
質問Versantのスコアの目安は?
自分の点数はどのくらいのレベル?
Versantのスコアは10〜90点で、公式の図ではCEFRのA1〜C2の帯に当てはめて目安を示しています。
公式の図に引かれた線は、43点が海外赴任の目安、59点以上がビジネスで英語が十分に使える上級者、76点以上がほぼネイティブです。
英語で仕事を始めるならまず43点、仕事で英語を十分に使いたいなら59点が、目指す点の目安になります。
今の形式の日本人全体の平均点とスコア分布は公表されておらず、公式の図にある平均はTOEIC900点台の人の52点だけです。
Versantを自分で受けた筆者が、versant.jpと日経のVersant公式ページを確かめてまとめました。
- 点数ごとのレベルがひと目でわかるVersantのスコアの目安の早見表
- 海外赴任やビジネスで何点を目指せばいいか
- 公式にある平均点とスコア分布の情報
- ネットの目安表で読み違えないための注意
この記事を読めば、自分のVersantの点数がどのレベルかを公式の物差しで確かめられるので、次に何点を目指せばいいかをこの1本で決められます。
Versantの点を最速で上げたい人は、Versant対策におすすめのスクールを比べた記事も参考にしてください。↓



この記事を書いた人|高正熊生(たかまさくまお)(TOEIC920・英検準1級)
英語サービス選びの専門家|英語サービス60社以上を体験/取材
Versantのスコアの目安|点数別のレベル早見表
Versantの総合スコアは、GSE(Global Scale of English)という10〜90点の物差しで出ます。
GSEは、ヨーロッパの言語能力の基準であるCEFRに準拠した指標です(versant.jp スコアの見方)。
versant.jpの「Versant総合スコア(GSE)とCEFRスコアの相関」の図を、点数の低い順に表にしました。
| Versantの点数 | CEFR | 公式の呼び名 | できることの目安 |
|---|---|---|---|
| 10〜21点 | A1未満 | 観光客レベル | ゆっくり話してもらえれば、基本的な単語やフレーズがいくつか分かる |
| 22〜29点 | A1 | 入門レベル | 基本的な単語やフレーズで、自分のことをやり取りできる |
| 30〜35点 | A2 | 初級者 | 身近な話題を、簡単な単語やフレーズの短い文で話せる |
| 36〜42点 | A2+ | 準中級者 | 日常的な話題の簡単な会話に参加し、要点をつかめる |
| 43〜50点 | B1 | 中級者 | 日常的な話題を話し合い、理由や意見を長めの文で言える |
| 51〜58点 | B1+ | 準中上級者 | 知らない話題でも、会話をリードして広げられる |
| 59〜66点 | B2 | 中上級者 | 幅広い話題を、詳しい説明を加えてある程度流暢に話せる |
| 67〜75点 | B2+ | 準上級者 | 抽象的なテーマでも、意見を述べて複雑な論旨を示せる |
| 76〜84点 | C1 | 上級者 | 専門的な話題でも、複雑な言い回しで流暢に話せる |
| 85〜90点 | C2 | 熟練者 | ほとんどの場面で、自発的に流暢かつ正確に話せる |
自分の点数がどの行に入るかを見れば、いまのレベルの呼び名が分かります。
自分の点数そのものは、受験後のスコアレポートで確かめます。
見方はVersantの結果とスコアレポートの記事で読めます。↓


10〜29点は入門レベル
10〜21点は「観光客レベル」、22〜29点はCEFRのA1で「入門レベル」です。
相手にゆっくり、はっきり話してもらえれば、決まった表現でやり取りできる段階です。
10点はVersantのいちばん低い点で、ここから上がっていきます。
30〜42点は初級〜準中級
30〜35点はA2の「初級者」、36〜42点はA2+の「準中級者」です。
身近な話題なら短い文で話せて、簡単な会話に加わり要点をつかめるレベルです。
42点までは、公式の図にある海外赴任目安ライン(43点)の手前にあたります。
43〜58点は中級
43〜50点はB1の「中級者」、51〜58点はB1+の「準中上級者」です。
日常的な話題を話し合えて、理由や意見を長めの文で言えるレベルです。
公式の図では、この帯の入口の43点に海外赴任目安ラインが引かれています。
59〜75点は中上級〜準上級
59〜66点はB2の「中上級者」、67〜75点はB2+の「準上級者」です。
幅広い話題を詳しく説明でき、抽象的なテーマでも意見を組み立てて話せます。
公式の図では、59点以上に「ビジネスで英語が十分に使える上級者」の線が引かれています。
76点以上は上級〜熟練者
76〜84点はC1の「上級者」、85〜90点はC2の「熟練者」です。
公式の図では、76点以上がほぼネイティブレベルとされています。
90点がVersantの最高点です。
Versantがどんな試験かを先に知りたい人は、Versantとは何かを解説した記事を読んでください。↓


Versantは何点を目指す?目的別のスコアの目安
目指す点は、英語を何に使いたいかで決まります。
versant.jpの図には、目的ごとの線が3本引かれています。
会社や学校から点数を指定されているなら、指定された点が最優先の目標です。
英語で仕事を始めるなら43点
公式の図では、43点が「海外赴任目安ライン」です(※日経調べ)。
同じ線に「英語でビジネスするためにまず必要とされる目安」という吹き出しも付いています。
43点はCEFRのB1の入口で、日常的な話題なら理由や意見を言える段階です。
英語を使う仕事に初めて就く人や、海外赴任を控えた人の最初の目標になります。
ビジネスで十分に使うなら59点
59点以上は、公式の図でビジネスで英語が十分に使える上級者とされています。
59点はCEFRのB2の入口で、幅広い話題を詳しく説明しながら話せる段階です。
会議で意見を言ったり、説明を加えたりする仕事なら、ここが目安になります。
ほぼネイティブを目指すなら76点
76点以上は、公式の図で「ほぼネイティブレベル」とされています。
CEFRのC1にあたり、専門的な話題でも流暢に話せる段階です。
日常で英語を使う人でも、76点はかなり高い目標と考えてください。
場面別にできることの例
日経のVersant法人向けページ(スコアについて/GSEを解説)では、仕事の場面ごとに「この点数でできること」の例を挙げています。
| 点数 | 場面 | できることの例 |
|---|---|---|
| 41点 | 電話・メールでの交渉 | 電話でアポイントメントを取れる |
| 50点 | 営業シーン | 製品やサービスの内容について、短く簡単なマーケティング文章が書ける |
| 62点 | ビジネスのアイデアや提案 | 短く簡単なビジネスレポートが書ける |
| 76点 | 交渉の場面 | 複雑な交渉において、対立への解決策を提示できる |
書く力の例も入っているのは、GSEが4技能ごとに「できること」を決めている物差しだからです。
自分の仕事に近い行を見て、目標の点を決めるのがおすすめです。
Versantのスコアの平均点と分布は?日本人の目安
2026年9月25日にversant.jpのスコアのページを確認した範囲では、今の形式の日本人全体の平均点は公表されていません。
公式の図に出てくる「平均」は、TOEIC900点台の人の平均の1つだけです。
TOEIC900点台の平均は52点
versant.jpの図には、TOEIC900点台の平均スコア=52という線があります(※日経調べ)。
52点はCEFRのB1+で、呼び名は「準中上級者」です。
TOEICで900点を超えていても、Versantの平均は59点(ビジネスで十分に使える線)に届いていないということです。
TOEICの点数とVersantの点数の対応は、VersantとTOEICの換算表の記事でまとめています。↓


スコア分布は公表されていない
Versantのスコア分布(何点の人が何%いるか)も、今のversant.jpには載っていません。
ネットで見かける日本人の平均点や分布の数字は、2024年に形式が変わる前(20〜80点のころ)の古いデータのことが多いです。
今の10〜90点のスコアと比べるときは、いつの形式の数字かを確かめてから使ってください。
平均との比較より、上の早見表で自分の帯を確かめるほうが確実です。
Versantのスコアの目安を読むときの注意
ネットの目安表をそのまま信じると、自分のレベルを読み違えることがあります。
旧形式の点数表と混ぜない
Versantは2024年1月に、Speaking TestからSpeaking and Listening Testへ刷新されました(ピアソン・ジャパンの発表)。
刷新後のスコアはGSEの10〜90点で、それ以前は20〜80点でした。
目安表の最高点が80点だったり、「20〜35点」のように20点から始まっていたりしたら、旧形式の表と考えてください。
旧形式の帯と今のGSEの帯は区切りが違うので、そのまま当てはめると1つずれたレベルに読んでしまいます。
対照表は相関を保証しない
versant.jpには、英検やIELTSなどほかの試験とVersantをCEFRで並べた対照表もあります。
ただし同じページで、この表は各テストのスコア間の相関を保証しないと断っています(versant.jp スコアの見方)。
ほかの試験の点からVersantの点を決め打ちせず、あくまで帯の目安として使ってください。
Versantのスコアの目安でよくある質問
Versantは何点からすごいですか?
公式に「何点からすごい」という決まりはありません。
目安にするなら、公式の図で59点以上が「ビジネスで英語が十分に使える上級者」、76点以上が「ほぼネイティブレベル」です。
日本人のVersantの平均スコアはいくつですか?
今の形式(10〜90点)の日本人全体の平均点は、versant.jpでは公表されていません(2026年9月25日確認)。
公式の図にあるのは、TOEIC900点台の人の平均が52点(日経調べ)という数字です。
Versantで50点だとどのレベルですか?
50点はCEFRのB1で、公式の呼び名は「中級者」(43〜50点)です。
海外赴任目安ライン(43点)は超えていて、TOEIC900点台の平均(52点)に近い点です。
Versantのスコア10点とは何レベルですか?
10点はVersantのいちばん低い点で、公式の図では10〜21点が「観光客レベル」です。
ゆっくり話してもらえれば、基本的な単語やフレーズがいくつか分かる段階です。
Versantの満点は何点ですか?
今の形式の最高点は90点で、85〜90点がCEFRのC2(熟練者)です。
2024年1月に刷新される前の旧形式は、20〜80点でした。
昔のVersantの点数も目安表で読めますか?
旧形式(20〜80点)の点は、今のGSE(10〜90点)の早見表にそのまま当てはめられません。
旧形式の点を1点ずつ今の点に置き換える公式の換算表は、確認した範囲では公開されていません。
まとめ|Versantのスコアの目安は帯で読む
- Versantのスコアは10〜90点(GSE)で、CEFRのA1〜C2の帯に対応している
- 43〜50点は中級者、59〜66点は中上級者、76点以上はほぼネイティブレベル
- 目指す点の目安は、英語で仕事を始めるなら43点、ビジネスで十分に使うなら59点
- 今の形式の日本人全体の平均点と分布は、公式には公表されていない
- 公式の図にある平均は、TOEIC900点台の人の52点(日経調べ)
自分の点数を早見表の帯に当てはめて、次の帯の入口を目標にするのが近道です。
43点や59点の線を越えたい人は、受験回数や料金で比べたVersant対策におすすめのスクールの記事から、自分に合う1校を選べます。↓


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手元のTOEICの点数からVersantの目安を知りたい人は、VersantとTOEICの換算表の記事もあわせて読んでください。↓


- Versantのスコアとは? スコアの目安について(Versant公式サイト・ピアソンと日本経済新聞社が運営)
- スコアについて/GSEを解説|Versant(ヴァーサント)【法人版】(日本経済新聞社のVersant法人向け公式ページ)
- Versant English Speaking and Listening Test(アップグレード版)の発売(ピアソン・ジャパンのプレスリリース・共同通信PRワイヤー)


