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【経験者が語る】IELTS6.0までの道のりと勉強法

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2021年はコロナウイルスの影響で、マスクが欠かせない世の中になりましたね。

…さて、本題に入りましょう。

海外で大学留学や仕事で就職をするのであればIELTS(=International English Language Testing System 通称:アイエルツ)のスコアは必須で、Overall(総合評価)の最高点9.0中、最低でも「5.5」を獲得しなければなりません。

「IELTSの日本人Overallの平均スコアは5.8」となっておりますが、ただ数字だけが羅列されていても、どの程度なものかパッとしないですよね…。

なので今回の記事では「IELTS Overall6.0」を獲得した私の実体験を元に、スコア6.0の内容やそれまでの道のり、そして勉強法をお伝えします。

ぼんびー
今、海外で英語力証明といえばIELTSのスコアと言っても過言ではないぞよ?

おススメの使用教材も書き記して置くので、IELTS6.0を目指す皆様の参考としていただけたら幸いです。

それではでは!!LET’S GO↓↓↓↓↓

この記事でわかること|タップで飛べる目次

筆者

たかまさ

元トラックの運転手で無気力な生活を送っていたが、30歳で英語力ゼロから英語学習を始めて英語が話せるようになり、世界が広がって人生が楽しくなる。その後、外資系企業に転職し、現在は米国勤務。TOEIC920英検準1級・留学3カ国・アメリカ人と結婚・英語サービス体験50社以上

IELTS6.0はどれくらいのレベル?

さて、まずはIELTS6.0がどのくらいのレベルなのかを説明しましょう!!

  • 不正確さや不適切さ、誤解がいくらか見られる概ね英語を駆使する能力を有している
  •  やや難解なトピックにおいて、自分の慣れている状況に関しては柔軟に意思疎通をこなせる
  • 日本人IELTS受験者の平均スコアよりちょっとだけ高い

IELTS6.0は簡単に言えば「英語中級者」とでも言いましょう。

ぼんびー

スコア6.0を取得していれば海外永住の申請や、一部での海外大学での入学資格、出願資格が認められるんですぞい

スコア5.0と6.0と7.0の比較

さて、ざっくり過ぎるくらいにスコア6.0のレベルを説明しましたが、少しレベルがずれるとどうなのでしょうか。

↓↓↓分かりやすく表にしてみました↓↓↓

Score 知っている語彙(単語力) レベル
5.0 4,000~5,000語 ・普段の身近な日常会話や話題について、標準的な話し方であれば主要な点を理解できる
・個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる
6.0 7,500語 ・不正確さや不適切さ、誤解がいくらか見られるが概ね英語を駆使する能力を有している
・やや難解な話題において、自分の慣れている状況に関しては柔軟に意思疎通をこなせる
7.0 15,000~10,000語 ・現地の学生と一緒に英語で授業を受けれるくらいのレベル
・時折、不正確さや不適切さが見られるが、複雑な言語も概して上手く扱っており、詳細な論理を理解している

1つレベルが上がるだけで、知っている必要単語数が爆上がりしますね。

振り幅がでかいだけに、スコアを0.5あげるのもなかなか大変そうです。

ちなみに、先もお伝えしましたが日本人IELTS受験者の平均スコアは5.8です↓↓↓

科目 Listening Reading Writing Speaking Overall
Academic Band 5.9 Band 6.1 Band 5.5 Band 5.5 BAND 5.8
General Band 6.0 Band 5.6 Band 5.6 Band 5.8 BAND 5.8
ぼんびー

アジア圏16ヵ国の中でも中間上位の順位を誇る日本。なかなか感慨深いものがありますねぇ

他の英語試験と比較すると?

IELTSの獲得点数レベルの違いを説明した所で、他の英語資試験と比較してみましょう↓↓↓
IELTS TOEFL iBT TOEIC 英検 CEFR
6.0 80~89 740~820 準1級 B2

こうやって比較するとパッと見レベルが高そうですが、IELTSを受験する日本の皆さんは大体これくらいのスコアは取得しています。

なかなか難しそうに思えるかもしれませんが、しっかりと勉強して、要点を抑えて対策すればスコア6.0を取得することは出来ます!!

お次はそこまでの道のりを見ていきましょう。

これがあれば英語学習も安心です↓

IELTS6.0までの道のりは?

IELTS6.0のレベルについて説明いたしましたが、そこまでの道のりはどんなものでしょうか。

他の皆様がどのようにIELTSスコアを向上させているかは分かりませんが、ここでは私の実体験を赤裸々に話していくことにします。

IELTSを受験するきっかけ

英語試験を受けるにあたり、人それぞれ理由があると思います。

私の場合は海外永住を目指しているので、IELTSのスコアが必須なのです。

今までここ4年間、海外生活でなぁなぁに楽に、人生ゆるーくノリと勢いで過ごして来ましたが、英語に本気で向き合って来なかった天罰が下り、遂に決断を迫られ受験しなければいけなくなったのがきっかけです。

IELTSの試験に取り組み始めて早半年が経ちます。

「試験が好きか?」と問われれば、もちろん声を大にして「嫌いです」と答えます。

理由はあがり症で緊張するから。…なんなんでしょう、その理由。

ですが英語を勉強する事は好きなので、楽しみながらやっています。

皆さんの受験のきっかけはなんですか?

ぼんびー(著者)のスコア

さて、遂に本邦初公開です。

私はIELTS General試験を2回経験しています。

赤裸々過ぎますがスコアをお見せしましょう↓↓↓

  • 初めて取得した時(1回目)のスコア
Listening Reading Writing Speaking Overall
5.0 5.0 5.5 4.0 5.0
    ↓↓↓
  • 2回目のスコア
Listening Reading Writing Speaking Overall
6.5 6.0 6.0 5.0 6.0

…表だけではとてもショボく見えますね。

分かった事といえば、スコアを1つあげるのはとても大変だと実感したことです。

他のIELTS受験成功体験者の経験上、IELTSスコアを1つあげるのに毎日2~3時間、トータル350~400時間の勉強をする必要があるとの事(3~5ヶ月)。

もちろん個々で英語力の伸びるスピードや、勉強を始めた時のレベルが違うので一概には言えませんが、実際に私が2回目の試験を受けてスコアが1つ上がったのも初回のテストから3ヶ月経った時でした。

「いやいや、コツさえ掴めば簡単にイケるっしょ」

とスカしてましたが見事にイケませんでした。

過信しすぎましたね、はい。

6.0取得に意識すること

本邦初公開、いかがでしたでしょうか。

「え?たいした事ないって⁇」

…聞かなかった事にしましょう。

さて、「結局どうすればいいの?」と思ったあなたへ、私が思った要点を述べてみました。

  • 英語の基礎力を身につける
  • 明確な目標を決めておく
  • 「英語中級者の壁」にぶち当たっても負けない

英語の基礎力を身につける

はてさて。

これは誰もが存じていると思いますが、英語の向上を目指す上で必須ですね。

高校卒業程度のレベルの英語力は完璧とは言わなくとも、ある程度は理解していることが前提となるでしょう。

明確な目標を決めておく

先ほどお話しした通り、IELTSを受験するきっかけや目的は人それぞれ違います。

自分の英語力を知るもよし、スコア○○絶対とる!!、必要資格・証明の為でもよし。

大事なのは「ゲームの攻略と一緒」で、大事な要点を抑えて、いかに無駄なく要領良く進めるか。

これなくして最短なゴールは目指せません!!

明確な目標を立てておく事を強くおススメします。

「英語中級者の壁」にぶち当たっても負けない

IELTS6.0を目指している方、もしくはその辺りのレベルの方は英語中級者ですが、英語中級の領域はとても広いです。

例えるなら先の見えない壮大な草原とでも言いましょうか。

必ず伸び悩んだり、心が折れそうになる時期がやってきますが、諦めたらそこで試合終了です。

根気強く駆け抜けて走り抜けましょう!!走り抜けた草原の先の上級者の壁にぶち当たりましょう!!

IELTS学習に。気分転換にもおすすめ↓

使用する教材は?

さて、IELTS6.0を取得するにあたり私が使用した教材を書き記していきましょう↓↓↓

  • English Grammar In Use(Grammar・参考書)
  • 本気!私の英単語 大学受験編(英単語・携帯アプリ)
  • ネット(後述記載)

え?これだけ?と思った方、そうなんです。

私はこれだけの教材でしか勉強していません(ドヤッ)。

時代はまさにネット時代。

検索すれば色々と有益な情報や、意外なトコを突いた勉強法まで探せるので私はネットを駆使して勉強しています。

ぼんびー

ネットのことに関しては、それぞれの科目で使い方の用途が異なるので、次の項目で説明いたしまする

English Grammar In Use

私の場合、教科書を使って勉強する参考書はこの一冊のみです。

文法の勉強教材として海外ではメジャーなこのEnglish Grammar In Useシリーズ。

各々の英語レベルに合わせて3つに色分けされており、IELTS6.0を目指す方であれば中級版(青色)をおススメします。

基礎的な英語文法はもちろんのこと、少し掘り下げて説明していたり、意外と知らなかった文法の使い方があるのですが「ただ学ぶのではなく頭を使って考える」ことが教科書でもあります。

個人的な意見にはなりますが、この一冊あれば他の文法参考書は不要です!!↓

本気!私の英単語 大学受験編

お次はこちら「英単語」。

携帯で気軽にダウンロード出来る英単語勉強アプリです。

「初・中・上級」と英単語の難しさによって3つのレベルに分けられていて「英単語の意味を4択の中から1分間でどれだけ正解できるか」というもの。

単語の数も2300語と豊富で、それぞれ自分の正答率や覚えにくい単語も確認することが出来るので、クイズが好きで自分の成長を目で見たい方におススメです。

まさに「自分育成」を体験できます!!

単語帳を買ったりして勉強をする方ももちろん多いでしょう。

ですが荷物にもならず、1分間の隙間時間で気軽に勉強出来るこのアプリは私にとっては最強で最高の英単語勉強法でした。

やっぱり単語を手書きで書いておきたいという方はこちらも↓

各項目の勉強法は?

使用教材を説明したところで、それぞれの科目の勉強法を書いていきます。

人それぞれ勉強の仕方は違うものです。

私が勉強している方法は他の人の勉強と異なり、少し変わっているのかもしれませんがクレームは受け付けません!!

勉強法の1つの参考としていただけたら幸いです。

ぼんびー

あくまで「私が」やっている勉強法だからね。「わ・た・し・が」。

IELTS6.0は問題の60%ほどの点数を取れば取得できると言われていますので、言い換えれば40%も間違って構わないということになります。

それでは各科目の勉強法を見ていきましょう!!

Writing

Writingに関しては↓↓↓をそれぞれ活用しています。

  • 「ielts-exam.net」のサイト
  • 「LIZ IELTS」のLIZ先生のWebサイト

それぞれのサイトは日本語訳がなく、英文になります。

Academic/General、共に問題のトピックが違うのですが、このielts-exam.netではそれぞれのIELTSサンプル形式の問題とその解答例が記載されています

問題数も多く、自分が書いた答案とサンプルの答えを比較出来るので、表現方法や構文組み立て、適切な単語なども学ぶことが出来ます。

「LIZ IELTS」のLIZ先生のWebサイトでは書き方の手順や使用すべき単語、抑えておくべきポイントなどが述べられており、You Tubeでも確認することが出来るのでListeiningの勉強にもなります。

LIZ先生のYou Tubeの動画がこちらです↓↓↓↓↓

Writingに関しては添削をしてもらって直接間違いや改善を指摘してもらう方が良いと言われていますが、私の場合は添削がない勉強法なのであしからず…。

Reading

Readingに関しては↓↓↓をそれぞれ活用しています。

  • 「LIZ IELTS」のLIZ先生のWebサイト
  • The New York Timesのサイト
  • 自分が興味のあるトピックを英語記事で探す

Writingと同様、LIZ先生のサイトではIELTS Readingに関する読み解き方のコツや意識する事、それぞれのトピックでの重要英単語の紹介などが述べられており、熟知しておくと良いです。

「The New York Timesのサイト」は日本で言うなれば新聞でしょうか。

アメリカでの時事ニュースから政治・経済・教育などの記事があったりします。

もしわからない単語が出てきても携帯であれば単語を押せば意味を調べられるので、使用頻度が多い単語などは必然的に覚えていくのでおススメです。

「自分が興味のあるトピック」に関しては簡単で、興味のある記事を英文で探して読むことです。

1つ例を挙げるなら…

例)TikTokはなんで流行ったの?
「TikTok」「 Why」「 Popular」

と検索して、英文の記事を探して読みます。

興味のある記事なので読む事に対しての抵抗もなくなるし、読み慣れていく事に関しても個人的にはおススメしたい勉強法です。

一生懸命読もうとすればするほど呪文のような記号に思えてしまい、今までは英文を読むことが苦手でした。

が、この方法を取り入れてから英語で読む事に抵抗がなくなり、今では調べごとはほぼ英語記事です。

Listening

Listeningに関しては↓↓↓をそれぞれ活用しています。

  • You Tubeチャンネルの「The IELTS Listening Test」
  • 好きなジャンルの海外You Tuberをひたすら観る
  • アプリのPodcast「IELTS ENERGY 7+」を聞く

IELTSのListening試験は他の英語試験と違って問題が1度しか流れないこと。

英語を頭に詰め込む事も大事ですが、耳に慣れておく習慣を意識的に作る事もまた大切です。

ここで活躍するのがYou Tube。

The IELTS Listening TestではIELTSと同様の形式問題が出され、ほぼ毎日問題が更新されています↓↓↓

時間はおよそ30分前後、解答もついていて繰り返し聞けるので、毎日の日課にしてしまえば問題の傾向も自然と分かってくるので、このチャンネルはListeningを勉強する上では必須です!!

コメディや美容系、ドラマ、はたまた英語で英語の授業を観るでもなんでも、好きなジャンルで海外You Tuberを探すのは難しくはないでしょう。

私は旅行が好きなので、海外トラベラーYou Tuber「Drew Binskyさん」や、自己啓発系の意識向上を発信する海外You Tuber「Matt D’Avellaさん」のチャンネルをよく見ています。

Podcast「IELTS ENERGY 7+」ですが、言うなればラジオです。

IELTS7.0以上を目指す方向けの、IELTSに関する情報や問題解決を毎日放しているチャンネルです。

7.0とは言ったものの、話す内容や使われている表現はそこまで難しくなく
「テンションの高い、よく笑う学校の先生たちのお話」
感覚で聞けるので、とても聴きやすいです。

1回の放送の時間も15分しない程度で、気軽にダウンロード出来ていつでもどこでも聴けるので、これもまたおススメです。

Speaking

Speakingに関しては↓↓↓を活用しています。

  • You Tube「IELTS Speaking 6.0」と検索してひたすら見る
  • 海外の友達と話す

IELTS Speakingの試験ジャンルは文化や教育、環境ととても幅広く、状況に応じて柔軟な対応が求められます。

IELTS Speakingのスコア6.0を取る人たちの語学力を参考としながら、チャンネルは問わずとにかく見てます。

ちなみにIELTS Speaking スコア6.0のレベルはこちら↓↓↓

試験官が聞いてくる質問時に一時停止して、自分で口に出して解答

再生して受験者の解答も聞いてみる

ひたすらこれの繰り返しです。

受験者の解答も参考になれば、チャンネルによっては答えた解答の修正や改善点も述べている動画もあるのでとても参考になります。

私にとっての最難関科目はSpeakingです。

海外生活をしているだけあって日常会話はさして問題ないのですが、様々なジャンルの話題を掘り下げて話す事に対応しきれず、しどろもどろに奮闘中でございます。

Speakingは人と話して会話が成り立つものなので、オンライン英会話で先生を見つけて会話するのもおススメです。

まとめ

さて、IELTS 6.0取得に関しての道のりや勉強法をお話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

もちろん皆さん独自の勉強法や、よりスコアの高みを目指す方もいるでしょう。

私の勉強法のモットーは
「いかに嫌い・苦手の科目や分野の考えを変えて興味を持てるようにするか」
を考えています。

勉強する事も大切ですが、いかにストレスを抱えず、飽きずに集中して取り組めるかが大事ではないかと今回の経験で感じました。

スコアを1つあげるには3ヶ月の勉強継続を覚悟しておきましょう。

英語力向上は決して簡単ではないですが、私もまだまだ奮闘中でいずれはペラッペラなネイティブになれるよう目指しているので皆さんも一緒に頑張りましょう!!

ぼんびー

それではまた次の記事でお会いしましょう!!

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