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英語の書き写し?英語の写経の効果を徹底解説!例文やおすすめ教材も紹介!

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英語を学ぶ上で、書き写し…すなわち写経をする事がどれだけ効果的かをご存知ですか?

「書いて写すだけって…自己満足で終わるんじゃないの?」

「効率悪そう…」

そんな風に思われるかもしれません。

以前の私も、そう思っていたうちの一人なんです。

しかし、断言します。

英語の書き写し、写経は非常に優れた勉強法であると!

本記事では、以下の6点から英語の書き写しについてお伝えします。

  1. 英語の書き写し?英語の写経とは?
  2. 英語の写経のやり方
  3. 英語の写経の絶対にやってはいけないやり方
  4. 英語の写経の効果
  5. 英語の写経のおすすめ教材
  6. 英語の写経の例文

私自身、英語の写経を”正しく”行うことが出来たおかげで、英検準一級の英作文で、英作文に苦手意識があったにも関わらずたった1か月の対策で得点源にする事が出来ました。

この記事を読み終わる頃には、アナタも短期間で成果を出せる英語の写経のやり方が身についていますよ!

この記事でわかること|タップで飛べる目次

筆者

たかまさ

元トラックの運転手で無気力な生活を送っていたが、30歳で英語力ゼロから英語学習を始めて英語が話せるようになり、世界が広がって人生が楽しくなる。その後、外資系企業に転職し、現在は米国勤務。TOEIC920英検準1級・留学3カ国・アメリカ人と結婚・英語サービス体験50社以上

英語の書き写し?英語の写経とは?

英語の写経とは、自分が書けるようになりたい英文のモデルエッセイを書き写すことで、自分のライティングスキルを向上させる勉強方法です。

大学受験で”英作文”を経験された方はやった事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、最近だと英検で2級から英作文が課されていますよね?

そんな中で相手の提示するテーマに対して、どんな風に意見を展開して、どんな風に文章を構築していくか…それを感覚的に身につけていくための練習方法が、この英語の書き写しであり、写経だということです。

それでは、具体的にどんな風なやり方で進めていくべきかをお伝えしていきますね。

英語の写経のやり方

まず英語の写経に必要なものとして、「テーマ」と「モデルエッセイ」が必要になります。

一番手っ取り早いのは、英検やIELTS、大学入試など英作文問題を課している試験の過去問を使うことですね。

テーマとモデルエッセイ、そしてその日本語訳や解説が載っていることでしょう。

それらを揃えたら、提示されたテーマについて「自分だったらどう答えるか」について考えてみてください。
テーマについて肯定的か否定的か、なぜ肯定、否定なのかを整理してみるという事ですね。

そこまでいったら、モデルエッセイを見てノートなどに写経していきましょう。

重要なのは、先ほど整理した「自分だったらどう答えるか」についてモデルエッセイの書き方だったらどう書いていくのか?を意識して写経していくこと!
モデルエッセイから得られる書き方の”型”にのっとって、”自分ならこういう事を書く”という事を書けるようになるために、常に「自分の意見だったらこういう形になるのか…」と意識することで、”英作文の思考回路”が養われていくんです。

これを意識するのとしないのとでは効果に歴然とした差が生まれてしまいます!

それでは、それを意識せずにやってしまうとどうなってしまうのでしょうか?

英語の写経|せっかくの効果を”半減”させてしまわないための意識とは?

英語の写経においても、絶対にやってはいけないやり方も存在します。

それは、思考停止でただ英文を書いていくだけの、ただの書き写し!

英語の写経を行うことのゴールは、”自分の言葉で”モデルエッセイのような英文を書けるようになる事にあります。

先述した”英作文の思考回路”を養うための英語の写経ですが、ただの作業になってしまうと、せっかくの写経もその効果を大きく損なってしまいます。

なので、しっかりと思考回路を養うためにも、常に「自分だったらこう書く」という事を意識しながら英作文の”型”を身につけていくのが黄金パターンということになります。

英語の写経のやり方について、とても分かりやすくまとめた動画がありましたので、そちらもご参照ください↓↓↓
(補足:「東京外国語大学の入試に効果のあった英作文動画」とありますが、ライティングの全てにおいて同じことが言えます)↓↓↓

効果

①英作文のルールと頻出表現をパターン化出来る

日本語の作文でも、話し言葉を使用しない、段落のはじめはひとマスあけて書き始めるなど、細かなルールや適切な表現がありますよね?

それは、英作文にも同じことが言えます。

もちろん話し言葉や略語(Wanna, Gonna, Won’tやAin’tなど)は避けなければならないですし、逆に頻繁に用いられる表現も存在します。(For these reasons mentioned aboveなど)

こと試験においては、その試験でどんな表現や構成が好まれるかを把握出来て、なおかつ実際にモデルエッセイを写経する事で”自分の英作文パターン”にまで落とし込むことが出来るので、本当に最適な勉強方法ですね!

②テーマに対しての”受け答えパターン”が形成される

英作文のテーマって、日本語でもちょっと考えるような内容が多いとは思いませんか?

  • 近年、結婚は過去に比べて重要ではなくなってきているか?
  • 先進国はこれまで以上に貧困国に支援をするべきか?
  • 日本において医師の不足に対する措置は十分か?

など、一見すると様々な見方が出来る社会的なテーマが用いられます。

それを「○○語以内で…もしくは○○語以上で」といったように語数制限もかけられるので面喰ってしまいそうです。

しかし英語の写経をしていくとそんなテーマに対して、様々な肯定パターンと否定パターンを英文で何度も書いていく事で、素早くテーマに対して自分の英作文パターンを形成出来るようになります。

「あー、こういうテーマに対してはこんな風に解答するのかぁ」
というイメージが付くとスムーズに解答出来るようになるという事ですね。

③上記2点を”型”として落とし込むことが出来る

”型”というと、どんなものを想像しますか?
空手の”型”のように最適な動きを何度もこなすことで、試合でも無駄のない動きで攻める事が出来るような、そんなイメージをしてくださるとだいぶ近いですね。

そう、モデルエッセイの表現や構成を何度も写経していくことで、その”最適な動き”が蓄積されて、提示されたテーマに対して自分の頭に浮かんだことを、より最適に近い形で構築する事が出来るようになります。

それが、モデルエッセイを”自分の型”として落とし込むという事!

そしてそれは、ただ頻出の表現や構成を頭に入れるだけでは出来ない、写経を通して何度も”自分の手で書く”事でしか身につけられないものでもあるんです!

冒頭でも少し触れましたが、私なんかは英作文の経験がなくって、それどころか小論文の書き方もかじっていなかったので、英作文に対して非常に強い苦手意識があったんですね。

しかし、モデルエッセイを写経していくうちに「えっ、こんなんで良いの?」という気持ちにさえなれてきたんです。

類似したテーマに対していくつもの肯定否定のパターンを見てきているわけですし、表現と構成も「こういう主張の時はこの表現、こういう主張ではこの構成が良いな」というのを瞬時に当てはめることが出来るようになるんです。

そうなってしまえば、最初は面喰ってしまっていた社会的で議論の余地がありそうなテーマにも、「あ、意外とすんなり150語以上書けたぞ?」というような感覚でしっかりとした英文エッセイが書けるようになりますよ!

④え?スピーキング力も向上するんですか?

英語の写経でスピーキングも?ライティングだけじゃなくて?
そう思われる方も当然いらっしゃるかと思います。

上記3つでは主に”英作文(ライティング)”スキルの上昇について焦点を合わせてお話してきましたし、メインはライティングスキルの向上というイメージで間違いありません。

しかし問われたテーマに対して即座に構成を考えて意見を述べる術というのは、スピーキング力にも直結するとは思いませんか?

外国人の友達に「○○についてはどう思う?」と問われた時に、瞬時に「賛成(反対)だよ。理由はうーんと、大きく〇個あって…」という思考回路が出来るのって、非常に強いんですね。

事実、私が英検準一級のスピーキング試験を受けた時、対策する期間が2週間しかなかったのですが、そんな中で英語の写経で培った表現と構成力がそのまま役に立ち、結果合格点にかなり余裕を持って合格する事が出来たんです。

自分の中に、意見を述べる際の表現力を持つという点で、スピーキングにも非常に高い効果があるという事ですね。

英語の写経のおすすめ教材

英語の書き写しをする際の教材は、 自分が目標にする英語資格などの試験の過去問に取り組むのがおすすめ!

その試験のモデルエッセイを深く知る事で、その試験がどんな解答を求めているのかをイメージしやすくなりますし、その結果試験で自分が作文しているイメージがついて成果を感じやすいです。

↑↑↑英検の英作文対策にはこの一冊がおすすめです。
というのも、私がやった英検準一級の対策は8割これなんです。

英検の過去問の王道といえば後述もする旺文社の「全問題集」ですが、リーディング、リスニング、ライティングを合わせて演習出来るのは6回。

6回でもたくさんの演習には変わらないのですが、特定のジャンル(この場合はライティングですね)を集中して対策したい場合は、そのジャンルに特化してもっとたくさん回したいですよね?

そこで私はこの「英検準一級 英作文問題完全制覇」に取り組んだんですが、まず”良い意味で”ボリューム満点!

英検の英作文問題(ひいてはスピーキング試験でも)で問われるであろうテーマをなんと24個(全問題集の4倍!)も備えています!

そしてその24個のテーマに対して、肯定と否定の側面からモデルエッセイが備えられているので、計48個ものモデルエッセイに触れることが出来ます。

全体を見ると

  1. 英検の英作文の構成、形式などについての解説
  2. 意見の述べ方や理由の提示についてのフレーズパターン
  3. 話題別使えるフレーズ集
  4. 実践問題24


の4つに分かれていますが、
私はいきなり実践問題24の書き写しから入りました。

というのも、実践問題24は「それまでの3つの要素の集大成として実際の問題ベースでやってみましょう」というようなイメージですので、実践問題を書き写していく事でそれまでの3つの要素を実戦ベースで身につけていくような感覚でやっていくのが良いです。

その方が時間効率も良いですし、このやり方が正攻法とすら思っています。
それまでの3つの章は、表現の補強として補足的に覚えていくくらいのイメージで大丈夫です。

10~15くらいをこなす頃には
「あ~こんな感じで書いていけば良いのか!」
というのが”体感で”わかるようになってきますよ!

問題(テーマ)のクオリティも実際の試験の難易度や傾向をしっかり模しているので、やった分だけしっかりと成果に直結します。

英作文はおろか、日本語の小論文すらも経験が無かった私さえこの1冊で英作文を得点源に出来たくらいなので、自信を持っておすすめ出来る一冊です。

↑↑↑英検の過去問と言えばこの一冊。

英作文だけではなくリーディング、リスニング(スクリプトのみ。音声は別売CD)も全て込みで6回分も収録されています。

実際に出題された過去問とそのモデルエッセイから、その傾向と構成、表現を取り入れる事が出来ます。

英作文の経験がある人はこの1冊で十分かと思います。
「あぁ、英検の英作文はこんな感じで書けば良いのね」という感覚を掴む分には6回というのは適切ですしね。

↑↑↑TOEICスピーキング&ライティングの公式教材です。

レビューを見ていると「構成が良くない、解説が不親切、見づらい」との意見がありますが
リーディングとリスニングがかなりメジャーなTOEICにおいてスピーキング&ライティングを受ける方というのは、既にリーディング&リスニングでOver 800レベルの方が多い印象です。

その上で書き写しで得られる効果は「感覚、思考回路を掴む」というところが大きいですから、やはり公式の問題集に取り掛かるのがベターです。

英語の写経|良質な例文が無料で読めるところは?

以上のように、英語の書き写しのやり方や得られる効果についてお伝えして来ましたが、「なんとなくまだイメージがつきづらいな…」という方もいらっしゃるのでは?

そこで、どんな文章を書き写していくかをイメージしやすいように例文をいくつかご紹介していきますね。

①英検各級の過去問
↑↑↑上のリンクから英検協会の開示する「英検各級の過去問」ページに飛ぶ事が出来ます。

英検協会はホームページで最新の過去問を3回分開示しているので上手く使うと良いですよ!

最初はパッと見て「ちょっと難しそうかも」と思うかもしれないですが、書き写していく事で徐々にパターンをつかめるようになっていくので安心してください。

日本語訳や解説はありませんが、実際の英検のライティングで扱われるテーマや、モデルエッセイを見る事が出来るので
「どの級でどんなテーマが出題されて、どんな風に解答するのが良いんだろう?」
というイメージをつけるのにはとても良いです。

②TOEICスピーキング&ライティングのハンドブック
↑↑↑上のリンクからTOEICスピーキング&ライティングのサンプルハンドブックに飛ぶ事が出来ます。

こちらは、モデルエッセイが「3点のケース」と「2点のケース」に分かれていて、「どんな文章が何点の配点になるのか」のイメージが付きやすくて良いですね。

こちらもシンプルな文章だけあって、書き写していく事で「あっこんなんで良いんだ」という印象が持てるようになるはずです。

英語の写経は手書きとタイピングのどっちでやるべき?時間はどのくらいかかる?

英語の写経、手書きとタイピングではどう違う?

英語の書き写しをする上で、「手書きとタイピング、どう違う?」と気になった方もいるのでは?

これには個人差があるのですが、書き写していく上で手で書いていくのとタイピングをしていくのとでは以下のような違いがあります。

  • 書き写しにかかる時間
  • どの試験に効果的か

「それじゃあ、具体的にどれくらい差が生じるの?
と気になった方も多いはず… というか、私も気になりました笑

なので私自身が実際に同じ英文で英語の写経を手書きとタイピングで行い、時間を計ってみましたので見てみましょう。

自分が写経をしたときにかかった時間|手書きとタイピング

実際に自分が手書きとタイピングで145語の英文を写経した時にかかった時間を図ったら、以下の通りになりました。
(写経した英文は2019年第3回の英検準一級のモデルエッセイです。)↓↓↓

方法 一文の写経にかかった時間 全文(145語)の写経にかかった時間
手書き 58秒 11分
タイピング 31秒 7分26秒

タイピングの方が3分の2以上早く写経出来ていることがわかりますね。

補足をしておくと、私は英文に関してそれほど速いタイピング速度ではないです。
英文になるとタッチタイピング(キーボードを見ずにタイピングをすること)の精度がガクっと落ちるので。

もちろん素早く写経出来る方が回転率も上がって良いですよね!

それでは、素早く書き写し出来るタイピングの方が写経するのに最適な方法なのでしょうか?

実はこれだけ時間短縮になるタイピングでの書き写しよりも、手書きの方が効果が高い場合もあります。

ではそれぞれどんな場合に効果が高いのかお伝えしていきましょう。

どっちでやるべき?|大事なのは臨場感と自分の直感

手書きとタイピング、どっちでやるべきかを分かつポイントは以下の2点です。

  1. どこに向かって英作文力を鍛えたいのか
  2. 記憶方法として、タイピングと手書きどちらがしっくり来るか

①どこに向かって英作文力を鍛えたいのか
あなたは英語の書き写しを通して何が出来るようになりたいですか?

  • 英検対策ですか?
  • TOEIC-SW、TOEFLのライティング対策?
  • それとも、英文メールを書けるようになるため?

英語の写経をする上で、目標を立ててそこに焦点をあてる事は非常に重要になります。

というのも、英検の筆記試験は解答用紙に直接手書きで書く必要がありますし、TOEIC-SWやTOEFLのライティングではタイピングで解答する必要があるんですよね。

それこそ、英検のライティングでは手書きで解答する必要があるのに、タイピングで練習していたがためにいざ本番で手書きで書いてみるとスペルが出てこなかったり(いつもと違うやり方で本番を迎えると本当にこういうことが起こり得ます。)
逆に手書きでのみ勉強していたがために、タイピングの速度が付いてこずに時間をロスしてしまう事もあるでしょう。

だからこそ、英作文能力と同時に「手書き」もしくは「タイピング」のスキルも同時に磨いていくのがベストだということですね。

言い換えれば、自分が目指す試験や英作文をするシチュエーションでの”臨場感”を得るために、自分が勉強する先を見据えて、手書きかタイピングを選択するのが最適だと言う事も出来ます。

自分がどこに”臨場感”を得るかを明確にするのが重要だということですね。

②記憶の手段として、どちらが自分にしっくり来るか
何かを覚えようとする時に、手で書いて覚えると効率よく覚えられるイメージってありますよね?

そのイメージってばっちり正しくて、何かを覚える際に手を使う事が非常に効果的なのは、ここでお伝えしてきた分だけでも十分にわかりますよね。

しかしその”手を使う”というのも、「紙に書く」という事がベストだったり「タイピングで入力する事」が同じくらい効果があったり、人によって違うという事をご存知でしたか?

情報知識学会誌のレポートによると、

「手書きチーム」が少ない記録文字数にもかかわらず効率的に得点を挙げたのに対し、「PC チーム」は記録文字数の多さが、内容理解解答や上司への報告書作成時に非効率性を招いたとも考えられる。
(出典:情報知識学会誌 2010 Vol. 20, No. 1)

としつつも、同時に

業務情報を「記憶にとどめる、理解する」為には「(手書き/PC 問わず)記録する」事は必須である事が本実験結果からも見て取れる。しかし同時に、今後の更なる PC の普及や業務上での活用環境の拡大を通じてリテラシー、スキルが強化されてゆく事で、PC を使った記録手法は、その記憶定着や内容理解・文章化効果の点で従来の手書き記録手法を上回る可能性が示唆されたとも考えられ、これ事は大きな発見であった。
(出典:情報知識学会誌 2010 Vol. 20, No. 1)

としています。

つまり、依然手書きの方が内容理解をする際の優位性は高いものの、それはパソコンでの入力のスキルやリテラシーによって十分にパソコン入力が手書きの優位性を上回り得る…という事なんですよね。

さらに

「手書きチーム」の得点上位者のメモでは、重要度や強弱に応じた文字サイズの書き分けや丸で囲む、矢印で要素間の関係を表す等の工夫が見られ、メモを見ただけでも、どの様な話の流れであったかが理解できるものとなっていた

(出典:情報知識学会誌 2010 Vol. 20, No. 1)

としているため、写経で”型”を得ていく上での内容理解とは少し違った形での優位性だと解釈する事も出来るんですよね。
写経では図解などは用いませんし、品詞分解的な理解の仕方も書いていきながら同時にやりますしね。

と、引用した調査報告書の引用をそのままにお伝えしたので回りくどい言い方になってしまいましたが、簡潔に言い換えてしまえば、「手書きの方が内容理解に効果あるけど、パソコンでの入力慣れしてるならタイピングでも同じかそれ以上の効果も期待できるよ!」という認識で大差ないという事ですね。(だいぶ簡潔な言い方ですが笑)

こうした理由から、今のあなたに必要な”臨場感”と、あなた自身の”どちらがしっくり来るか”という2点から、手書きとタイピングのどちらで挑むのが最適かがわかる、ということが言えます。

手書きとタイピングでそれぞれ最適なシチュエーションをざっくりとまとめると以下のようになります↓↓↓

手書き タイピング
英検など手書きでの解答が求められる試験に有効 TOEIC-SW、TOEFLなどタイピングでの解答が求められる試験に有効
タイピングよりも手書きの方が理解が進むと感じた場合に有効 手書きと同じだけの理解をタイピングでも可能だと感じた場合有効

英語の写経まとめ

今回は以下の7つに分けて、英語の書き写しについてお伝えしてきました。

  1. 英語の書き写し、英語の写経とは、英文のモデルエッセイを書き写していく事で自分の意見を述べる際の”英文の型”を身につけていく方法である。
  2. 英語の写経のやり方は、テーマとモデルエッセイを用意して(試験の過去問を用意すると両者を一気に手に入れやすい)、「自分の意見だったらモデルエッセイの構成を用いて、どんな言い方が出来るか」を意識して書き写していく
  3. 絶対に避けたいのは、「ただ書き写すだけの作業」にならない事。思考が止まっては、いざ自分の意見を書く時に上手く写経の効果を発揮できない。
  4. 英語の写経には、英作文の際のルールや、意見を述べる時の頻出フレーズなどを”型”として落とし込み、ライティングスキルのみならずスピーキングスキルをも向上させることが出来る効果がある
  5. 英語の写経をする上で、努力が成果に直結しやすく、成果が見えやすい”試験の過去問”を教材として用いるのがおすすめ。
  6. 英語の写経をする時に、手書きとタイピングのそれぞれに利点があり、自分の感覚で”しっくりくる方”で取り組むのがおすすめ。
  7. 英語の写経をする上で、例文を見る事が出来るので参考にしてみるのもおすすめ。

英語を勉強する上で英文を”そのまま書き写す”事によって、大きな成果が得られるという事は想像しづらいかもしれません。

しかし、もうあなたは、なぜ英文を書き写す事が大きな成果に繋がるのか、どんな事に注意して写経していくと良いかを知っています。

私自身も英語の写経を行い、1か月という短期間で英検準一級のライティングを大きな得点源とした事からかなり自信がつきました。
ぜひこの記事でお伝えしたことを活用して、あなたもライティングスキルの上昇を加速させてください!

Profoundiumでは、他にも役立つ英語を効果的に学べる勉強方法を紹介しています↓↓↓

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