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英語の音読の効果とは?知らないと効果ゼロ!効果的なやり方とコツ3つを伝授

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英語学習の方法にはリーディング、ライティング、シャドーイングなど様々な方法があります。

これから勉強する方は特にどの方法から取り入れていけばいいのか悩んでしまいますよね?
いきなり難しい勉強法を選択して続かないなんてことがあれば最悪ですよね。

今回は英語学習の中でも取り組みやすい方法の1つである音読について書いていきます。
音読は英語学習にどんな効果があるのか、音読のやり方、コツ、教材などをご紹介していきます。

最後まで読んで頂ければ、あなたの英語学習がさらに捗ること間違いなしなので最後まで読んでくださいね。

この記事でわかること|タップで飛べる目次

監修者

高正熊生

3ヶ月でTOEIC900(今920)・試験対策ナシで英検準1級一発合格・1ヶ月でVERSANT50・留学(大学/語学/ワーホリ)3カ国(オーストラリア・カナダ・アメリカ)・外資系/海外勤務経験・海外在住歴13年以上・アメリカ人と結婚/シャドーイング歴1年以上(シャドテンアンバサダー)・オンライン英会話英語コーチング/英会話教室/英語学習アプリ/子ども英会話の受講&取材経験50社以上

英語の音読の3つの効果とは?

英語学習で音読というのはかなりポピュラーな方法として取り入れられています。

私自身、大学受験の時に音読学習を本格的に取り入れセンター試験で5割程度だった成績が8割を取れるまで伸ばすことができました。
音読は取り組みやすく、正しいやり方で実践すれば効果もでる勉強法です。

それでは音読の3つの効果について見ていきましょう。

英語の音読の効果|速読ができるようになる

音読を正しいやり方で実践していくと速読ができるようになります。

理由は、音読で英語を体に染み込ませていくことで日本人特有の【返り読み】をしなくなり英語を英語のまま理解できるになります。
返り読みとは、学校でみなさんが習ってきたもので英語を後ろから訳していくものです。

下記が返り読みの例です。

返り読み例

I play baseball.(私は、野球をします) 訳す順番 I➡baseball➡play

例のような短い英文であれば返り読みをしても問題ありませんが、もっと長い文になったときに帰り読みをしていては時間もかかりますし、いつまで経っても英語脳にはなりません。

音読は、この返り読みをやめて、文を左から右に読んでいくことつまり英語脳にしていくことができ、
結果として英語を英語のまま理解でき速読ができるようになります。

TOEICや英検など英語試験などの受験を考えている方は時間内にたくさんの英文を読んで問題を解いていく必要があります。
時間内に焦ることなく問題を解くためにも速読は必須になります。

英語の音読の効果|リスニング能力が向上する

日本人はリスニングが苦手と言われています。

その理由が先ほども説明した学校で習う【返り読み】の癖が染み付いており聞いたまま理解することが苦手という日本人独特の癖のせいなのです。

音読によって左から右に英文のまま理解できるように訓練し音声でも英語を聞いたまま理解できるようになればリスニング能力も自然と身についてきます。

ネイティブの英語が日本語と同じように瞬時に聞き取れ、理解できる姿を想像したらワクワクしてきませんか?
慣れてくればリスニングの勉強がてら好きな映画を字幕なしで見て理解できるようになりますよ。

[voice icon=”https://profoundium.com/wp-content/uploads/2020/03/profoundium-female-english-learner-smile.png” name=”ゆうき” type=”l”]好きな映画でリスニングの勉強ができるなんて幸せだわ[/voice]

英語の音読の効果|英文・英単語の定着が早い

音読で繰り返し英文を読むことで英文・英単語の定着が早くなります。

音読を繰り返すことで自然と自分の中に英文・英単語がインプットされドンドン英語のストックが溜まっていきます。

みなさんも好きな歌手の歌を覚えるとき、何度も何度も聞いて時には歌詞を見て口ずさみながら覚えますよね。

学校でいえば九九を覚えるとき繰り返し言って覚えましたよね。

英語も一緒で繰り返し音読をすることで記憶を定着していけるのです。
英文のみならず、単語帳なども音読で覚えることができますよ。

英語の音読の効果的なやり方を解説

先ほど説明した通り音読には素晴らしい効果あります。

しかし闇雲に音読していても効果はありません。

正しいやり方で音読することではじめて効果がでます。
正しい音読方法をマスターして英語力を伸ばしてきましょう!

音読は下記の4つのステップのやり方で行うと効果がでますよ。

音読の4つのステップ
  1. 文法・意味を正しく理解する
  2. 音声で5回聞く
  3. 自分で5回音読する
  4. ステップ2とステップ3を5回繰り返す

では、ステップごとに詳しく見ていきましょう!

ステップ①-文法・意味を正しく理解する

まずは英文の内容を理解し、英文を文法的に品詞分解して正しく読みましょう。
その際、単語・熟語の解説や文法解説なども読みます。

文の内容・文法・単語の意味を理解していないのに音読していても効果はありません。
地道な作業ではじめは時間がかかるかもしれませんが、続けていけばドンドンスピードも上がっていきますよ。

ステップ②-音声で5回聞く

和訳した英文の音声を英文を目で追いながら5回聞きます。

ステップ③-自分で5回音読する

音声で聞いたあと、ゆっくり意味を考えながら5回音読します。
その際、発音・アクセント・イントネーションに注意しながら、なるべく真似しながら5回音読しまししょう。

ステップ④-ステップ②と③を5回繰り返す

5回繰り返した結果、音声25回×自分で音読25回で合計50回になります。

これだけ繰り返すとはじめおぼつかなかったご自身の発音も見違えるほどになっています。
また読み込んだ英文は完璧に理解することができますよ。

この流れで様々な英文を音読していきましょう。

英語の音読の効果を最大限に引き出すための3つのコツ

音読の方法について書いてきましたが、さらに効果を引き出すための3つのコツをご紹介します。
コツを意識して音読に取り組めば音読の効果はもちろん、学習の継続の手助けにもなりますよ。

では3つのコツについて見ていきましょう。

文法的に細かくなりすぎないようにする

音読の方法で書いたように文法的に正しく読みことは大切です。

しかし、はじめから完璧に読まないといけないと思う必要はありません。
はじめから完璧にしなくても大丈夫です。

目安としては、【なんとか和訳できる】程度の理解で大丈夫ですよ!

はじめから完璧を求めすぎてしまうと途中で挫折してしまうのではじめは、ほどほどを心掛けていきましょう。
数をこなしていけば自然とスピードも上がっていきます。

仕事でもはじめから完璧にできる人なんていませんよね。
とりあえず仕事の流れを一通りやってみて気付くこともありますし、繰り返しこなしていくことで気づいたらスピードも上がりますよね。

音読も一緒です、気負わず頑張りましょう!

最低でも20回は繰り返し音読する

上記の方法説明した通り、音読は繰り返し行うことで効果がでます。

目安としては1つの英文を20回は音読しまししょう。
20回の音読を100個の英文で行ったら300回です。

数をこなせばこなした分だけ自分の自信になります。

一日30分程度を目安に毎日続ける

音読は毎日コツコツと行う方が効果がでます。

朝の準備の合間、帰宅後、他の勉強の休憩時間など
合間の時間などスキマ時間を利用して取り組みましょう。

また、1日仕事を終えて学習に取り組もうとしても疲れが溜まって眠くて集中できない時もありますよね。
そんな時音読は、家の中で歩きながらでもできるので眠くても続けていくことができますよ。    

[voice icon=”https://profoundium.com/wp-content/uploads/2020/03/profoundium-male-english-learner-smile.png” name=”えいごろう” type=”l”]残業などで毎日まとまった時間が取れるわけではないから
スキマ時間を上手く利用していかないとね[/voice]

[voice icon=”https://profoundium.com/wp-content/uploads/2020/03/profoundium-female-english-learner-smile.png” name=”ゆうき” type=”l”]そうね。
私も仕事と子育てで勉強に使える時間も日によってバラバラだから
工夫して時間を作っていくわ。[/voice]

                      

下記の動画は音読を飽きずに続けていくためのコツをご紹介している動画です。
楽しく続けていける手助けになるのでチェックしてみてくださいね。⇓⇓⇓

英語の音読に最適な教材とは?

英語の音読をするにも様々な教材があって悩んでしまいますよね。

いくら音読が英語の学習にいいといってもあなたの現在の英語のレベルと程遠い教材を選んでいては効果はでません。

これから英語を勉強する人は基礎的な教材を選んで学習しましょう。
ここではこれから英語の音読学習を始めてみようと思っている方向けの音読学習に適した参考書をご紹介します。

下記の参考書で学習して音読の楽しさを実感し、基礎をしっかりと築いていきましょう!

英会話・ぜったい・音読 【入門編】—英語の基礎回路を作る本

英文は、中学1年~2年生の内容となっており12レッスンが用意されています。
もちろんシーディー付きで音声を聞きながら音読学習をすることができますよ!

1レッスン30回音読すれば、30回×12レッスン=360回も音読することになります。

みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング

英文の内容としては中学レベルの英文となっているので、しばらく英語から離れていたけど勉強し直したい方に最適の内容となっています。

シーディー付きで音読に必要な音声も網羅していているので音読学習の取っ掛かりとして最適な教材となっていますよ。

さあ、音読だ~4技能を伸ばす英語教育法~

音読の教材とは異なりますが、英語学習において音読がいかに必要で、効果があるのかわかりやすく書いてある本です。

筆者は予備校講師で英語を教えている方ですが受験生に限定せず、英語を学ぶ方全員にためになる内容になっております。

私自身、この方の音読学習方を取り入れて効果が出ました。
音読の効果についてもっと知りたい方はぜひ読んでみてください。

まとめ

今回の記事では、英語における音読について書いてきました。

音読は、英語の能力を向上する方法として有効な方法の1つです。
正しいやり方で実践すれば、必ず効果がでるのでやってみることをオススメします。

今回の記事のまとめは、下記の3つです。

今回のまとめ

・音読の効果は、速読ができるようになる・リスニング能力が向上する・英文の定着が早くなる。

・音読の方法は、文の内容・文法を理解➡音声で5回➡自分で5回音読➡音声と音読を5回繰り返す。

・英語初心者は、中学生レベルの英文でシーディー付きの参考書からはじめる。

サイトには他にも英語学習に関する記事があるのでチェックしてみてくださいね。⇓⇓⇓

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