mean by that? は、学校で習う形としてよく紹介されます。
ただ、that が相手の言ったこと全部を指すため、発言そのものに引っかかっているという響きが出やすい形です。
実際に、映画やドラマでは言い争いの直前にこの形が出てくる場面がよくあります。
安全に使うなら、by のあとを that ではなく具体的な語に差し替えるのが確実です。
What do you mean by “flexible”? のように限定すれば、質問の的が言葉に移るので角が立ちません。
対策|3つの部品を足すだけで印象は変わる
難しい言い換えを覚えなくても、次の3つを足すだけで角が取れます。
- Sorry, を頭に置く/Sorry, what do you mean? にするだけで「聞き取れなかった側の問題」という枠組みになる
- just を挟む/Just to be clear, what do you mean? のように、確認のための質問だと明示できる
- by のあとを具体語にする/by that をやめて by “next week” のように的を絞る
迷ったら Sorry, を頭に足してください。
これだけで、詰問に聞こえるリスクの大半は消えます。
| 言い方 | 相手に届く印象 | 使いどころ |
|---|---|---|
| What do you mean?(平坦・語尾下げ) | 詰問寄りになりやすい | 避けたい |
| What do you mean?(語尾を上げる) | 素直な質問 | 友人・同僚 |
| Sorry, what do you mean? | 丁寧な聞き返し | ほぼ全場面 |
| Just to be clear, what do you mean? | 確認したいだけだと伝わる | 仕事の打ち合わせ |
| What do you mean by that? | 発言を問い詰める響きが出やすい | 使う相手を選ぶ |
| What do you mean by “flexible”? | 言葉の定義を聞いている | 仕事・交渉 |
同じ意味の文でも、届き方はここまで変わります。
場面別|「どういう意味ですか」の英語35パターン
ここからは、聞きたい中身ごとに使えるフレーズを丁寧さレベルつきで並べます。
表の「丁寧さ」は、カジュアル(親しい相手)/普通(同僚・初対面)/フォーマル(目上・取引先)の3段階で示しています。
①丁寧に聞き返す(相手の話の意図が分からないとき)
相手を責めずに聞き返したいときは、頭に一言足す形が使えます。
| 英語 | 意味 | 丁寧さ |
|---|---|---|
| Sorry, what do you mean? | すみません、どういう意味ですか | 普通 |
| Sorry, I'm not sure I follow. | すみません、ついていけていません | 普通〜フォーマル |
| I'm not quite sure what you mean. | おっしゃる意味がよく分かりません | フォーマル |
| Could you explain what you mean? | どういう意味か説明していただけますか | 普通 |
| Could you clarify what you mean? | 意図を明確にしていただけますか | フォーマル |
| Would you mind explaining that a bit more? | もう少し説明していただけませんか | フォーマル |
| Sorry, could you put that another way? | 別の言い方にしてもらえますか | 普通 |
| I'm afraid I don't quite follow you. | 恐れ入りますが、理解が追いつきません | フォーマル |
I'm not sure I follow. は、相手ではなく自分の理解に矢印を向ける言い方です。
そのため、相手の説明が下手だと責めている響きになりにくく、仕事の場面でも安全に使えます。
②単語の意味を聞く(知らない語が出てきたとき)
単語そのものを聞くときは、意図ではなく語に的を絞るのがコツです。
| 英語 | 意味 | 丁寧さ |
|---|---|---|
| What does “〜” mean? | 〜ってどういう意味ですか | 普通 |
| Sorry, what does “〜” mean? | すみません、〜の意味を教えてください | 普通(丁寧寄り) |
| What's “〜”? | 〜って何ですか | カジュアル |
| I've never heard that word. What does it mean? | 初めて聞く単語です、意味は何ですか | 普通 |
| What do you mean by “〜”? | 〜というのはどういう意味ですか | 普通 |
| Sorry, I don't know that word. | すみません、その単語を知りません | 普通 |
| Is that slang? | それはスラングですか | カジュアル |
| How do you spell that? | 綴りを教えてもらえますか | 普通 |
How do you spell that? は、その場で意味が分からなくても後で自力で調べられるので実用性が高い一言です。



綴りを聞いておけば、会話を止めずに済みますね。



その発想が持てれば、会話は途切れにくくなります。
③話の全体が分からない(どこから分からないかも曖昧なとき)
部分ではなく話ごと見失ったときは、正直に伝えたほうが早く復帰できます。
| 英語 | 意味 | 丁寧さ |
|---|---|---|
| Sorry, you lost me. | すみません、分からなくなりました | カジュアル |
| I'm lost. | 迷子です(話についていけません) | カジュアル |
| Sorry, I'm not following. | すみません、話が追えていません | 普通 |
| Could you start from the beginning? | 最初から話してもらえますか | 普通 |
| Sorry, could you break that down for me? | かみ砕いて説明してもらえますか | 普通 |
| I'm having trouble following you. | 理解が追いついておりません | フォーマル |
You lost me. は直訳すると「あなたが私を見失わせた」ですが、責める表現ではなく気軽な自己申告として使われます。
④相手の意図を確かめる(自分の理解が合っているか確認したいとき)
理解のズレを潰したいときは、自分の解釈を口に出して当てにいく形が役に立ちます。
| 英語 | 意味 | 丁寧さ |
|---|---|---|
| Do you mean 〜? | 〜ということですか | 普通 |
| So you're saying 〜? | つまり〜ということですね | 普通 |
| Just to be clear, do you mean 〜? | 念のため確認ですが、〜ということですか | 普通〜フォーマル |
| Just to make sure I understand, 〜? | 理解の確認ですが、〜でしょうか | フォーマル |
| If I understand correctly, 〜. Is that right? | 私の理解では〜ですが、合っていますか | フォーマル |
| Let me make sure I've got this right. | 認識が合っているか確認させてください | 普通 |
| Are you saying 〜? | 〜と言っているのですか | 普通(強く響きやすい) |
Are you saying 〜? は、内容によっては相手の主張を問い詰めるように響くことがあります。
同じ確認をするなら、Just to be clear, do you mean 〜? のほうが安全です。
⑤ビジネスメールで書く(文字だとトーンが伝わらない)
メールは声色で補えないぶん、話し言葉より一段丁寧に振ったほうが安全です。
| 英語 | 意味 | 丁寧さ |
|---|---|---|
| Could you clarify what you mean by 〜? | 〜の意図を明確にしていただけますか | フォーマル |
| Could you elaborate on 〜? | 〜について詳しく教えていただけますか | フォーマル |
| I'd appreciate it if you could explain 〜 in more detail. | 〜をもう少し詳しくご説明いただけると助かります | フォーマル |
| Just to confirm my understanding, does 〜 mean 〜? | 確認ですが、〜は〜という意味でしょうか | フォーマル |
| Apologies, but I'm not entirely clear on 〜. | 恐れ入りますが、〜について理解しきれていません | フォーマル |
| Could you provide a bit more detail on 〜? | 〜についてもう少し情報をいただけますか | フォーマル |
メールでは What do you mean? をそのまま書かないほうが無難です。
短すぎる疑問文は、文字だけになると冷たさが増幅されて伝わるからです。
Could you clarify 〜? か Could you elaborate on 〜? のどちらかを持っておけば、ほとんどのやり取りは足ります。
会話例5本|実際のやり取りで、どう返すか
ここでは、相手のセリフと自分の返し、そしてなぜその形にするのかをセットで見ていきます。
会話例1|仕事で曖昧な指示を受けた
相手:Let's keep this flexible for now.
自分:Sorry, what do you mean by “flexible”?
理由:flexible という語に的を絞ることで、相手の言い方ではなく語の定義を聞く質問になります。
by that にしていたら、指示そのものへの不満に聞こえかねません。
会話例2|友達が知らないスラングを使った
相手:He totally ghosted me.
自分:Wait, what does “ghosted” mean?
理由:友達相手なら Wait を頭に置くだけで、話を止める合図として自然に機能します。
単語を引用符で切り出しているので、相手も答える的が分かります。
会話例3|相手の話が長くて見失った
相手:(3分ほど早口で説明が続く)
自分:Sorry, you lost me around the part about the schedule.
理由:どこから分からなくなったかを添えると、相手は最初から話し直さずに済みます。
「全部分からない」と伝えるより、相手の負担がはるかに軽くなります。
会話例4|言われた内容が自分の理解と違う気がする
相手:We'll ship it next week.
自分:Just to be clear, do you mean the whole order, or just the first batch?
理由:Just to be clear を頭に置くと、疑っているのではなく確認しているだけだと明示できます。
選択肢を2つ並べて聞いているので、相手も一言で答えられます。
会話例5|言われた内容にモヤっとしたが、まだ確認したい
相手:I mean, it's fine, I guess.
自分:Sorry, I'm not sure I follow. Do you mean you'd rather change it?
理由:What do you mean? だけを平坦に返すと、相手の煮え切らない態度を責める形になりがちです。
自分の理解不足として置いてから、具体的な選択肢を出すことで話が前に進みます。



どれも Sorry か Just to be clear が入っていますね。



その2つが、聞き返しを安全にする部品だと思ってください。
聞き返す以外に会話をつなぐ言い方
ここでは、意味ではなく「聞き取れなかった」ときに使う表現をまとめます。
意味が分からないのか、音が聞こえなかったのかを言い分けられると、会話は一気に楽になります。
| 英語 | 意味 | 丁寧さ |
|---|---|---|
| Could you say that again? | もう一度言っていただけますか | 普通 |
| Sorry, I didn't catch that. | すみません、聞き取れませんでした | 普通 |
| Could you repeat that, please? | もう一度お願いできますか | 普通〜フォーマル |
| Sorry? | すみません(え?) | 普通 |
| Pardon? | もう一度お願いします | 普通〜フォーマル |
| Come again? | もう一回言って | カジュアル |
| Could you speak a little more slowly? | もう少しゆっくり話していただけますか | 普通 |
| Could you speak up a bit? | もう少し大きい声でお願いできますか | 普通 |
| One more time, please? | もう一度お願いします | 普通 |
| Sorry, could you say that more simply? | もっと簡単な言い方にしてもらえますか | 普通 |
逆に、使うときに気をつけたい形もあります。
| 英語 | どう響きやすいか |
|---|---|
| What? | 素っ気なく、ぶっきらぼうに響きやすい |
| Huh? | かなりくだけた形で、目上には向かない |
| Excuse me? | 強い語気で言うと「今なんて言った?」という抗議に取られることがある |
| Say that again? | 平坦に言うと挑発的に響くことがある |
Excuse me? は、丁寧な聞き返しにも抗議にも化ける表現です。
安全に聞き返したいなら、Sorry? か Could you say that again? に寄せるのが確実です。
聞き返しは「意味が分からない」と「音が聞こえなかった」で言い分けてください。
この区別だけで、相手の返し方が変わります。
「どういう意味ですか」の英語|よくある質問
ここでは、検索されることの多い疑問をまとめて解消します。
What do you mean? はいつも失礼になるのですか?
いいえ、表現そのものは中立の疑問文です。
失礼に聞こえるのは、平坦な言い切りや強い語気で言った場合、そして相手との距離が遠い場面で前置きなしに使った場合です。
Sorry, を頭に足し、語尾をやわらかく上げれば、普通の聞き返しとして問題なく通じます。
What do you mean? と What does that mean? はどう違いますか?
主語が違うので、聞いている対象が変わります。
What do you mean? は相手の意図を、What does that mean? は今出てきた言葉や物事そのものの意味を尋ねる形です。
知らない単語を聞くだけなら、What does 〜 mean? を使うと的が明確になります。
ビジネスメールで「どういう意味ですか」と書きたいときは?
Could you clarify what you mean by 〜? か Could you elaborate on 〜? が使いやすい形です。
メールは声色で補えないため、話し言葉より一段丁寧に振っておくほうが安全です。
What do you mean? をそのまま書くのは避けたほうが無難です。
Pardon? は古い言い方だと聞きましたが、使っても大丈夫ですか?
聞き返しとして問題なく通じます。
ややかしこまった響きがあるため、友人同士のくだけた会話では Sorry? のほうが自然に感じられることもあります。
迷ったときは、場面を選ばず使える Sorry, I didn't catch that. を持っておくと安心です。
聞き返しが多いと、相手に迷惑ではないでしょうか?
分からないまま話を進めるほうが、あとで手戻りが出るぶん相手の負担は大きくなります。
どこが分からなかったかを添えて聞き返せば、相手は最小限の説明で済みます。
Sorry, you lost me around 〜 の形が、その代表例です。
まとめ|聞き返しがとっさに出るようになるには
最後に、この記事の要点と、身につけるための現実的な手順を整理します。
- 基本形は What do you mean? / What does that mean? / What does 〜 mean? の3つ
- What do you mean? は平坦に言い切ると詰問に響きやすい
- Sorry, / Just to be clear, を頭に足すだけで角が取れる
- by that ではなく by “具体語” にすると、質問の的が言葉に移る
- 意味が分からないのか、音が聞こえなかったのかを言い分ける
ここまで読めば、頭では言い分けが理解できたはずです。
ただ、聞き返しはとっさに口から出なければ意味がないという、やっかいな性質を持っています。
相手が話し終わってから3秒考えて Sorry, what do you mean? と言っても、会話はもう次に進んでいるからです。
この反射をつくる方法は、実のところひとつしかありません。
分からない状況に自分を置いて、その場で聞き返す回数を積むことです。
単語帳を眺めても、聞き返しの反射は育ちません。
相手がいて、分からない発言が飛んできて、そこで自分が言葉を出す。
この3つがそろう場が要ります。



その場をどうやって作ればいいんですか。



週に何回か、話す相手を確保するのが一番早いです。
その意味で、聞き返しの練習と相性がいいのはオンライン英会話です。
講師の言ったことが分からない状況が毎回自然に発生するので、聞き返しの回数を意図的に増やせます。
始め方や選び方は初心者向けオンライン英会話の始め方と選び方で詳しくまとめているので、あわせて読んでみてください。
今日から使うなら、まずは Sorry, what do you mean? のひと形だけ口に馴染ませるところから始めるのがおすすめです。



まずはその一言だけ、口から出るようにしてみます。



それが出るようになれば、会話が止まる回数は確実に減ります。











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