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最近英語教育の低年齢化が進み、小さな子供から英語に触れる機会が増えています。
この記事を読んでいただいている方の中にも、
[voice icon=”https://profoundium.com/wp-content/uploads/2020/03/profoundium-female-english-learner-smile.png” name=”ゆうき” type=”l”]自分の子供には、小さい頃から英語を学ばせて、英語を話せるようになって欲しいわね[/voice]
そう望んでいる方もいるかもしれません。
英検の中でも、主に若年層が受験する英検4級と英検5級…この2つもスピーキングテストを受けられることをご存知でしたか?
この記事では、英検4級・5級のスピーキングテストの詳細や過去問をご紹介します。
この記事を確認した上で、英検4級か5級のスピーキングテストを受験していただければ、現状の英語を話す力をより深く知ることができます。また、更なる語学力アップの足掛かりにしていただければと思います。
英検4級・5級のスピーキングテストとは?
英検4級と英検5級のスピーキングテストは、公益財団法人日本英語検定協会(以下英検)が導入したテストで、英語初期学習者(小学生や中学生)にとり、将来豊かな[使える英語]につながる様にと新設されました。
昨今の英語教育において、[リーディング]、[リスニング]、[ライティング]、[スピーキング]の4技能をバランスよく学習することが重視され、大学入試の内容も変更されました。
今後小中高の教育も、その4技能の学習が中心となることが予想されることから、学習の活動を一致させ、連続性を持たせるために導入しました。
(参照:公益財団法人日本英語検定協会より4級・5級スピーキングテストのご紹介よりどうして必要なの?<導入の背景とねらい>)
それでは次項以降、英検4級・5級スピーキングテストの詳細を確認していきましょう。
4つの特徴は?
それでは、英検4級・5級のスピーキングテストが、実際どんなテストなのか、以下にてその4つの特徴をご紹介します。
- 英検4級・5級の受験申込者は、全員スピーキングテストの受験が可能です。
- スピーキングテスト任意の試験で、通常の英検4級・5級試験の合否には関係ありません。
- スピーキングテスト単独の合否判定がされます。
- パソコンやタブレット端末等を使用し、自宅等で受験します。
(参考:公益財団法人日本英語検定協会4級・5級スピーキングテストのご紹介よりどんな試験なの?<テストの特長>)
申し込み方法と合格通知方法は?
ここでは、英検4級と5級の、受験の申し込みについてご説明します。
先ほどお伝えしましたが、通常の英検4級の試験を申し込んだ方は、英検4級スピーキングテストの受験資格を。英検5級を申し込んだ方は、英検5級スピーキングテストの受験資格を得ることができます。そのため、スピーキングテスト用に、別途特別な申し込みを行う必要はありません。
ただし、スピーキングテストを受験するには、通常の英検のテストの成績表に記載されている、[英検IDとパスワード]が必要になるので、それだけは忘れずに保管する必要があります。
英検4級と英検5級のスピーキングテストの合格通知方法ですが、通常の英検の様に、成績表が通知されるということはありません。
原則受験日した日から30日以内に、英検ホームページ内の[合否閲覧]ページで確認します。
尚、スピーキングテストの合否判定だけでなく、自分のスコアも確認することができるので、合格基準点に対して、自分がどれくらいのレベルなのかを知ることができます。
受験可能期間は?
スピーキングテストは、受験可能期間が決まっています。ここでは、いつからいつまで受験が可能なのか、その詳細をご説明します。
英検によると、受験可能期間は、[申し込んだ各回次の1次試験合否閲覧日から、申し込んだ回次の、1~3級の2次試験実施日から1年間](参照:公益財団法人日本英語検定協会4級・5級スピーキングテストの紹介より保護者の皆様へ)だと説明しています。
分かりにくいので、2020年度の、実際の各試験回の受験可能期間を下記します。ご確認ください。
2020年度試験回次 | 通常の英検4級・5級の試験日 | スピーキングテスト受験可能日時 |
---|---|---|
第1回 | 2020/5/31 | 2020/6/15 14時~2021/7/4 23時59分 |
第2回 | 2020/10/11 | 2020/10/26 14時~2021/11/14 23時59分 |
第3回 | 2021/1/24 | 2021/2/8 14時~2022/2/27 23時59分 |
(参照:公益日本英語検定協会4級・5級スピーキングテストのご紹介より受験期間について)
見ていただけると分かる通り、受験可能期間が約1年間あります。
ただ1年あれば、英語力も向上し、更に難しいテストにチャレンジする可能性もあると思うので、通常の英検4級や英検5級の受験と同じタイミングで、スピーキングテストを受験してしまうことをお勧めします。
受験までの流れは?
英検4級・5級スピーキングテストは、前項で説明した受験可能期間内に、1回だけ受験することができます。
マイクや、イヤホンといった機器を使い、自宅や学校のパソコンやタブレット端末で受験するのですが、場所や時間を問わず受験できることが、スピーキングテストの魅力と言えます。
それでは、実際の受験までの流れをご紹介します。
- 英検IDと、パスワードを使用し、パソコンやタブレット端末よりログインし、受験する級を選択します。
- パソコン、マイク、イヤホン等の機器の動作チェックを行います。
- テスト形式や、回答方法について説明を確認します。
- スピーキングテストを行います。
実際のテストの前に、機器が正確に動いているか動作チェックするので、安心して試験に臨めますね。
試験形式は?
それでは、実際どの様にテストが行われるのか、その形式を確認してみましょう。
まずは、英検4級スピーキングの試験の形式です。
- 問題文(パッセージ)とイラスト(ピクチャー)が画面上に表示されます。(問題文は約25語)
- 面接委員から、問題文を20秒以内で黙読するように指示が出ます。(指示が聞き取れなかった場合は2回まで聞き直し可能)
First, please read the passage silently for 20 seconds. - 問題文を20秒で黙読します。
- 面接委員が問題文を声に出して読む様指示します。(制限時間30秒)
All, right. Now, please read it aloud. - ブザー音が鳴り録音が始まるので、30秒以内で問題文を音読します。
- 面接委員から問題文とイラストに関して4つの質問がされます。
Thank you. Now, I’ll ask you 4 questions. - 面接官より、問題文の内容についてNo.1の質問が出されます。
- No.1の質問に解答します。(録音)
- 面接官より、問題文の内容についてNo.2の質問が出されます。
- No.2の質問に解答します。(録音)
- 面接官より、イラストの内容についてNo.3の質問が出されます。
- No.3の質問に解答します。(録音)
- 面接官よりNo.4の1つ目の質問が出されます。
No.4の質問は、受験者について質問されます。
No.4の質問は2つに分かれていて、1つ目はYES、NOで解答。2つ目は、No.1~No.3同様、録音で解答します。
画面にYESとNOのボタンが表示されるので、あてはまる方をクリックして解答します。 - 面接官より、No.4の2つ目の質問が出題されます。
- No.4の2つ目の質問に解答します。(録音します。)
- 最後に、面接官がテスト終了を告げたら、スピーキングテストは終了です。
All right. This is the end of the test.
続いて英検5級スピーキングの試験の流れを見てみましょう。
- 問題文(パッセージ)とイラスト(ピクチャー)が画面上に表示されます。(問題文は約20語)
- 面接委員から、問題文を20秒以内で黙読するように指示が出ます。(指示が聞き取れなかった場合は2回まで聞き直し可能)
First, please read the passage silently for 20 seconds. - 問題文を20秒で黙読します。
- 面接委員が問題文を声に出して読む様指示します。(制限時間30秒)
All, right. Now, please read it aloud. - ブザー音が鳴り録音が始まるので、30秒以内で問題文を音読します。
- 面接委員から問題文とイラストに関して3つの質問がされます。
Thank you. Now, I’ll ask you 3 questions. - 面接官より、問題文の内容についてNo.1の質問が出されます。
- No.1の質問に解答します。(録音)
- 面接官より、問題文かイラストの内容についてNo.2の質問が出されます。
- No.2の質問に解答します。(録音)
- 面接官よりNo.3の質問が出されます。
No.3の質問は、テーマに合わせて受験者について質問されます。 - No.3の質問に解答します。(録音)
- 最後に、面接官がテスト終了を告げたら、スピーキングテストは終了です。
All right. This is the end of the test.
英検4級と英検五級のテストの違いは、英検4級は、英検5級より1問多く質問されることです。
問題の難易度は違いますが、テストの形式はほぼ同じです。
英検4級スピーキングテストの5つの対策は?
前項で、英検4級・5級のテストの流れを説明しましたが、ここでは英検4級のスピーキングテストの合格に向けた、対策を5つご紹介します。
以下にまとめたので、ご確認ください。
NO | 対策 | 詳細 |
---|---|---|
1 | 音読する際には、必ずタイトルを読みましょう! | 画面に問題文が出て、面接官から音読する様に指示が出ると、気持ちが焦りタイトルを読むのを忘れがちです。減点対象になるので要注意! |
2 | 音読する際には、分からない言葉があっても読み進めましょう! | 分からない言葉あると、そこで止まってしまうことがありますが、それだと制限内に音読が完了しないので、言葉のつづりから想像して、止まらず読み進めましょう。 |
3 | 音読はゆっくりていねいに! | 問題文の25語を30秒で読みます。ゆっくり読んでも読み終えることができるので、焦らず読みましょう。 |
4 | 音読終了後、面接委員の質問がスタートする前にイラスト全体を確認しましょう! | 人物に注目しましょう(何をしているか?何人いるか?どんな服を着ているか?) |
場所に注目しましょう(どこにいるか?) | ||
5 | 面接委員の質問は、最初の言葉に注目! | いつ、どこで、誰が、何を、どうした、どの様にという5W1Hの質問が多く出題されています。質問の最初の言葉を聞き分けましょう。 |
最後の自分に関する質問も、いつ、どこで、誰が、何を、どうしたという質問が多く出題されます。質問の内容を注意深く聞き、自分のことを答えましょう。 |
ゆっくり落ち着いて受験することが大切ですね。
英検4級スピーキングテストの過去問は?
英検では、英検4級スピーキングテストの過去問掲載していませんでした。
しかし、英検では、問題の見本を掲載しているので、その問題文、質問とその満点解答例をご紹介します。
↓↓↓問題の見本です。
↓↓↓質問と解答例です。
(出典:公益財団法人日本英語検定協会4級・5級スピーキングテストのご紹介よりどんな試験なの?<テストの特長>)
テストに慣れるためにも、ぜひチャンレジしてみてくださいね。
英検5級スピーキングテストの5つの対策は?
英検4級同様、英検5級のスピーキングテストにも5つの対策があります。
一部は4級と共通の対策もありますが、以下にまとめたのでご確認ください。
↓↓↓英検5級スピーキングテストの対策です。
NO | 対策 | 詳細 |
---|---|---|
1 | 音読する際には、必ずタイトルを読みましょう。 | 画面に問題文が出て、面接官から音読する様に指示が出ると、気持ちが焦りタイトルを読むのを忘れがちです。減点対象になるので要注意! |
2 | 音読する際には、分からない言葉があっても読み進めましょう。 | 分からない言葉あると、そこで止まってしまうことがありますが、それだと制限内に音読が完了しないので、言葉のつづりから想像して、止まらず読み進めましょう。 |
3 | 音読はゆっくりていねいに。 | 問題文の20語を30秒で読みます。落ち着いて読めば制限時間に読めるので、焦らず読みましょう。 |
4 | 面接委員の質問は、最初の言葉に注目! | いつ、どこで、誰が、何を、どうした、どの様にという5W1Hの質問が多く出題されています。質問の最初の言葉を聞き分けましょう。 |
5 | 面接委員のNo.1とNo.2の質問の解答は、必ず問題文の中にあります。 | 質問の文頭の言葉を聞き取れたら、それ以降の質問の答えは、問題文の中に書かれているので、焦らず探していましょう。 |
↓↓↓英検5級レベルのスピーキングに関する動画です。
英検5級スピーキングテストの過去問は?
英検4級スピーキングテストと同様、過去問が開示されていないため、英検が掲載している、英検5級スピーキングテストの見本を紹介します。
面接委員の質問と満点解答例も合わせてご紹介するので、ぜひチャンレジしてみてください。
↓↓↓問題の見本です。
↓↓↓質問と解答例です。
(出典:公益財団法人日本英語検定協会4級・5級スピーキングテストのご紹介よりどんな試験なの?<テストの特長>)
まとめ
英検4級と5級のスピーキングテスト…
- は受験申込者全員が受験できます。
- は任意のテストです。
- の結果は、英検4級・5級の合否には関係ありません。
- 自宅等で受験可能です。
- は特別な申し込みはなく、英検のサイトより受験可能です。
- の合否は、英検のホームページ上で確認できます。
- の2020年度の受験可能期日をご紹介しました。
- の受験までの流れをご紹介しましました。
- の形式をご紹介しました。
- の5つの対策をご紹介しました。
- の問題の見本と解答をご紹介しました。
4技能が身につく英検対策ならスマートキッズイングリッシュがダントツでおすすめ!
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