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英語面接でよく聞かれる質問と回答例は?逆質問の作り方も解説

外資系企業や海外拠点のある会社を受けると、選考のどこかで英語面接が入ってきます。

日本語の面接なら答えられる内容でも、英語になった途端に言葉が出てこない。これは英語力の問題というより、準備の設計の問題であることが多いです。

この記事では、英語面接でよく聞かれる質問を種類ごとに整理し、回答を組み立てる型と、最後の逆質問までを通して解説します。

目次

筆者

たかまさ

元トラックの運転手で無気力な生活を送っていたが、30歳で英語力ゼロから英語学習を始めて英語が話せるようになり、世界が広がって人生が楽しくなる。その後、外資系企業に転職し、現在は米国勤務の英語コーチ・TOEIC920・英検準1級・留学3カ国・アメリカ人と結婚・英語サービス体験50社以上

英語面接で見られているのは「英語力」より「一貫性」

最初に押さえておきたい前提があります。英語面接で流暢さだけを測られることは、実はそれほど多くありません。

面接官が見ているのは、質問に正面から答えているか、話の筋が途中でぶれていないか、そして業務に必要な意思疎通ができるかどうかです。

だから、難しい単語を並べるより、短い文で筋の通った話をするほうが評価につながります。

  • 質問の意図を取り違えていないか
  • 結論を先に述べているか
  • 具体例が1つ以上添えられているか
  • 聞き取れなかったときに確認できるか

この4つを満たしていれば、多少の文法の乱れは大きな減点にはなりにくいと考えてよいでしょう。

英語面接でよく聞かれる質問を5つの型に分ける

聞かれる質問は無限にあるように見えて、実際は数パターンに収まります。

型ごとに答えを1つ用意しておけば、表現を組み替えるだけで大半に対応できます。

型1:自己紹介と経歴

  • Could you tell me about yourself?
  • Please walk me through your career.
  • What are you doing in your current role?

ここで職歴を年表のように読み上げてしまう人が多いのですが、聞き手は全部を覚えられません。

「今の仕事 → 得意分野 → 応募理由につながる一言」の3文にまとめるほうが伝わります。

型2:志望動機

  • Why do you want to work for our company?
  • Why are you leaving your current job?
  • What attracted you to this position?

退職理由を聞かれたときに、前職の不満を並べるのは避けたほうが無難です。

「やりたい方向」と「この会社でできること」を重ねる形にすると、前向きな話に変わります。

型3:強みと弱み

  • What are your strengths?
  • What is your greatest weakness?
  • How would your colleagues describe you?

弱みを聞かれたときは、弱みを1つ挙げたうえで「それに対して今どうしているか」まで続けるのが定石です。

「弱みはありません」と答えると、自己認識が浅いと受け取られることがあります。

型4:行動を掘り下げる質問

  • Tell me about a time when you faced a difficult situation.
  • Describe a project you are proud of.
  • How do you handle conflicts within a team?

この型はいちばん差がつくところです。後述するSTARという型で組み立てておくと、どの質問にも流用できます。

型5:将来と条件

  • Where do you see yourself in five years?
  • What are your salary expectations?
  • When can you start?

条件面の質問は、日本語でも答えにくいものです。数字を言う前に、根拠を一言添えると角が立ちません。

英語面接の回答例はSTARの型で作る

行動を掘り下げる質問に強くなる型が、STARと呼ばれる組み立て方です。

要素意味使う表現の例
Situationどんな状況だったかIn my previous role, …
Task何を求められたかI was asked to …
Action自分が何をしたかSo I decided to …
ResultどうなったかAs a result, …

この順番で話すと、聞き手は途中で迷子になりません。

4つの要素にそれぞれ1〜2文ずつ割り当てれば、全体で1分弱におさまります。長く話しすぎるより、この長さのほうが印象が良くなります。

回答例:困難を乗り越えた経験

「In my previous role, our team had to deliver a report in two weeks.(状況)」

「I was responsible for collecting data from three departments.(役割)」

「So I set up a shared sheet and a short daily check-in.(行動)」

「As a result, we submitted the report on time, and we kept using the same process afterward.(結果)」

難しい構文は1つも使っていません。それでも、何をした人なのかがはっきり伝わります。

英語面接の逆質問の作り方

面接の最後には、ほぼ必ず「Do you have any questions for us?」が来ます。

ここで「特にありません」と答えるのは、日本語の面接以上にもったいない場面です。

  • What does success look like in this role in the first six months?
  • How is the team structured, and who would I work with most closely?
  • What are the biggest challenges the team is facing right now?
  • How do you measure performance in this position?
  • What is the next step in the hiring process?

調べれば分かる内容ではなく、働き方や評価に踏み込む質問のほうが、入社後を考えている人だと伝わります。

逆に、給与や休暇の話だけを並べると、条件面しか見ていない印象になりかねません。聞くとしても、他の質問と混ぜて1つにとどめるのが無難です。

英語面接の準備でやっておきたい5つのこと

1. 回答を書き出してから声に出す

頭の中だけで組み立てると、本番で語順が崩れます。

一度書いて、そこから暗記ではなく「言い慣らす」作業に移すのが近道です。

2. 自分の声を録音して聞き返す

聞き返すと、間の取り方や口癖が見えてきます。

特に「えーと」にあたるフィラーが多いと、内容が良くても自信がなさそうに聞こえます。

3. 聞き返しのフレーズを用意する

「Could you say that again, please?」「Do you mean …?」の2つは、必ず手元に置いておきます。

沈黙よりも、確認して答えるほうが評価は落ちません。

4. 職種特有の用語を英語で確認する

日常英会話ができても、自分の仕事の話を英語でしたことがない人は多いものです。

業務で使う用語を10語だけでも英語で押さえておくと、話の解像度が上がります。

5. 模擬面接で人に聞いてもらう

一人で練習していると、答えにくい質問を無意識に避けるようになります。

オンライン英会話の面接対策レッスンや、英語コーチングの模擬面接を使うと、想定外の質問に慣れることができます。

英語面接についてよくある質問

回答を丸暗記してもよいですか?

丸暗記そのものは悪くありませんが、少し表現を変えて質問されると崩れるリスクがあります。

骨格だけ覚えて、中身はその場で足す形にしておくと安全です。

英語力が足りないと感じたら応募を見送るべきですか?

職務内容によります。英語が業務の中心でないポジションでは、意思疎通ができる水準で通ることもあります。

求人票の英語要件の書き方を確認し、不明な点はエージェントや採用担当に直接確認するのが確実です。

まとめ:英語面接は「型 × 具体例」で乗り切れる

英語面接で聞かれる質問は、自己紹介・志望動機・強みと弱み・行動の掘り下げ・将来と条件の5つの型に収まります。

行動の掘り下げにはSTARの型を使い、1つのエピソードを1分で話せるようにしておきます。

逆質問は、働き方や評価に踏み込む内容を3つほど用意しておけば十分です。

まずは自己紹介の3文を書き出して、声に出すところから準備を始めてみてください。

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